攻撃型UAVスポーンに対する変更



攻撃型UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)のスポーンに関する下記の変更を行いました:

  • 攻撃型UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)のスポーンポイントを2か所から1か所に減少しました。
  • このスポーンポイントは、バトルエリアから約10km、高さ4km離れた位置に配置されるようになりました。

  • このバランスの変更により、ドローンの効率に影響を与えることなく、より簡単に攻撃型UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)に対応することが可能になりました。

    攻撃型UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)は、長距離用の強力な武器と優れた光学装置を備えている反面、飛行特性はトップランクのジェット機には劣るといった、バランスを取るのが困難な、相反する特性を有します。有人航空機は対空射撃を回避する飛行特性を備えていますが、攻撃型ドローンはその飛行特性を備えていません。そのため、UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)がその効果を発揮する唯一の方法は、射程または探知範囲外にいるしかなく、これまでのスポーンポイントはこれらを考慮して配置されていました。しかし、UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)がレーダー範囲外の高度でスポーンした後に、ドローンがあらゆる目標を即座に攻撃できる一方で、UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)自体は熱線映像装置でしか探知できないため、この方法はドローンにあまりに過剰な効率を与えていることがバトルで実証されました。

    この問題を解決するために、攻撃型ドローンのスポーンポイントを戦場から遠くに移動し(戦車戦エリアの中心地から約10km~11km)、高度も3000m~4000mへ下げることにしました。このようにスポーンポイントを配置すれば、攻撃型UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)は対空レーダーの画面上に表示されるものの、ほとんどの対空ミサイルの射撃可能範囲外になります。それと同時に、ドローンの武器の射程距離を考慮した場合、敵のSPAAG(対空自走砲)が自分たちのリスポーンゾーンから操縦されているのであれば、相手チームのマップの半分にいる敵を攻撃することが可能です。陣地の奥にいる目標を攻撃する必要がある場合、ドローンは敵の防空ゾーンに侵入するか、レーダー探知範囲を迂回して時間をかけなければなりません。

    これらの変更により、地上車両の破壊に要する時間が延長され、相手チームに空中のドローンの存在に関する情報を多く提供するため、全体的な効果が減少することになります。私たちは、UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)の効率の変化に注視しながら、必要に応じてリスポーンポイントのコストに変更を加える予定です。