ソ連の重戦車であるIS-2の試作車両で、100mm砲を装備したオブイェークト248が、まもなく開催されるバトルパスの新エイトスシーズン「フィールドテスティング(Field testing)」のメイン報酬として登場します!
オブイェークト248 重戦車 ソ連 ランクIV プレミアム
特徴:
効果的な100mm砲を搭載している点装填時間が長い点 | | 防御力が良好である点戦闘室のレイアウトが窮屈である点 |
ドイツの重戦車及び自走砲は非常に防御力に優れていたため、ソ連の技術者たちはそのようなドイツの怪物に対抗できるよう、ソ連の装甲車両により強力な火力を装備させる必要がありました。その試みの一つがIS-1とIS-2戦車に100mm砲を搭載することで、チェリャビンスクにある研究施設で開発された試作車両はそれぞれ「オブイェークト245」、「オブイェークト248」と名付けられました。まず、スヴェドロフスクの第9設計局で開発されたD-10 100mm戦車砲を受け取り、さらにモスクワ近辺の中央砲兵設計局(Central Artillery Design Bureau)で開発されたS-34砲がオブイェークト248に装備される予定でした。オブイェークト245では、IS-1戦車の砲塔に大幅な改造を施さずとも、新しい砲が問題なく戦車に適合しましたが、その姉妹プロジェクトには多大な労力が要されました。砲の防盾を変更するだけではなく、巨大な砲身尾部を有することから、すでに窮屈な砲塔にさらに乗員を「詰める」必要がありました。また、半自動の砲身尾部を整備するために、装填手は左側、車長と砲手の配置場所を右側に移動しました。供給口の部品と砲安定装置の設置がテストに間に合わなかったことに加え、工場でオブイェークト248を試験中に砲に多数の「初期トラブル」が発生し、その修正に時間を要する結果となりました。そしてほどなくして、オブイェークト248のさらなる開発は中止され、この戦車が大量生産されることはありませんでした。
実験的なオブイェークト248重戦車は、まもなく開催されるバトルパスの新エイトスシーズン「フィールドテスティング(Field testing)」のメイン報酬として登場します。『War Thunder』の地上戦において、由緒あるベテラン兵器であるIS-2の設計を基にしたこの戦車は、S-34 100mm砲に置き換えられています。古き良きIS-2は高い防御力と滑らかな弾道を持った122mm砲を有し、待ち伏せや長距離の決闘に長けた戦車ですが、主な欠点の一つとして装填時間が非常に長く、この戦車をプレイする際に突撃を積極的に行うことは困難となります。
オブイェークト248は、装甲貫通力と装填時間のバランスに優れています。100mm BR-412Bは、薬室へ装填される砲弾としてSU-100及びT-54戦車でお馴染みのAP弾(徹甲弾)であり、強力なIS-2の薬室へ装填される砲弾と同じ装甲貫通インジケーターを有していますが、実際に装填に要する時間はその半分に短縮されています!もちろん、爆発物の重量は比にならないほど軽量ではあるものの、敵の戦車の弾薬格納架を爆発させたり、重要なモジュールを破壊させたりするには十分であり、命中させて貫通するには事欠きません。
しかし、オブイェークト248はIS-2の欠点もいくつか引き継いでいます。車体上部の前面装甲には、残念ながら脆弱な範囲があるため、敵から車体を旋回させる必要があります。砲塔の乗員区画のレイアウトは、IS-2同様にさらに密集しています。攻撃が砲塔または砲塔リングの側面に頻繁に命中した場合、戦車は即座に格納庫に送られる可能性が非常に高いですが、ソ連の「ヘビー級」としての利点も兼ね備えています!まず、全体的な車体の防御力が優れており、砲塔で跳弾する可能性が高いことが挙げられます。次に、比較的良好な速度、特にその後進速度のおかげで、オブイェークト248を中戦車のようにプレイすることができ、遮蔽物から飛び出して攻撃し、再び身を隠して装填を行うことが可能です。
プレミアム兵器のオブイェークト248は、バトルパスの新シーズンでステージ75を完了することで獲得可能です。新エイトスシーズン「フィールドテスティング(Field testing)」のルールなどに関する情報をお見逃しなく!