開発者たちがお答えします!

親愛なるプレイヤーの皆さまへ


Q&Aについて、再び『War Thunder』プロデューサーのヴィヤチェスラフ・ブラーニコフと一緒にお答えします!


航空機



Q. 計画中のスウェーデンの航空ツリーへJ34(スウェーデン向けホーカー ハンタージェット戦闘機の派生型)が含まれていません。
この航空機は、より最近の国内設計(サーブ 35「ドラケン」やサーブ 37「ビゲン」)が登場する前のスウェーデン製ジェット機において非常に重要な役割でした。
今後、ツリーに登場する予定はありますか?また、アフターバーナーを装備したユニークなJ34ハンターのスウェーデン製試作機もあります。


A. ツリーの構想の告知において、私たちは通常、最も近いアップデートで登場予定の航空機や他の兵器を紹介しています。他の航空機に関しては、スウェーデン航空ツリーに多くの追加を計画しているため、しばらくしたらハンターも追加するかもしれません。




Q. 中距離空対空ミサイルを実装する計画にすでに着手していますか?


A. ミサイルそのものとミサイルの制御システムの技術的な実装には、既存のミサイルに対していくつかの変更を施す必要があるため、有視界距離を超えたミサイルの戦闘システムの開発に取り組んでいます。しかし、このようなミサイルや対抗システムをプレイヤーが円滑に使用するにはどのようなゲームの仕組みが必要となるでしょうか。これは難しい質問です。私たちは、このようなミサイルが発射されたことさえもわからないような回避不可能で「突然の死」をもたらす兵器にしたくない一方で、全く不要なものにするのも理由もありません。




Q. 航空機の対抗策を追加する予定はありますか?
「Phantom FGR Mk 2 Aircrew Manual - Weapon System Second Edition」によると、FGR.2にはMod. 855にチャフ/フレアシステムを
搭載し、MiG-21SMTも対抗システムの改良型を搭載していました。


A. はい、実際に搭載されているようにフレアやレーダー警報受信機のような航空機用の防御システムを追加する予定です。




Q. 現実の航空機の近いものへ航空機の照準器の性能を向上させる予定はありますか?


A. 明確な質問の意図が分かりかねるため、この質問に対して答えることはできませんが、電波測距儀を備えたジャイロ式照準器はすでに以前よりも現実に即して機能している、ということは言えます。
この照準器は目標への距離と飛行パラメータを考慮しており、また、プラットフォームの制限を考慮した発射解析を表示します。




Q. リアリスティックバトルの協同戦において、ATGM(対戦車用誘導ミサイル)を装備したヘリコプターをバトルの開始時から使用することができ、無誘導式航空用ロケット弾を装備した航空機で多くのリスポーンスコアの獲得が必要となるのはなぜでしょうか?変更する予定はありますか?


A. これには複数の理由があります。主な理由の一つに、ヘリコプターが敵の拠点を占領できることが挙げられます。
これにより、チームのバランスが酷く不均衡だった場合でも、撃破や拠点の占領により勝利することが可能になります。
これは航空機の場合ではありません。リスポーンスコアのそもそもの意図は「一方のチームは航空機で、もう一方のチームは地上車両」といった非常にアンバランスな兵器のプリセットが作られる可能性に制限を設けることでした。



地上車両



Q. 一部の戦車の車体には、未だ機能的な機関銃が備え付けられていません。さらに、日本やドイツの中ランクに位置する一部の戦車には、上部に対空機関銃が設置されておらず、アメリカやソ連の車両には搭載されています。全車両への機関銃の搭載に現在も取り組んでいますか?
連合国の戦車と同様に日本とドイツの戦車にも据え付けの対空機関銃を搭載する予定はありますか?


A. 機関銃を追加する時、厳密にいえば「再設置する」時、私たちはまず同軸機関銃や対空砲などの最も必要不可欠で有益なものを取り入れます。攻撃用機関銃は、実際には視程の低さと射撃範囲の狭さにより能率が低いため、ゲーム内では他に機関銃を持たない兵器の例外として登場しました。特にドイツの自走砲または同軸機関銃を有さないとても奇妙な設計を持つ日本の戦車です。ライフル口径の対空機関銃に関しては、ゲーム内で航空機および地上目標に対しての効果が非常に低いと言えます。これにより、ゲームに追加する優先度も非常に低く、多数の優先度の高いタスクから着手していますため、可能な時にはこれらを追加し続ける予定です。




Q. 「ZSU-23-4 シルカ」に続き、「ZSU-37-2 エニセイ」の実装を期待しています。ほとんどの他の国家はこのような兵器を所有しています。
この兵器の実装をまだ計画していますか?


A. はい、計画しています。




Q. 中国の陸軍ツリーの低ランクにある対空自走砲やトップランクの車両にもっと力を入れるべきだと思います。
今年、このツリーにユニークな兵器を追加する予定はありますか?


A. はい、中国の陸軍研究ツリーの低ランクと高ランクの両方において、良い対空砲を備えた兵器が不足しており困っています。
私たちはこの状況を把握しているため、現在、中国の対空自走砲のモデルを複数開発しており、年内に追加する予定です。




Q. 現在のゲーム内環境において、地上車両には対ヘリコプター用防御であるレーザー警告システムが必要不可欠だと思います。
開発する予定はありますか?


A. 技術的には、このようなシステムを実装するのは簡単です。しかし、問題は、ゲーム内においてこのような警告システムを搭載した車両がまだ非常に少ないということです。




Q. 長期に渡り遅延信管を有する榴弾の運動エネルギーによる貫通を有効にしなかったのはなぜでしょうか?


A. これまでと同様、徹甲弾の運動エネルギーによる貫通は、様々な情報源から取り入れているため、一時的に全榴弾を移動し、すぐに信管で起動できるようにしました。要するに、爆発の爆発的作用でのみ装甲を貫通することができるということです。今後、運動エネルギーによる貫通の計算式に関して、榴弾の係数を選択し、わずかな遅延を伴う信管を戻す予定です。一般的には、榴弾の設定にさほど変更はありません。



ヘリコプター



Q. スウェーデン陸軍の発表により、スウェーデンのヘリコプターツリーも登場しますか?
または、少なくとも支援用のプレミアム兵器のヘリコプターが登場する可能性はありますか?


A.はい、今後、ゲーム内にスウェーデンのヘリコプターが登場する可能性は高いです。




Q. 一部のヘリコプターは、電子戦の装備や武器を搭載できたはずです。これは、先進航空機やレーダーを搭載した対空自走砲や地対空ミサイルの両方に対するユニークな手段となるでしょう。今後、ヘリコプターに実装する可能性はありますか?


A. 電子戦は非常に複雑ですが、興味深いです。現時点では電子戦に関するヘリコプターの開発を行っていませんが、今後登場する可能性はあります。




Q. イギリスツリーへのRooikat(ルーイカット/ローイカット)の登場に伴い、ユニークな南アフリカのヘリコプターが登場する可能性はありますか?例えば、Mi-24スーパーハインドやDenel(デネル)社のローイファルクなど。


A. その可能性がないとは言い切れません。



艦艇



Q. 昨年と比較すると、海軍ツリーは大幅に拡大されました。しかし、ランクIIに属する一部の艦艇に必要なRP(リサーチポイント)が270000 に対し、アドミラル・ヒッパーや、最上、ブルックリン、チャパエフは220000 RPで獲得することができます。
駆逐艦や巡洋艦は低ランクの艦艇よりも興味深く魅力的なため、低ランクの艦艇の研究を進める理由が見当たりません。
今後のアップデートにおいて、低ランクの艦艇を研究する価値を付与するために、海軍ツリーのエコノミーを見直す可能性はありますか?


A. 艦艇の研究におけるプレイヤーの進捗状況は、航空機や地上車両とは異なる原則に基づいて設計されています。研究の進捗は左から右、もしくは上から下の順に進んでいくため、全ランクの横軸において右端または最下部に位置する艦艇がトップランクの兵器です。そのため、価格は同等となり、より大型の艦艇より高価となる場合があります。大型艦艇で戦闘を好まない一部のプレイヤーにとって、これらの艦艇の研究が主な目的となっています。




Q. アップデート1.95と共に、スウェーデン空軍ツリーと陸軍ツリーが導入されましたが、今後スウェーデン、フィンランド、スカンジナビアの海軍ツリーを実装する予定はありますか?


A. 現在は他の国家の艦艇開発に取り組んでおり、スウェーデンの海軍ツリーに関してはまだ時期尚早です。




Q. 乗組員スキルを上げても、魚雷警報に一貫性がないように見受けられますが、このシステムを改善する予定はありますか?
もしくは、友軍の航空機が魚雷探知に役立つかもしれませんがいかがでしょう?


A. この質問に関して、開発チームは異なる観点から考えています。結論として、魚雷警報システムは一貫しています。
しかし、リアリスティックバトルでの魚雷の速度が比較的遅いため、自動探知の範囲がアーケードバトルより劣っていることも事実です。
また、魚雷による水中の泡の痕跡は長距離から探知することができます。航空機による探知支援は可能ですが、原則として魚雷の自動探知ではなく、地上戦における偵察と同様のメカニクスとなります。ですが、これは優れたアイデアであるため、このような機能を将来的に実装する可能性は十分にあります。



Q.艦艇の「X線」を改善する予定ありますか?隔壁や区画の仕切りを追加する計画はありますか?


A. 現時点では、隔壁と甲板は非常に詳細に再現されています。X線では表示されませんが、格納庫の「防護分析」機能で確認することができます。3ds Maxにおける艦艇の損傷モデルは下記の画像をご覧ください。





Q. 艦艇が使用可能な砲弾が2つの選択肢に限られているのはなぜですか?
結局のところ、多砲塔戦車などとは対照的に、艦艇を操作する時にキーボードの「3」と「4」を使用することはないのでしょうか?


A.キー「3」と「4」は使用されています。副武装の砲弾を選択する時に、キー「3」と「4」を使用します。
これは技術的な制限であり、将来的には取り除く可能性もありますが、ゲームコードに特定の変更を加える必要があります。



その他



Q. 部隊(Squadron)に所属しているほとんどのプレイヤーが部隊兵器を揃えてきていますが、新しい部隊兵器を追加する計画はありますか?


A. はい、定期的に部隊兵器を追加する予定です。




The War Thunder Team