大型アップデート「イクルワストライク(Ixwa Strike)」の新機能
2021-03-10 08:20
解説
戦術空対地ミサイル
新たな航空機とすでにプレイヤーの皆さまが研究可能な既存の航空機の武器プリセットに、戦術空対地ミサイルのモデルをいくつか追加します。
今回は、その中でも特別な2つのミサイルをご紹介します。
ゲーム内最大の誘導ミサイルとなるソ連のKh-29Lは、317kgの重量と徹甲榴弾の弾頭を有します。アフガニスタンでの戦闘中にこのミサイルの
最初の試験が行われ、その後、ロシア空軍の要望に合わせた改造や輸出用としての改造が施されながら使用され続けました。
Kh-29Lはレーダー・ホーミング方式を備えており、高精度武器の発射は、警報装置を持つ潜在的な敵兵器に探知される可能性があります。
大型アップデート「イクルワストライク(Ixwa Strike)」にて登場するもう一つのミサイル、アメリカの
AGM-65Aマーベリックミサイルには欠点がありません。電子光学のTV誘導方式はゲーム内特有のうえ、ミサイルの
目標から探知されることがなく、さらにこのミサイルは「ファイア・アンド・フォーゲット(撃ちっ放し能力)」モードで動作します。
電子光学のTVシーカーの欠点は、夜間、霧、大雨、または雲の中など、視界の悪い状況下ではミサイルを誘導できないということです。
命中時の新たな視覚効果
以前のアップデートでは、航空機と大口径の艦載砲に新たな視覚効果を導入しました。
今回は航空機、装甲車両、艦艇を含む全ゲーム内兵器において、7mm〜205mm口径の銃砲の命中時における視覚効果を更新します!
命中時の視覚効果における性質の変化は、特にコンクリート、金属、アスファルト、土などの硬い表面に対する射撃時に
顕著となります。そのため、様々な種類の表面、口径、発射体に対して全体的に統合した視覚効果を作成し、合計120種類以上の
新たな視覚効果を実現しました!
砲弾の着弾アニメーション
兵器カードで使用可能である様々な種類の砲弾にカーソルを合わせると、目標に対して砲弾がどのように作用するのかを確認できる視覚的な
アニメーションを表示することができます。例えば、徹甲弾の効果によって発生する戦車内や艦艇内の金属片、空中目標に衝突する
近接信管の爆発、対戦車誘導ミサイルの成型炸薬における噴射などのアニメーションを表示することができます。これらのアニメーション化された
弾薬の知識は、プレイヤーの皆さまが陸海空のあらゆる兵器が持つ多種多様な弾薬を選択するのに役立ちます。
チャフ(電波欺瞞紙)
大型アップデート「イクルワストライク(Ixwa Strike)」では、レーダーへの新たな対抗手段が登場します。レーダーを妨害する
ダイポール(電波反射体)、つまり「チャフ」です。チャフは、レーダー誘導ミサイルから防御するための偽の目標として、航空機の後方に
雲のように撒布される小さな物体(アルミ箔、金属化紙、繊維ガラス)のことを言い、単純且つ安価であるため電子妨害策として非常に一般的な
手段です。フレアと同様に、ダイポールの反射体は敵のミサイルを「欺く」ことで、コースから外したり追跡ミサイルが有する近接信管を
誘発させたりすることができ、さらには敵のレーダー上でデコイ(おとり)として機能させることも可能です。
The War Thunder Team