エルコ社製77フィート型魚雷艇PT-20:強力な予備部隊

今日ご紹介するのは、アメリカのエルコ社製77フィート型魚雷艇PT-20です。
この魚雷艇は戦闘海域において非常にすばらしい性能を発揮します。
以前にもアメリカのElectric Launch Company(略してElCO=エルコ社)が製造した船艇として
ケネディが乗船していたことで有名なPT-109をみなさまにご紹介しました。
War Thunderのアメリカ海軍の開発ツリーには77フィート型魚雷艇PT-20を含む、エルコ社によって開発された船艇が数多く存在します。
この魚雷艇はアメリカ海軍ツリーのランク1に登場します。
War Thunderの戦闘ではプレイヤーの皆さまにとって身近なものになることでしょう。






1940年の夏、アメリカ海軍の司令部は旧式で低出力の18インチ(457mm)口径の魚雷を
新しい21インチ(533mm)口径の魚雷と取り替えるよう要求しました。
口径を拡大すれば魚雷の長さも拡大することになります。
しかし、当時製造されていた魚雷艇の全長はたったの70フィートで、より大きな魚雷発射管を収容できるような大きさではありませんでした。
新しい魚雷輸送船の製造と開発をできる限り早く開始するため、エルコ社のエンジニアたちは
従来指令を受けていた魚雷艇プロジェクトの設計を部分的に変更し、船の長さを7フィート拡大することを提案しました。
この変更が加えられた最初の船がPT-20であり、PT-20は魚雷艇の新しいシリーズの先駆者となりました。






次にゲーム内の船を見てみましょう。
PT-20は中型船(全長23.5メートル)で中速、最高速度は41ノット(時速約75km)に達します。
装備はと言うと、ランクⅠとしては申し分ありません!
対になった大口径のブローニング機関銃2基を船体の側面に沿ってフェアリング内部に搭載しています。






砲塔を360度回転することはできませんが(発射角には制限があります)、
PT-20を襲撃しようと試みる同じ時代の船や小さな航空機相手に優れた能力を発揮します。
この船は4基の魚雷発射管に533mm魚雷を搭載しています。
さらにランクの高い船でもこれと全く同じ魚雷を目にすることがあるでしょう。
船の司令官はただうまく照準を合わせるだけで水上の敵を撃退することができます。残りの仕事はこの魚雷がやってくれるのです。






エルコ社製77フィート型魚雷艇PT-20はWar Thunderの小艦隊での戦いにおける優秀な予備船です。
この美しく危険な船は、海戦のクローズドβテストの初戦で登場します。ぜひご参加ください!



The War Thunder Team!