中国が初めて開発した装輪自走砲で、現在でもPLA(People’s Liberation Army:中国人民解放軍)によって
運用されているPTL02が『War Thunder』に登場します!
PTL02 自走砲 中国 ランクV
長所 暗視装置を搭載している点安定装置を搭載している点 | | 短所 防御が軽装甲な点他の装輪車両と比較して速度が控えめな点 |
1980年代後半、NORINCO( North Industries Corporation:中国北方工業公司)社が
PTL87(87式100mm装輪自走対戦車砲)のテストに成功しました。
有望なZSL-90(90式装甲兵員輸送車)の6x6シャーシと100mm対戦車砲が搭載されたこの試作車は、
テストに合格したにもかかわらず運用されることはありませんでした。
1990年代初頭、PLA(People’s Liberation Army:中国人民解放軍)が近代化を目指して軽機械化歩兵師団を編成したことを受け、
陸軍当局はこのプロジェクトに再び着手し始めました。
プロジェクトでは87式の研究が役立ち、2003年までに、中国で当時最新の装甲車両だったZSL92(92式装輪装甲車)やZSL92A(92A式装輪装甲車)と同様の6x6シャーシを有し、砲塔に100mm滑腔砲を搭載した歩兵支援用PTL02(02式100mm装輪自走対戦車砲)が登場しました。
この重さ19tの歩兵火力支援車両は、優れた機動性に加え、現代の主力戦車を除いた装甲車両や防御施設を効果的に破壊できる武装を誇ります。
PTL02の大量生産は2004年から始まり、このSPG(自走砲)は現在も中国軍で広く運用されています。
また、西側の弾薬用に改造された105mm砲を搭載した輸出用の派生型も生産されています。
『War Thunder』では、PTL02が中国の装甲車両技術ツリー内初の高ランク装輪車両として登場します。
ランクV~VIのセットアップには、防御が軽薄であるものの、軽量で優れた砲を搭載しているこの高ランクの駆逐戦車が必要不可欠でした。
APC(装甲兵員輸送車)に基づいて開発されたPTL02は、12.7mm機関銃よりも強力な武装からは防御することができず、
装輪式のシャーシは、無限軌道と比較するとオフロードでの性能がやや低下します。しかし、敵から身を隠すことができれば、
指揮官の皆さまは素晴らしい100mm口径の滑腔砲や優れた弾薬、砲安定装置、そして暗視装置を安心して自由に利用できます。
この中国の装輪車両は、ランクVIの戦車と交戦する際には、側面または後方から攻撃する必要がありますが、
初期の主力戦車の装甲には上手く対処することができます。
総合的に、PTL02はランクVの他の中戦車に引けを取らず、より安定性が優れたAPFSDS弾(装弾筒付翼安定徹甲弾)を有することから、
長距離射撃に特化した兵器として中国のBMP-1に代わる選択肢となります。『War Thunder』の次期大型アップデートにて、
中国初の装輪自走砲が皆さまの格納庫に登場します。それまでは、最新の情報を忘れずに確認しましょう!
The War Thunder Team