RBにおける地上車両の新しい修理とダメージメカニクス

今回は、地上車両のリアリスティックバトル(RB)での修理とダメージのメカニクスに対して実施の可能性がある変更点について
お話したいと思います。皆さまもご存知の通り、現在は拠点にいることで、修理キットがなくても、複数の兵器の修理が可能です。
損傷した戦車が仲間から支援を得られない場合、戦闘終了するまでその戦車は操縦不能、または戦闘不能のままとなります。
しかし、修理キットを開発している戦車は、10-30秒(損傷状況と搭乗員の状態、搭乗員のスキルレベルによる)の間に損傷を修理することが可能です。
これこそがまさにゲームの機能です。

最近の改造に関して行われたすべての変更についての議論後、
下記の点を考慮に入れる必要があると判断したため、修理機能を修正することに決めました:

 

・改造した車両と改造していない車両間にある戦闘準備状態を回復させる機能の差を減らします。
・与えるダメージ量の重要性の観点から、地上車両のリアリスティックバトルの現在のゲームプレイを維持します。
・改造していない車両のためにゲームをより面白くします。

 

 

したがって、すべての車両で常時使用できる応急修理を追加することで、クリティカルヒットのダメージにおけるメカニクスを変更する予定です。


新しい応急修理機能は、以下のように機能します:

1. 破損したエンジンは、車両の動きを完全に20秒間妨げ、その後、車両の元の40%の機能が回復します。
2. 破損した変速機は、車両の動きを完全に20秒間妨げ、その後、車両の元のギア変速段は半分に減少します。
3. 破損した旋回装置は、砲塔または砲の回転(旋回)を15秒間妨げ、その後、回転速度は3度/秒に制限されます。
4. 破損した仰俯機構は、砲が損傷した時の位置から±1.5度まで砲の上昇範囲を制限します。
5. 破壊された砲身は、発射すると大きなペナルティ:弾の分散が20倍になり、砲弾の徹甲能力と初速が2分の1になります。

地上車両が改造で修理キットを研究している場合、プレイヤーはその修理キットを使って、常時修理を開始し、
車両を完全に戦闘準備状態に戻すことが可能です。しかし、この改造がない場合は、占領したポイントに辿り着き、完全修理を行う必要があります。
その一方で、軽装備に対して分隊メンバーや味方から修理援助を受けるという選択肢は完全にそのままです。
車両の機能を一部修復できる自動修理と手動で機能を完全修復の過程は、並行して行うことができ、互いに影響を与えません。

これらの変更がリアリスティックバトルでの戦闘の基本的な仕組みを変えずに、格納庫にある地上車両のゲームプレイにプラスの効果をもたらし、
機能を単純化することができると私たちは考えています。プレイヤーの皆さまがこれに関する建設的な対話に参加することを願い、
私たちは皆様のコメントを楽しみにしています。(リンク先は英語表記です。)

少し説明を加えて改めて強調しますが、この変更の目的は、改造の研究が進んでいない車両でのゲームをより楽しくすることです。

これらの変更によって、リアリスティックバトルのゲームプレイの基本を変更したり、発生したダメージがゲームの状況に
どのような影響を与えるかについて変更したりする予定はありません。敵に機能的破損を与えた場合、
完全に敵を破壊するまで一定の時間がありますが、それができなかった場合、敵はしばらくすると修理が完了し、
再びあなたを脅かす存在となります。敵と戦う時、敵が改造で「修理キット」を開発していないことに期待することはできないのです。
この点は新しいメカニクスでも同様で、変わるのは改造を研究していないプレイヤーのみ、例えば、占領したポイントに到着し、
そこで修理をするか、修理を支援してくれたり、絶望的な状況で援護してくれたりする味方に近づくチャンスが高くなることです。

 

この議論の結果に基づいたこれらのメカニクスの様々な選択肢を検討したいと思っています。
例えば、射撃が完全に無効になっている中で、(修理キットに匹敵する)一定の間に損傷した砲身に対して何かを行うことや、
または損傷した武器のメカニクスを全く変更せず、機動性だけを回復するなどです。
私たちの経験上、砲へのクリティカルダメージは十分深刻なので、このようにRB用のメカニクスを実装することが可能であると判断しました。
しかし、武器に関するメカニクスの批判があまりにも多かったため、他の選択肢を考えさせられました。
したがって、皆様からの実用的で建設的な提案やご意見が聞けることを期待しています。


 

The War Thunder Team