開発者たちがお答えします!

親愛なるプレイヤーの皆さまへQ&A

『War Thunder』プロデューサーのヴィヤチェスラフ・ブラーニコフが皆さまからの質問にお答えします!


航空機


Q. 中距離ミサイルと飛行速度が高速化し続けるトップランク航空機の導入により、
トップランクにおける航空リアリスティックバトル(RB: Realistic battle)のマップが以前にも増して窮屈になっています。
今後これを緩和する予定はありますか?


  • A. はい、私たちはすでに高ランクの戦闘エリアを拡大しており、今後も必要に応じて拡大していく予定です。





Q. 以前、ジャギュア GR.1およびジャギュア Aの両方はフレアを搭載することができました。
ゲーム内では現在、どちらの派生型もフレアを搭載していないにも関わらず、
フレアを搭載しているトップランクのジェット機と同じ位置にランク付けされています。
今後、これらの航空機を強化するにあたってフレアを導入する予定はありますか?


  • A. 現在ゲーム内に登場するジャギュア GR.1とジャギュア Aは、後の改良型にのみ搭載可能であるはずの
    Tracor(トラコー)社 AN/ALE-40フレア装置を搭載できる不適切な仕様になっていました。
    こちらは今後のアップデートで修正する予定です。フランスのジャギュア Aには、
    Matra-Philips(マトラ・フィリップス)社 ARAL 1A/1B Phimatシステムを独自に搭載していましたが、
    その搭載方式が異なっていました。こちらも今後のアップデートで正しくモデル化する予定です。
    イギリスのジャギュアGR.1(ゲーム内に登場していない改良型のGR.1Aと混同しないようにご注意ください)では、
    現実では対抗手段としてポッドの装着が可能ですが、ゲーム内への追加については未だに協議中です。





Q. IL-28Shに爆弾とミサイルを同時に搭載したり、ILの他の派生型が有する爆弾と
ミサイルの両方が含まれた兵装を使用することは可能ですか?
このような組み合わせの中には、最大積載量(3000kg未満)内で完璧に収まるものもあります。
例えば、1.5トンのミサイルと1.5トンの爆弾を搭載すれば3トンの積載量になります。
最大積載量は超過しておらず、武器の制御要素も異なるのに出来ない理由がわかりません。


  • A. 技術的に可能である場合、多数の懸架武装の組み合わせを追加しようと試みています。
    このオプションを検討し、今後のアップデートで追加する予定です。今後の記事をお見逃しなく。

 


地上車両


Q. 「戦車のみ」が参加できる常設モードがないのはなぜですか?

  • A. 『War Thunder』の主な特徴の一つである、異なる種類の兵器を一つのバトルに投入できるというものは、
    単なる戦車戦よりも面白いと私たちは考えています。加えて、ゲームには多くのモードがあるため、
    常設的に別の種類の戦車戦を追加することは、私たちの観点からすると意味がありません。





Q. NVD(暗視装置)をアンロックしていないプレイヤーが、夜戦のマッチに参加することがあります。
これらのプレイヤーは、すでに熱線映像装置や赤外線装置を所有しているプレイヤーには敵いません。
NVD(暗視装置)をアンロックしていない兵器を使用するプレイヤーが夜戦に参加するのを制限する計画はありますか?


  • A. そのような計画はありません。しかし私たちは、常に快晴かつ月明かりがある状態で夜戦が行われるように、
    天候と昼夜の時間帯を再構成しました。また、将来的に照明弾を実装する可能性もあります。





Q. スウェーデンのトップランクの主力戦車や兵器は、他のどの国家よりも全体的に修理コストが非常に高くなっています。
これにより、ゲームで4キル以上したとしても、1回の敗北で修理コストが報酬を上回ってしまうため、
多くのプレイヤーがこれらの兵器の研究およびプレイに対して意欲を失っています。
25000シルバーライオン以上の修理コストが掛からないように、これらのコストを見直してより良くバランスを取る計画はありますか?


  • A. 修理コストは人為的な制限ではなく、兵器の効率に応じて変化しています。
    修理コストは統計に基づいて常に更新されますが、修理コストを計算するためのアルゴリズムにいくつかの変更を加える予定です。
    これにより、Strv 122などの一部の兵器に対する修理コストは減少します。





Q. トップランクのバトルにおける一部のマップで、小さな派生マップを頻繁に見かけます。
これらのマップを区別して分離することで、低ランクの兵器は小さな派生マップで戦い、
現代的なトップランクの兵器はより広々としたマップでプレイするというのは可能ですか?
トップランクのゲームプレイはこれらのマップにはあまり適していません。


  • A. 「禁止マップ(banned maps)」と「嫌いなマップ(disliked maps)」の統計を見ると、そうではないことが分かります。
    トップランクのプレイヤーは大きなマップと小さなマップの両方を好む傾向にあり、どちらかと言えば後者の方が人気です。





Q. これまでのトップランクの主力戦車は、弱点を攻撃することでバランスが保たれていました。
しかし、容積測定の砲弾の導入によって弱点への攻撃に一貫性がなくなり、特定の兵器が他の兵器よりも有利になっています。
システムをより予測可能にするために、容積測定の計算にアルゴリズムを追加する計画はありますか?


  • A. ご存じの通り、トップランクで使用される砲弾は主にAPFSDS弾(装弾筒付翼安定徹甲弾)であり、
    このような砲弾の口径は砲の口径より小さく、通常は20mmから40mmしかありません。
    この場合、貫通力を計算するために「砲弾のサイズ」に関するメカニクスを実装することは、
    他のランクの戦車に比べ、その戦車が持つ脆弱な範囲数を大幅に減少する効果があります。
    さらに、最近のサーバーアップデートでは、トップランクの運動エネルギー弾に関連した、
    大角度での装甲貫通能力に関するいくつかの問題を修正しました。また、これらのメカニズムの修正と改良にも取り組んでいます。

 


その他


Q. 機雷の追加は大変興味深いですが、あまり長くもたないため戦術的な使用が制限されています。
今後、機雷の有効時間を見直す予定はありますか?


  • A. はい。見直しを行う予定です。





Q. Mac版とLinux版でのゲームの開発状況を教えてください。最近ではこれらのプラットフォームで不具合が増加し、
全体的な修正が減少しています。また、グラフィックスAPI「Vulkan」をサポートし、『War Thunder』に導入されますか?


  • A. これらのプラットフォームでの不具合は増加しておらず、クライアントの修正も迅速に行っているため、それが正しいとは言えません。また、最近ではMACユーザーに向けてMetal版が利用可能になり、肯定的なフィードバックが寄せられています。
    確かに不具合は発生していますが、その都度修正を行っており、この場合はOpen GL版を並行して使用することもできます。
    Linuxは、ディストリビューションやビルド、ドライバが異なるため複雑なプラットフォームではありますが、
    私たちは最善を尽くしています。




 

The War Thunder Team