名を馳せた日本の戦闘機「零戦」の後期改良型である零戦五二型丙(A6M5c)は、先行機よりもはるかに強力な
重武装を備えています。次期大型アップデート「イクルワストライク(Ixwa Strike)」の実施に伴い、
零戦五二型丙がまもなく日本の航空機ツリーにおける零戦ファミリーを拡大します!
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簡潔に言うと、戦争後期における伝説的な「零戦」の改良型で、追加の重機関銃と副武装により火力がアップグレードされています。
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零戦五二型丙 戦闘機 日本 ランクIII
長所 零戦最重武装を搭載している点追加の副武装を搭載可能な点 | | 短所 性能が高くない点 |
1944年、日本の航空機技術者たちによる零式艦上戦闘機五二型(A6M5)における近代化の努力が実らず、
零戦五二型乙(A6M5b)は日本軍部の期待に応えることができませんでした。日本は時代遅れとなっていた
零戦の代替機を見出すことが出来ず、代替機として設計した航空機は、戦況が悪化の一途を辿る中で、
挫折やエンジン不足により難航しました。
アメリカの高高度爆撃による脅威増加に直面し、日本の技術者たちは連合軍が操縦する最新の航空機と比較すると
圧倒的に劣ることを承知の上、零式艦上戦闘機(A6M)の改良を続けるほかありませんでした。その結果、三菱重工業は
1944年9月に零戦五二型丙(A6M5c)の開発に至りました。戦争後期における「零」設計の改良型である零戦五二型丙は、
航空機が搭載可能な副武装の増加に加え、より強力な武装も搭載されました。
この航空機の試験では、重量の増加によって性能特性が先行機と比較して大幅に低下していることが判明しました。
そして、より強力な異なるエンジンの搭載が不可能であることから、性能が劣っているにもかかわらず、零戦五二型丙の
運用が開始されました。しかし、第二次世界大戦末期に生産を開始した時、すでに当時の日本の生産能力が低下していたため、
零戦五二型丙の生産数は少ないままとなりました。第二次世界大戦の終結までに90機以上の零戦五二型丙が三菱重工業によって生産され、
中島飛行機株式会社による生産情報はありません。
『War Thunder』では、次期大型アップデート「イクルワストライク(Ixwa Strike)」の実施に伴い、
この零戦五二型丙が新しいランクIIIの戦闘機として日本空軍ツリーに登場し、その武装を以て恐るべき
「零」ファミリーをさらに拡大します。「零」のトレードマークとも言える特徴をほぼ全て備えた零戦五二型丙は、
その性能を犠牲にすることで、古参の零戦たちを凌駕するほどの火力を有しています。
意欲溢れるパイロットの皆さまは、この火力がアップグレードされた零戦五二型の改良型を気に入ることでしょう。
先行機の零戦五二型乙と比較して、丙の改良型では機首左側のライフル口径の九七式7.7mm機銃1挺が取り除かれていますが、
皆さまお馴染みの九九式20mm機銃2挺は保持したまま、翼には三式13.2mm機銃2挺が追加で搭載されています。
その結果、5挺に増加した機関銃の総搭載数と大口径により、航空機撃墜における零戦五二型丙の有効性は非常に高くなっています!
さらに、零戦五二型丙の翼にはパイロンも追加されており、懸架武装の搭載能力が強化されています。
パイロンを使用した場合、この航空機は小型の爆弾10発、または大型のロケット榴弾2発を搭載することができます。
零の典型的な軽量構造を考慮すると、燃料タンクの防御、操縦席の装甲、そして先行機の派生型よりも著しく増加した火力は、
大幅な重量増加をもたらしています。重量が増加したことによりもたらされる悪影響は、特に零の操縦特性に精通している
パイロットの皆さまであればすぐにお分かりでしょう。つまり、航空機の上昇率、加速、および全体的な機動性が懸架武装によって低下し、
その結果、零戦五二型丙はより強力な敵機との空中戦において苦労する可能性がある、ということです。
しかし、中ランクの協同戦では低下した性能があまり悪影響を及ぼさず、追加された懸架武装により地上目標とより
効果的に交戦することができるため、最適な航空機の選択肢となる可能性があります。
零戦五二型丙は、『War Thunder』の次期大型アップデート「イクルワストライク(Ixwa Strike)」に伴い
日本空軍ツリーのランクIIIに登場し、すべてのパイロットの皆さまが研究可能となります。それまでは、
『War Thunder』の次期大型アップデートに関する情報も、最新の記事で忘れずに確認しましょう。
それではパイロットの皆さま、空での一掃をお楽しみください!
The War Thunder Team