陸上自衛隊90式戦車(Type 90) - ライト級の強打者
2018-05-11 19:06
解説
90(きゅうまる)式戦車は、旧型の61式戦車と74式戦車の代替車両として、1980年代後半に開発された日本の第三世代の主力戦車です。間もなくやってくるアップデート1.79で、日本の戦車ファンの皆さまは、『War Thunder』のトップランクの戦闘に君臨する待望の90式戦車の
登場を目の当たりにすることとなります!
『War Thunder』では、90式戦車は日本ツリーの上位ランクであるランクVIの新しい車両として、すべてのプレイヤーの皆さまが使用することができます。前車両から全体的に多くの改良を施したことにより、90式戦車は日本の戦車兵の皆さまに、トップでの戦闘がどんなものかを最初に体験させてくれる機会を与えてくれます。もともとT-72戦車の対抗に開発されたため、この試みを成功させるのに90式戦車に
完全な武装を施す必要があったことは、最初から明白でした。すでにゲーム内に登場しているレオパルト2Kに搭載されている砲と同様の砲が
搭載されているため、90式戦車の乗員は、この優れた弾道力学に期待することができます。砲安定装置付きの自動装填装置を備えた強力な砲があるため、間近に迫った脅威をどのように対処するかを考えている時、90式戦車の乗員には様々な選択の自由があります。
離れた場所から目標を攻撃したり、近距離で小競り合いをしたり、高速度で移動する戦闘を行ったりなど、90式戦車はほぼすべての戦闘状況に
対応し、戦場での突然の出来事にも素早く適応することができます。
当時、最新鋭の装甲車両と戦うために設計されているため、90式戦車は目標を破壊することに優れているだけではなく、
敵からの攻撃を確実に対処できるようにする必要がありました。
前方の突出部分においての戦車の防御は、砲塔と車体の複合装甲によって補われています。
しかし、戦闘室を覆っている特別な装甲がある区画はとても限られているため、常に車両の前面を敵に向けておく必要があります。
砲塔と車体の側面の防御は、小口径の銃弾や砲弾の破片からのダメージに対してのみ有効です。砲塔の後部に備わっている弾薬庫が破壊されるような貫通攻撃を受けた場合、M1エイブラムスと同様に、90式戦車は弾薬の誘爆から乗員を守ることができます。
前面装甲と巧妙に配置されているブローオフパネルが、直接攻撃を受けた場合でも、戦車を不測の戦闘不能状態から防ぐことは可能ですが、攻撃を避けることが何よりも効果的です。また、自動装填装置が備わったソ連戦車と同様に、たったの3名の乗組員しか車両に乗り込むことができません。90式戦車の搭乗志願者の皆さまにとって幸運なことは、乗組員数が少ないため、1,500馬力出力可能なエンジンを簡単に搭載することができるということです。戦車の重量は50トンを越しているにも関わらず、高出力の三菱エンジンにより、90式戦車は舗装路で最高速度時速70km、
非舗装路で時速32kmの速度を出すことができます。この良好な機動性により、90式戦車は作戦位置につくまでの時間を削減でき、
その位置が危険となった場合でも、直ちに別の位置につくことができます。
さらに、74式戦車よりかなり簡略化されていますが、90式戦車の制御可能なサスペンションにより、操縦手は車両を平らではない土地に適応させたり、例えば反射面上で砲の角度が上がってしまうなどの砲の操作に対しての悪影響を無効にすることができます。
90式戦車は、実戦で使用されることはありませんでしたが、『War Thunder』のプレイヤーの皆さまには、アップデート1.79で、90式戦車と同時期に存在した戦車と交戦するチャンスがあります。『War Thunder』の新しいアップデートの情報をお見逃しなく!
またお会いしましょう!
The War Thunder Team