世界で初めて量産された、この超音速航空機の改良型がソ連軍の航空機ツリーの新たな頂点を飾ることになります。
空対空ミサイルを搭載した輝かしいMiG-19PTをご紹介します!
|
簡潔に言うと、世界で初めて量産された超音速航空機であるMiG-19の改良型です。
アメリカのサイドワインダーとほぼ同じK-13 (P-3C)空対空ミサイルを搭載するために、特別にMiG-19PT改良型が開発されました。
|
1954年の初飛行を行った後、離陸後に水平飛行で音速の壁を破ることが可能な、
世界初の大量生産された航空機ということで、MiG-19は世界的に高い評価を得ました。
当時最も進歩した戦闘機でしたが、 MiG-19には操縦性に特定の問題があり、
具体的になったその他の改善点は、MiG-19の改良型に適用されました。
この戦闘機には、機体の飛行特性を著しく改善した全可動の垂直安定板と、改良した操縦装置と制動システム、
そして23mm機関砲の代わりに、新しくより強力な30mm機関砲が搭載されていました。
最も興味深い改造型の1つは、K-13(P-3C)空対空ミサイルを搭載するために特別に開発された、MiG-19PT迎撃戦闘機でした。
このミサイルは、ソ連が中国から手に入れた、非常によく出来ているアメリカのサイドワンダーに強く影響を受けたミサイルでした。
MiG-19PTの飛行試験は1964年に首尾よく完了し、その後、K-13ミサイルは戦闘機の全シリーズで使用され、
1980年代の終わりまで積極的に使用されていました。
MiG-19自体には何度か近代化改修が施され、多数の武力紛争に参戦しました。
]ソ連国内で2,000機以上のMiG-19が製造され、中国国内ではさらに多い、4,500機以上のMiGが製造されました。
|
興味深い事実:研究のためにソ連が中国から入手したサイドワンダーのうち1発は、
台湾のセイバーによって発射され、中国のMiG-17中で不発弾となったミサイルでした。
|
『War Thunder』では、MiG-19PTはソ連研究ツリー初のランクVIの超音速航空機で、空対空ミサイルを搭載した初のソ連航空機となります。
他国のライバルであるF-100D スーパーセイバーとは異なり、MiG-19PTは爆弾や無誘導ロケットを積載することはできませんが、
2基のターボジェットエンジンはMiGの上昇率と加速に利点をもたらします。
両方のエンジンは信じ難いほどの燃料を必要とし、WPEでの飛行時間を5-6分に制限します。
そのため、MiG-19PTのパイロットができる最も賢明なことは、戦闘の始まりに高高度に上昇し、
エンジンをより燃費の良いモードに切り替えることです。
前面武装を構成している30mm連装機関砲には十分な弾道特性があり、近い距離での爆発だけでも致命的なダメージを与えることができますが、
MiG-19がゲーム内で最も効果的に威力を発揮できる速度で標的を攻撃することは、そう容易なことではありません。
MiG-19PTの主要武器は、標的の後ろ半分に搭載されている、ジェットエンジン、ターボシャフトエンジン、
一部のピストンエンジンから発せられる熱性を確実に固定して追尾するK-13ミサイル2発です。
ゲーム内では、K-13の見た目はAIM-9B サイドワンダーと同じです。
一部の標的は3km以上の範囲でも固定追尾できますが、初期型の空対空ミサイルの飛行荷重は低く設計されているため、
予備エネルギーを保有する敵の操縦下では、非常に容易に攻撃が回避されてしまいます。
MiG-19PTは空対空ミサイルを搭載し、ゲーム内では最高の上昇速度を誇る、名高い超音速迎撃機です。
『War Thunder』アップデート1.85でランクVIのこの航空機が皆さまを待ち受けています。
パイロット諸君、準備してください!
その他の開発ブログ: