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ノースアメリカン P-51 D-5マスタング 2016-08-09 16:00

P-51マスタング戦闘機の起源は1939年までさかのぼることができます。それは、イギリス空軍がカリフォルニア州のイングルウッドのノースアメリカン・アビエーション(NAA)の工場に、ホーク81として知られるカーチス製P-40トマホークの輸出型のライセンスを受けてイギリス空軍向けに製造するよう依頼した時です。しかし、NAAの設計士は新しく発明した層流翼を使ってP-40よりも優れた航空機を設計できると思っていました。設計は、同じエンジンのアリソンV-1710-F3Rを基盤としています。新しい戦闘機の提案が1940年1月にイギリスに快く受け入れられ、NA-73Xとして知られるプロトタイプの開発が始まった。1940年10月26日の初飛行のあと、イギリス空軍は現在マスタングMk.Ⅰとして知られる戦闘機を320機発注しました。アメリカ陸軍航空軍もまた、2機のプロトタイプを1941年に引き取りました。これらは、XP-51として設計されました。

第375飛行隊
ノースアメリカンP-51 D-5 マスタング

1942年、アメリカ陸軍航空軍は新型戦闘機としてP-51Aの実戦への配備を承認しました。当時マスタングは優れた戦闘機と考えられていましたが、イングルウッド工場の設計士は引き続き設計の改善を図っていました。アリソンエンジンは低高度での性能はとても高いものの、高高度ではマスタングの性能が低いという問題がありました。この問題は、ロンドンのアメリカ大使館付武官のトーマス・ヒッチコック少佐の提案を受けて、アリソンエンジンがパッカード製のロールスロイスマーリン61と取り替えられたP-51Bの発明とともに改善されました。この変更によってP-51の高高度での性能がB型とC型の改良型で急激に改善されました。1944年には、工場は新たにP-51Dモデルの生産を開始。エンジンの変更だけでなく、新型のマスタングはブローニングM2機関銃を4丁から6丁に増設し、水滴型のバブルキャノピーと新たな照準器を取り付けました。このモデルは、第二次世界大戦中の最高の航空戦闘機の1つで、最も生産された改良型でした。

ゲームでは、P-51D-5はⅣランクの戦闘機で、実戦バトルで5.0のバトルレーティングを持っています。P-51のプレイスタイルは、以前の他アメリカ航空機とかなり似通っています。この新戦闘機をうまく操作するコツは、常にスピードアップを心がけること。スピードが上がるにつれて、マスタングの操作特性は急激に改善します。その性質上、低高度の空中戦には向きません。その代わりに、P-51は、高いスピードを駆使した上空からの攻撃を得意とします。マスタングはエネルギーファイター志向のブーム&ズームの動作に秀でており、急降下時に非常に効率的に加速することでエネルギーの消費を抑え、高い重力抵抗を有する。これらは、攻撃を猛スピードで回避することや、後尾につかれたり接近回避の際に回避マニューバをとるのに役立ちます。多くのブーム&ズーム航空機と同様に、高度とスピードの優位性が、戦闘状況を決定づける重要な要因であることをP-51のパイロットは忘れてはなりません。

第308飛行隊
ノースアメリカンP-51 D-5 マスタング

理論上は、マスタングの武装は6丁のブローニングM2機関銃で、それほど特別には見えません。アメリカ航空機の操縦に慣れているプレイヤーは、P-40キティホークやF6Fヘルキャットのような戦闘機をすでに見ているので、マスタングにはあまり興味をそそられないかもしれません。しかし、P-51は、徹甲曳光焼夷弾のフル搭載を可能にする曳光弾帯を取り付けることができます。このため、マスタングの攻撃は非常に致死性の高いものとなりました。翼部に搭載された武器とともに、火力量の威力を最大限に引き出すために銃器の一点集中で狙いをつけるようにすることが必須です。2080発という大容量の弾倉を備え、パイロットの射撃にある程度の自由を効かせたが、白熱したドッグファイトの最中に銃器のカチッという空音に驚くことがないように、常に残弾数には注意すべきです。

総体的に、P-51マスタングはとても頑強でアメリカ戦闘機パイロットにとって満足のいく航空機です。その優れたハイスピードな操作特性、秀逸なエネルギー維持力、強力な武装をもった一級の戦闘機である。マスタングはまた、アメリカのトップジェット戦闘機F-86セイバーへと通じるあなたの入り口ともなるでしょう。


著者:アダム・「BONKERS」・リジウィック