1960年代後半にイギリス海軍で運用されたシーハリアーは、垂直/短距離離着陸(V/STOL)の性能を備えたイギリスのハリアージェット戦闘機の後期改良型です。『War Thunder』の大型アップデート「アペックスプレデターズ(Apex Predators)」の実施に伴い、新たな部隊兵器(Squadron vehicles)として、シーハリアー FRS.1が登場します。
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簡潔にいうと、海軍の作戦で運用するために、大幅に強化された武装類を有するハリアージェット戦闘機の艦上機型です。
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シーハリアー FRS.1 ジェット戦闘機 イギリス ランクVII 部隊兵器
特徴:
垂直離着陸(VTOL)能力を備えている点強化された副武装を有する点 | | スピードが亜音速な点積載量が制限されている点 |
ハリアー GR.1の運用が開始されるや否や、ホーカー・シドレー・グループ(Hawker Siddeley Group)は、1969年に海軍用の派生型の開発に着手しました。国防省から承認されて開発が進められたものの、当時は発注までに至りませんでした。ところが、1975年にこの状況は一変し、ホーカー・シドレー・グループ(Hawker Siddeley Group)に新しい全通甲板巡洋艦(インヴィンシブル級航空母艦)に搭載するための艦載機に25機発注されました。これと時を同じくして、この新たな艦上戦闘機には「シーハリアー(Sea Harrier)」という正式名称が与えられました。
1979年に就役したシーハリアーは、HMS インヴィンシブルに編成された第800飛行隊の一部として、配備される前に幅広いテストが行われました。シーハリアーが運用された中で最も注目するのは、1982年のフォークランド紛争への参加で、歴史に名を刻みました。アルゼンチン軍との戦闘において、シーハリアーは空中戦で1機も失うことなく、20機の航空機の撃墜に成功するという功績を上げました。ただ、残念ながら地上からの攻撃によって2機のシーハリアーが撃墜されてしまいました。
2006年に、シーハリアーを現役から退く決定が下され、27年以上に及ぶこの航空機の運用の歴史に幕が落とされました。イギリス海軍以外では、インド海軍がシーハリアーの唯一の運用国であり、艦隊に30機が導入され、2016年に退役しました。
『War Thunder』では、大型アップデート「アペックスプレデターズ(Apex Predators)」の一部としてシーハリアー FRS.1が登場し、新たな部隊兵器(Squadron vehicles)として、イギリスの熟練パイロットの皆さまを待ち受けます。ゲーム内で人気が高く、風変わりなV/STOL機のハリアーファミリーを拡張するとともに、皆さまお馴染みのハリアー GR.3と同様の性能を有し、空対空戦闘に適した幅広い武装に強化されています。
シーハリアー FRS.1の重要な役割の一つは、空の脅威から艦隊を守ることであるため、その空対空武装には大幅な改良が施されています。具体的には、技術者たちはシーハリアーに、ゲーム内で最も高性能な空対空ミサイルの一つで、非常に強力なAIM-9L サイドワインダーミサイルを装備可能にしました。シーハリアーはこのミサイル用にユニークなツインパイロンを有するため、AIM-9Lミサイルを一度に最大4発搭載することができます。

さらに、シーハリアーは陸上配備用のハリアー GR.1と比べると、大量の無誘導ロケットと1,000lb爆弾を1発追加で搭載することも可能です。これにより、シーハリアーの地上目標への攻撃能力が向上されるため、必ずや皆さまの役に立つでしょう。強化された武装を除けば、既に一部のイギリスの熟練パイロットの皆さまにはお馴染みのGR.3とはほぼ同じ特徴を有します。そのため、シーハリアーは優れた飛行特性を受け継いでいると同時に、当然ながらこの航空機ファミリーの有名な特徴である垂直離着陸(VTOL)能力も備えています。
シーハリアー FRS.1は、他の部隊兵器と同様に、部隊のアクティビティポイントとゴールデンイーグルの両方で入手可能です。また、部隊のアクティビティポイントは、プレイヤーが選択した部隊兵器の研究進捗に自動的に付与されるようになり、手動で分配する必要はなくなります。 『War Thunder』をプレイして、部隊に参加したり、自身の部隊に新兵を迎え入れたりしながら、新しいシーハリアーなどのユニークな部隊兵器を手に入れましょう!
The War Thunder Team