HMS グローリアス:規格外な軍艦設計



HMS グローリアスは、第一次世界大戦時代のイギリスの巡洋戦艦であり、東側(バルト海)からドイツに侵攻するという野心的な作戦を遂行するために開発されました。この作戦が実行されることはありませんでしたが、その作戦に必要な艦艇自体は建造されました。艦長の皆さまには、『War Thunder』の次期大型アップデート「ファイア&アイス(Fire and Ice)」の一部として登場するこの型破りな設計をした軍艦を指揮する機会が訪れます!


 

簡潔に言うと、非常に軽装甲だが、機動性が高いイギリスの巡洋艦戦艦の設計で、15インチ砲を装備しています。



HMS グローリアス 巡洋戦艦 イギリス ランクV


特徴:


  • 強力な15インチ砲を装備している点
  • 非常に薄い装甲帯を有する点


  • 優れた機動性を有する点
  • 多数の副砲を装備している点
  • 対空防御が乏しい点




  • 『War Thunder』では、次期大型アップデート「ファイア&アイス(Fire and Ice)」の実施に伴い、HMS グローリアスがイギリスの「外洋海軍:大型艦(Blue-Water)」のトップランクにおける新たな巡洋戦艦となります。既に実装されているこの種類の軍艦とは異なり、HMS グローリアスは巡洋戦艦であるための意義を究極まで追求しています。あまり意味のない装甲を有している代わりに、強力な火力と機動性は群を抜いています。艦長諸君、艦艇において「ガラスの大砲」を極限まで究めたHMSグローリアスの登場です。


    上記で述べた通り、HMS グローリアスは強力な火力の持ち主です。戦場で対峙するであろう一部の戦艦には遠く及ばないものの、この軽量の艦には大型アップデート「ウィンドオブチェンジ(Wind of Change)」で登場した、HMS フッドと同じ15インチ(381mm)連装砲が2基装備されています。さらに、HMS グローリアスは、艦の上部構造全体にわたって装備された6基の4インチ(102mm)三連装砲によって海上目標に応戦することが可能です。対空兵装に関しては、控えめな3インチ(76mm)砲を2門装備しています。最後に、HMS グローリアスの武装を締めくくるのは、追加の533mm魚雷発射管14門ですが、2基の単装魚雷発射管が艦前方の砲塔の下に取り付けられており、残りの6基の連装魚雷発射管は艦尾に固定されています。その結果、HMS グローリアスはさまざまな海上目標と交戦可能ですが、この時代のほか多くの艦艇と同様、空襲に対して脆弱のままです。



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    一方で、イギリスの造船会社はHMS グローリアスに非常に薄い装甲を施しました。巡洋戦艦は本来、速力と火力を犠牲にして防御力を得るものですが、HMS グローリアスの場合は76mmの厚さの装甲帯という最低限の装甲しか持ち合わせていません。結果として、HMS グローリアスは戦間期の軽巡洋艦と同程度の防御力を有するため、重巡洋艦や特に戦艦から発射された大口径弾によるダメージを受けやすくなっています。そのため、艦長の皆さまがHMS グローリアスを指揮する場合には、攻撃の先陣に立つことは考え直すことをお勧めします。


     

    興味深い事実:航空母艦に改造されている間、HMS グローリアスの15インチ砲塔は倉庫に保管され、その後改良されてイギリス海軍最後の戦艦であるHMS ヴァンガードの艤装に再利用されました。



    しかし、過剰な装甲によって重量が増加していないということは、HMS グローリアスの排水量をむしろ低く抑えることができることを意味します。これを90,000馬力の推進システムと組み合わせることにより、32ノット(59 km/h)という驚異的な最高速力を実現したHMS グローリアスは、同じ艦隊の他の巡洋艦と歩調を合わせることができます。これは特に、艦長の皆さまが防空巡洋艦に追従する際の便利な特性で、HMS グローリアスの周囲の対空範囲を拡大することができるため、この艦の弱点の一つを解消することができます。



    『War Thunder』の次期大型アップデート「ファイア&アイス(Fire and Ice)」の実施に伴い、HMS グローリアスがプレイヤーの皆さまの港にまもなく登場します。それまでは、次期大型アップデートに関する記事や情報を見逃さないよう、水平線の監視を続けましょう!それでは艦長諸君、穏やかな波とよい狩りを!




    The War Thunder Team