ZSD-63:連装芝刈り機
2020-05-06 04:00
解説
ZSD-63は、近代的な移動式対空車両が早急に必要になったことを受け、
1980年代後半に63式装甲兵員輸送車を基盤に開発された中国のSPAA(対空自走砲)です。
ZSD-63はまもなく実施される大型アップデートと共に中国陸軍ツリーに仲間入りし、
強力な新機能で中国の対空自走砲ラインを拡大します!
簡潔に言うと、1980年代に63式装甲兵員輸送車を基盤に開発され、87式25mm連装機関砲を備えた中国の対空自走砲です。 |
ZSD-63 対空自走砲 中国 ランクII
長所
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短所
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『War Thunder』では、ZSD-63は新たな中国の低ランク対空自走砲として、
まもなく実施される大型アップデートで戦車兵の皆さまを待ち受けています。
新たにZSD-63が中国の低ランクに追加されることにより、中国の戦車兵の皆さまは、
空中の厄介な敵から地上の味方を防衛することが可能な対空自走砲が利用可能になります!
広く使用された63式装甲兵員輸送車の改造であるZSD-63対空自走砲の最大の特徴は、車体後方の上部に搭載された25mm連装対空砲です。
1門あたり毎分600発という高い発射速度と優れた制御機能を有したこの対空砲により、
ZSD-63は自信過剰で状況を把握できていないパイロットを上空から叩き落とすことができます。
軽装甲のZSD-63の存在は、軽装甲の戦闘車両に搭乗している敵の戦車兵を油断させますが、
ZSD-63のAP弾(徹甲弾)は軽装甲を簡単に貫通することができるため、結果としてZSD-63にとって公平なバトルを繰り広げることができます。
一方で、将来この車両の指揮官となる皆さまが対処すべき深刻な欠点が1つあります。
それは、ZSD-63の弾薬の供給量が非常に限られている点です。
実際、ZSD-63 は40発持つ弾薬ベルトを6本(1門あたり240発)、
合計480発の弾薬しか装備できないため、バトルでの装填はわずか6回となります。
そのため戦車兵の皆さまは、バトルで高い継戦力を維持するために慎重に弾薬を使用するか、
あるいは手近なキャプチャーポイントまでの距離を短く保ち、万が一弾薬が底を突いた時に補充できるようにしておく必要があります。
幸い、戦車兵の皆さまが上記の2つのうち機動性重視の戦術を選択した場合、ちょっとした朗報があります!
それは、ZSD-63がAPCのシャーシを基盤にしているため、たとえ不整地でも高い機動力を発揮できるということです。
260馬力出力可能なエンジンと比較的軽量な車体重量により、ZSD-63の最高速度は道路上で60 km/hと安定しており、
味方の前進にも十二分に歩調を合わせることができます。
残念なことに、多くの経験豊富な戦車兵の皆さまがご存じの通り、車両の重量の軽さは防御の軽薄さを意味します。
これはZSD-63において最も顕著であり、車両の搭乗員とモジュールの防御に最大わずか12mmの鋼板しかありません。
さらに、ZSD-63の砲塔はオープントップであるため、敵からの攻撃、特に航空機が行う機銃掃射攻撃に
多少晒されることとなります。そのため戦車兵の皆さまは、素晴らしい機動性を最大限に活かして頻繁に位置を変え、
可能な限り敵の視界に入らないようにする必要があります。
ZSD-63は、まもなく実施される大型アップデートと共に『War Thunder』の中国陸軍ツリーのランクIIに登場し、
すべての戦車兵の皆さまに利用可能となります。それまでは、次期大型アップデートに関する詳細情報をお見逃しなく。
それでは戦車兵の皆さま、よい狩りを!
The War Thunder Team