特集:ダッソーファミリー

すべての技術者が自分の会社を設立できるわけではありません。ターボジェットエンジンを発明したフランク・ホイットルのように、投資家を
見つけることや世間の関心を集めることに苦労する人もいれば、ウィリー・メッサーシュミットのように、会社を設立しても、結局はさらに大きな企業に吸収されてしまう人もいます。

しかし、マルセル・ダッソーと彼の会社では話が大きく異なります。1929年に設立されたDassault Aviation(ダッソー・アビアシオン)社は、
今もなお事業を続けています。戦前のフランスではピストンエンジンを搭載した航空機や、伝説的なジェット機であるミラージュを製造し、
現在もフランスにおける航空機製造業界で主要な役割を担っています。


※動画は英語音声となります。