砲安定装置

砲安定装置とは、戦車砲の目標に対する照準精度を改善し、
移動により車体が振動しているときでも照準を保持(安定化)する装置です。
この装置により車両の移動中や一時的な停車でも、効率的に狙いを定めた射撃を行うことが可能になります。







戦車戦では目標の探知から有効な一撃を与えるまでの
反応時間と射撃の精度が生死を分けます。

戦車の安定装置は戦車砲の垂直面(仰角)のスピードに合わせて再現されますが、
現在のところ、特定の車両では、このスピードが全体的に高いものとなっています。
もちろんこれでも、移動中または一時的な停車後の発砲を容易にはしますが、安定装置と射撃管制装置を完全に再現できているとは言えません。
精密な安定装置が導入されれば、特別な装備を持つ車両の垂直面におけるスピードは、現実と同じ数値まで引き下げられるでしょう。


この新機能により、歴史的に砲安定化装置を備えていた車両がさらに現実感溢れるものになります。

歴史的に戦車砲の安定装置が搭載されていた全装甲車両では、デフォルトでこの装置を使用できるようになります。
レバーを使用して戦車砲の狙いを定めることのできる戦車については、従来通り、照準装置を用いて照準を合わせます。
前述の戦車で安定装置を使用するボタンを押すと、戦車砲が解除されると同時に安定化モードが有効になります。