エコノミーアップデート:ロードマップ進行状況III


『War Thunder』ロードマップで発表した改善について、皆さまに進行状況をお知らせします。今回は、プレミアムアカウントの改善、フレンドリーファイアで破壊された場合の修理コスト無料化、バトル後に報酬の詳細ログ、プレミアム兵器の無料バックアップ、チームメイトの支援により獲得可能なミッションポイント、射撃統制システムの複数操作モードのメカニクス改善など、多岐にわたる変更についてご説明します!

プレミアムアカウント改善


プレミアムアカウントの所有者全員が「保険」を受け取ることになります。バトルの結果によってシルバーライオン(SL)が受取よりも支払が上回った場合、兵器の自動修理とバトル後の弾薬の自動補充に対する補填が行われます。 修理や弾薬補充の補填を受けるには、バトルに参加する前に「バトル後に全兵器を自動的に修理する(Automatically repair all vehicles after the battle)」と「バトル後に消費した弾薬を自動的に購入する(Automatically purchase spent ammunition after the battle)」にチェックを入れる必要があります。費用の補償は、味方を破壊した場合のペナルティを除く(味方を破壊した場合は補償されません)、セッション中にどれだけ稼いだかに基づいて計算されます。

例えば、バトルで10,000シルバーライオン(以下:SL)を獲得したものの、味方をキルしたペナルティとして、3,000SLを失った場合の最終的な収入は7,000SLになります。このセッションで修理と弾薬の補充に12,000SLを消費したとすると、その補償額は5,000SLではなく2,000SLとなり、結果として合計3,000SLを支払うことになります。この支払われる額は、味方をキルした場合のペナルティによって発生したものと同額です。 フレンドリーキルがなければ、常に損益分岐点になるか、消費した以上のSLを獲得することになります。

費用の補填は、バトル終了時に報酬リストに追加され、バトルの統計画面や戦闘結果を含む個人メッセージにも表示されます。


味方に破壊された兵器の無料修理


これは単純に、味方のフレンドリーファイア(友好的な射撃ではない)によって兵器が破壊された場合、バトル後に修理コストを支払う必要がなくなったことを意味します。また、修理はないもののペアでリスポーンするモード (例:航空シミュレーターバトル(Simulator Battle:SB)) では、味方によって自身の兵器が破壊された場合、そのセッション内における同じ兵器の次のリスポーンが無料になります。

バトル終了後に報酬の詳細ログ


個人のメッセージウィンドウに報酬テーブルを追加し、バトルの結果がより見やすく表示されるようになりました。これはバトル後に表示される統計画面に似ていますが、各行にはポップアップのツールチップが表示され、各報酬とともにアクションが実行された時のタイムスタンプが記されます。また、さまざまなアクションと兵器の報酬を比較できるよう、いくつかのパラメーターを追加することで明確化しています。

詳細なログは、次の主なゲームモードでのみ利用可能です: 地上アーケードバトル(Arcade Battle:AB)/リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)/シミュレーターバトル(Simulator Battle:SB)、航空アーケードバトル(Arcade Battle:AB)/リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)/シミュレーターバトル(Simulator Battle:SB)、艦艇アーケードバトル(Arcade Battle:AB)/リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)、ヘリコプターバトル



詳細なバトルの結果をクリップボードにコピーし、オンラインで共有したり、分析したりする機能も追加しました。


詳細なログは、プレイヤーが報酬を受け取ることになる主な行動をすべて表示します。ただし、「ヒット」は除きますが、今後テストとさらなる改良を経た後に追加する可能性もあります。また、「指令」のようにプレイヤーの直接的な行動と関連しないアクションに関する報酬も、テストを行った後に追加するかもしれません。個別の行に表示されなかった報酬については、すべて「その他の報酬(Other rewards)」の下に表示されます。

プレミアム兵器のバックアップ兵器無料追加


プレミアム兵器またはパックの兵器を購入する際、兵器ランクに応じた特定の数のバックアップ兵器を受け取るようになり、それが購入前に表示されるようになりました。




チームメイトへの支援に対するミッションポイント


味方の修理や消火の支援を行うことで、ミッションポイントを獲得できるようになりました。獲得できるポイント数はゲームモードによって異なります。地上戦では、1回の修理の支援につき40ミッションポイントを1セッションにつき10回まで(フェアにプレイしていれば、通常1回のセッションで10回以上味方を修理することはないため、反則の可能性を排除するために上限を設定)、さらに1回の消火につき150ポイント(上限なし)を獲得可能です。海戦では1回の修理につき10ポイントを1セッションにつき10回まで受け取ることができます。これは、海戦では修理の支援に犠牲や労力を必要とせず、味方の近くにいれば自動的に行われるため、地上戦よりも与えられるポイントは少なくなります。

射撃統制における複数操作モード改善


砲手が気絶した場合、車長による射撃統制システムの複数操作が可能になるまで遅延が発生するようになりました。操作を引き継ぐ車長は、砲手の交代を示すインジケーターを囲む円形のインジケーターでマークされます。砲手が気絶した際に車長用サイトに「複数操作(duplicate)」モードが使用されている場合、車長は遅延なしで射撃管制システムを引き継ぐことができます。

今回は以上となりますが、私たちは『War Thunder』を改善する作業に引き続き取り組んでいます。進捗状況は下記のインフォグラフィックをご覧ください:


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