Mi-8汎用ヘリコプターを改修した強襲型は、専用の攻撃ヘリコプターに近い戦闘能力を有する「Flying IFV(空飛ぶ歩兵戦闘車)」として構想されました。
Mi-8TV 攻撃ヘリコプター ソ連 ランクV
特徴:
高い搭載量を有する点ファランガ対戦車誘導ミサイルを装備可能な点大きな機体が目立つ点
この戦闘支援用のMi-8は、1974年にMi-8Tモデルに基づいて開発されました。型式の「TV 」は、「Transportno-Vooruzhenny(Transport-Armed):輸送-武装」の略で、武装した輸送機を意味しています。このヘリコプターには、機首に可動式12.7mm機関銃が装備されているほか、ファランガ対戦車誘導ミサイルなどのさまざまな懸架武装が取り付け可能なパイロン6基が装備されています。この武装パッケージが施されたことによって、このヘリコプターの戦闘能力がMi-24の初期型とほぼ同等になりました。また、戦闘用に改造されたにもかかわらず、最大23名の兵士を輸送することができ、完全な兵員輸送機能を保持しています。また、窓に設置された小窓から個人用の携行武器で射撃することも可能です。Mi-8TVヘリコプターは、カザン航空機製造合同で限定的に生産され、Mi-24と共に様々な役割に従事し、国境警備隊や海軍航空隊にも提供されました。
すべてのヘリコプター航空ファンにとって喜ばしいニュースです。伝説のMi-8が『War Thunder』に登場します!ロケット弾、爆弾、対戦車誘導ミサイルまで搭載可能な世界で最も多く生産されているヘリコプターの強襲型を紹介します!Mi-8TVは大型アップデート「サンズオブアッティラ(Sons of Attila)」でソ連軍ヘリコプター部門のランクVに加わる予定です。
この新しい巨体の主な利点は、その印象的な搭載量の組み合わせにあり、ゲーム内の同ランクでは類を見ません。各250kgから500kgまでの通常爆弾と焼夷弾、最大射程距離4kmのファランガ-M対戦車ミサイル、最も印象的なのは、最大192発のS-5K 無誘導ロケット弾を搭載できることです。熟練したパイロットの皆さまが慎重に狙いを定めれば、敵陣にHEAT弾(対戦車榴弾)を浴びせることも可能です。
Mi-8TVの前方武装は12.7mm機関銃1挺のみで構成されています。どの方向にも部分的に角度をつけられるものの、完全に旋回することはできません。いずれにせよ、何も装備していないよりは良く、近距離の空中目標に対しては役立つでしょう。しかし、近距離での交戦においては、ほとんどの敵がより優れた武装を有するため、この機関銃を主要武器として考慮するべきではありません。
Mi-8TVはMi-4AVに比べると非常に高速ですが、決して俊敏性があるとは言えません。機体が大きいため、効果的な操縦が難しく、高速時の制御は特に困難となります。パイロットの皆さまはMi-8の飛行特性に依存するよりも、奇襲攻撃のために遮蔽物を利用する方が遥かに賢明でしょう。巨大で遠距離からでも発見しやすく、撃ち落とすのは非常に容易であるため、出撃を成功させるためには、敵に反応する時間をほとんど与えないことが重要です。パイロットの皆さまは、上空の高い位置に留まることを避け、無誘導ロケット弾や爆弾を装備している場合は遮蔽物を使用して近づく必要があります。
要約すると、Mi-8TVは初期型Mi-24の興味深い代替であり、航空ファンの皆さまにとっては必需品となります。なお、ドイツ軍パイロットの皆さまも「マリュートカ」対戦車ミサイルを最大6発搭載可能な輸出型Mi-8を入手可能です!次期大型アップデート「サンズオブアッティラ(Sons of Attila)」の実施後に格納庫を確認するのをお忘れなく!
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The War Thunder Team