メカニック!(No.057)




今回のダイジェストでは、ゲームの改善と修正に関する取り組みについてご紹介します。公式サイトのチェンジログにて、これらすべての項目を確認することをお忘れなく。

時計仕掛けのごとく




私たちは、可能な限り安定したゲームを皆さまに提供できるよう日々尽力しています。一部のPC環境において、FPSが正常であるにもかかわらず、数回バトルに参加した後に画面がフリーズすることがありました。

この不具合は、皆さまからご報告いただいてからずっと調査を進めていましたが、難しい問題であることが判明しました。そのため、問題の原因を追究して解決するまでに時間を要しましたが、遂に修正することに成功しました!このフリーズは過去のものとなり、現在では遅延が発生することなくスムーズにプレイできるはずです。

火の抑制




一般的に火は美しいものであり、特に射撃と爆発をテーマとするゲームであればなおさらですが、節度をわきまえることも必要です。地上車両に搭載された対空機関砲でこのルールが守られていなかった結果、対空機関砲の照準器越しに射撃を行った場合、その閃光が視界を遮るだけになっていました。

これは不具合でした。私たちはこの閃光を削除し、対空機関砲や機関砲を搭載した多数の車両に曳光弾を残しました。

赤外線捜索追尾システムの修正




これは、熱線映像装置ではなく、より具体的なシステムの問題となります。

一部のSAM(Surface-to-Air Missile:地対空ミサイル)は、空中目標の熱線の跡に向かって捕捉及び追尾を行うメカニクスを備えており、航空機はそれに対しフレアを発射することができます。しかし、航空機やヘリコプターの中にはダイポール(電波反射体)反射体と呼ばれる、金属加工された薄い箔を使用したフレアを搭載しているものがあり、異なる誘導システムや追跡システムを欺く目的で設計されています。

ダイポールの反射体がIRST(infra-red search and track:赤外線捜索追尾)システムを混乱させていたことに起因しており、これは正しい挙動ではありませんでした。

私たちは科学的な方法を実践し、現在は敵のフレアだけがこのメカニクスを妨害することができるようになりました。

弾道計算機の修正




弾道計算機は、航空機の機関砲などの砲弾の落下予測位置を表示するためのものです。不具合が発生したことにより、弾道計算機のマーカーが航空機の後ろに表示されていました。この不具合は修正されたため、現在マーカーは正常に機能しています。

ちなみに、異なる機関砲や機関銃を装備している航空機の場合、パイロットの皆さまは一部の武器の照準を変更し、指定された距離で砲弾の重量及び口径に応じて、効果的な地点に発射することができる武器のオプション「垂直ターゲット」を使用しています。現在、垂直照準のオプションが有効になっている際も、弾道計算機マーカーがより正確に着弾点を示すようになりました。

更なる改善


今回のダイジェスト用に多数の役立つ修正と改善をご用意しました。別のチェンジログで作成した完全なリストを忘れずにご覧ください。興味深い変更が盛りだくさんです!


いつも『War Thunder』の特別なサービスから不具合報告を行っていただき、ありがとうございます。