メカニック!(No.069)


私たちは、『War Thunder』の改善と修正に継続的に取り組んでいます。今回のダイジェストでは、最近行われた最も顕著な変更点についてご紹介します。公式サイトのチェンジログにて、ゲームに実装されたすべてのアップデート情報を確認することができます。

インターフェース設定の拡張



前回の「メカニック!」では、戦闘における有用な行動に対する報酬システムの変更について詳しくご説明しましたが、今後は受け取った報酬に関するメッセージが表示されるようになりました。これより、航空シミュレーターバトル(Simulator Battle:SB)における各時間間隔の報酬や、現在の間隔が終了して次の間隔が開始された時の報酬を簡単に確認できるようになりました。

それと同時に、多数の通知が表示されることを好まないプレイヤーがいることも承知しているため、戦闘のインターフェース設定からこのメッセージを非表示にすることができます。さらに、これだけではありません!指令パネル、撃破された兵器のログ、チャットを非表示にすることも可能です。   

リードマーカーの修正



大型アップデート「アペックスプレデターズ(Apex Predators)」の実施後、SPAAG(対空自走砲)のリードマーカーに問題が発生しました。例えば、空中目標を捕捉する際、レーダーが長距離にいる敵の軌道を伝えることを拒否し、リードマーカーは3kmの距離にいる場合にのみ敵を表示していました。

また、武装として砲を有していないSPAAG(対空自走砲)には全く必要がないにもかかわらず、リードマーカーが表示されていました。私たちはこの問題の原因を突き止め、修正しました。

航空機用レーダーの改善



大型アップデート「アペックスプレデターズ(Apex Predators)」では、一部の航空機に備えられたレーダーに対する改善を行いました。これにより、空中目標の追尾モードの信頼性が向上するほか、探知から捕捉までを円滑に行えるようになりました。

MiG-23、MiG-29、F-16、Ja-37、ミラージュ F1において、空中戦での長距離の目標捕捉範囲を拡大しました。それでは、この変更がどのように機能するのかについてご説明します。レーダーで目標が探知すると、その範囲と方向が示された1つのラベルを取得します。レーダービームがそれに従って目標に向かって「スライド」する際、目標を捕捉したまま追尾する必要がある場合は、レーダーは先ほど指定された角度座標で、目標までのこの一定の範囲内で追加の探索を行います。そのため、この範囲を拡大することにより、目標が指定領域にいる可能性が高くなり、追尾を可能にすることができるのです。

R-23R、R-24R、R-27R、AIM-7、スカイフラッシュ、そしてRb71ミサイルが、他の目標を追尾する可能性を減少しました。その理由としては、レーダーが目標を捕捉した後にミサイルのホーミング弾頭によって「ハイライト」する際、(現実と同じように)選択した目標のレーダーパターンのメインローブで照準を合わせます。これまでは、その時にサイドローブ(この時点のレーダーの信号はより微弱で、指示されたものではない)は他の目標をハイライトすることが可能で、もしその目標がレーダーが捕捉したものより近く、ミサイルの飛翔経路の軸線上に沿っていて速度も速ければ、ミサイルはこの目標に向かっていました。しかし、プレイヤーの皆さまには「狂ったミサイル」に見え、誤って捕捉した目標に命中していた問題を修正しました。

無線誘導式のミサイルが目標を探知する速度範囲を縮小することにより、「不要な」目標に目を向けないようにしました。この変更の裏側には、ミサイルを発射した際に目標が速度を急速に変更した場合、その目標を見失う可能性があることが考慮されています。

地下飛行場



航空機と地上車両による協同戦が繰り広げられるロケーション「フィンランド」や「灰の川」において、飛行場にいる航空機がダメージを受けることがありました。これは、地上にあるモデルが飛行場の周辺にあるオブジェクトとインタラクトしていことがエラーの原因でした。

この不具合は修正され、現在は特殊な爆弾を搭載したすべての航空機が飛行場から離陸できるようになっています。

入れ替わったデカール


例えば、アルミニウム製の航空機の機体に開けられた穴など、弾薬が兵器を貫通した場合は、ダメージを受けたことを示す特殊なデカールが表示されます。ところが、この仕様に異変が生じた結果、地上車両または航空機に攻撃が命中した際、その攻撃を受けた本来の兵器タイプのみでなく、別の兵器タイプにダメージデカールが適用されることがありました。そのため、航空機には装甲貫通を表すマークが表示され、地上車両にはアルミニウムのスキンが適用されていました。また、カメラの回転に合わせたダメージデカールによるちらつきが目障りになっていました。

キラキラはもう沢山です。修正により、ダメージエフェクトは本来の表示に戻りました。

更なる改善


別のチェンジログで作成した完全なリストを忘れずにご覧ください。興味深い変更が盛りだくさんです!今回は、艦船における音声コマンドの頻度を減少し、気絶した乗員が行動を起こすことができていた問題を修正したほか、艦船や地上車両における機関砲のサウンドを改善しました。


いつも『War Thunder』の特別なサービスから不具合報告を行っていただき、ありがとうございます。