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まもなく開催される工作イベントの報酬として、ソ連の実験車両SPG SU-76Dが『War Thunder』に登場します!
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SU-76D 自走砲 ソ連 ランクII プレミアム
長所 良好な砲を有する点車高が低い点プレミアムボーナスが獲得できる点 | |
短所 軽装甲な点
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戦争真っ只中のソ連では、様々な企業の設計チームが新しい兵器の開発を続けていました。
Gorky Automobile Plant(ゴーリキー自動車工場)では、密閉型キャビンとディーゼルエンジンを搭載した軽駆逐戦車の設計が提案されました。
この計画における提案の中に、シルエットが小さく、傾斜装甲を有する車両がありました。
76mmまたは57mm砲の搭載が想定されていたこの車両は、T-70軽戦車の改造された車体をシャーシとして利用する予定でした。
しかし、機関の問題が解決されなかったため、レンドリース法によるアメリカ製のGMC-71ディーゼルエンジンを使用するか、
アメリカ製と類似する国産エンジンの生産を開始するか、ソ連に残された選択肢はその2つでした。
このSPG(自走砲)の試作車両がテスト段階に到達した時、搭載予定だった76mm砲は当時ドイツが運用していた最新の装甲車両を破壊するにはすでに不十分となっていました。
この現実と、国産エンジンの調整における問題により、SU-76D(Dは「ディーゼル」の意)の計画は終了しました。
『War Thunder』の戦車兵の皆さまにお馴染みのSPG(自走砲)、SU-57Bが同設計チームによる2両目の車両となります。
バトルにおいてその実力を発揮しているこの車両の姉妹戦車を、ゲーム内に追加することにしました!
『War Thunder』の新しい工作イベントの報酬の一つとして登場するSU-76Dは、プレミアムボーナスを持つ低ランク帯の駆逐戦車です。
可能な限り低い車高、密閉型キャビン、そして正面の突起部への傾斜装甲の配置を特徴とした軽駆逐戦車の製造は、
ソ連の戦車工学において非常に興味深く独特なアイデアでした。
ソ連の車両と異なり、戦闘における有効性を証明して大量生産されたドイツの優れた38式軽駆逐戦車ヘッツァーも同じ原理に基づいて設計されています。
T-70軽戦車のシャーシを利用したSU-76Dの防御力は平凡であり、正面の突起部でさえもほぼすべての敵による貫通を許してしまう点は低ランクの他の兵器と同様であると言えます。しかし、密閉型キャビンは、敵の対空砲や航空機の機関銃から搭乗員を防御することができます。
76mm F-34砲は、汎用性の高いAPHE弾(徹甲榴弾)を搭載したT-34中戦車の初期生産型における砲弾の多様性と、
低ランクの兵器にしては有用な砲身を有するため、戦場のほぼすべての敵を貫通することが可能です。
SU-76Dの機動性は、軽量化されているにもかかわらず平均的であり、ディーゼルエンジンのパワーは十分ではありませんが、
平らな硬い表面上では最高速度36kphまで急速に到達することができます。
SU-76Dの主な利点の一つは、プレミアムボーナスを持つことです。
これにより、ランクI~IIIにおけるソ連のあらゆる装甲車両を迅速に研究し、バトルで追加のシルバーライオンを獲得可能です。
プレミアム兵器となるSU-76Dは、優れた砲を搭載している初心者用の興味深い自走砲です。
まもなく開催される『War Thunder』の4月の工作イベントでシンプルなタスクを完了すると、この新しい自走砲を皆さまの格納庫に追加することができます!それまでは、工作イベントに関する記事や情報をお見逃しなく!
The War Thunder Team