『War Thunder』アップデート1.71「ニュー・エラ(New E.R.A.:新時代)」先行情報

 


 

私達にとって『War Thunder』は、20世紀の戦闘兵器に特化しているゲームです。
一度の戦闘で様々な国家の兵器や異なる設計を見ることができ、さらに正確に、またはそうではないとしても兵器を再現できるまで、
兵器の特徴や個性を学び、そして、簡単で快適に兵器を操縦し、ゲームプレイを楽しむものとなっています。
そして、戦後の主力戦車は、この基準を満たしているのです。

 

戦後の主力戦車は賢くゲームプレイをするためにはとても面白いものとなっています。
高い機動性と、正しく位置取りすれば無敵となりうる強力な装甲が兼ね備えられているため、
ほぼ間違いなく敵を出し抜くことができるでしょう。
ほとんどの現代戦車の側面装甲は、2km以上離れた距離から発射されたT-55やM-47の徹甲弾によって貫通されてしまいます。
しかし戦車の前方部分は防御面に重きがおかれているため、1000~1200mmの貫徹力がある砲弾からの攻撃も耐えることができます。
ほぼ全ての戦後主力戦車には、走行中に攻撃できる砲安定装置が搭載されているため、ゲームがダイナミックなものに改良されました。
ミスを犯してしまったプレイヤーに第二のチャンスを得ることができる煙幕も、全ての国家の戦車に実装されます。

 

ゲーム内には既に戦後の地上車両や、日本の87式自走高射機関砲などの1980年代の戦車も登場しているため、
ランク5車両の製造年代は30年から40年の差があります。
しかし、戦後の車両の実装とそれらを別々のランクに分けることで、トップランクの車両をより論理的にバランスよく研究できるようになります。
これは、プレイヤーの観点から見ると、一両や二両の戦車に特化させるのではなく、
ゲームの進捗状況に合わせて全ての車両を使用することが賢明であると言えます。


今後の計画

  • ・ 地上車両の研究ツリーに新しいランクである「ランク6」が追加されます。
     ソ連のT-64やアメリカの実験的なMBT-70など、主力戦車の第二世代を代表する車両から追加される予定です。
  • ・ 主力戦車だけではなく、興味深い戦後の車両をプレイ可能な全ての国家へ徐々に追加していく予定です。
  • ・ ゲーム内における経済面については、ゲームのリリース当初はランク6を対象としていなかったので、今後、研究のルールは若干変更されます。
     例えば、ランク4からランク5への車両の研究に使うリサーチポイントやシルバーライオンの量と比べると、
     ランク6の車両を研究するのに必要なリサーチポイントやシルバーライオンは大幅に増加することはなく、
     研究に必要な条件も、現在のランク5の車両のものとあまり大差はありません。
     さらに、ランク6に十分な数の車両が追加されたら、ランク5の車両を研究するのに必要な条件や購入額も少なくなる予定です。
     また、更に低いランクの車両にも同じように変更が施される予定なので、最高ランクの車両を研究するのに必要な時間は、
     新しいランクの導入前と同じになります。


アップデート1.71に関する質問と回答

エイブラムス、T-90、レオパルト2などの実装予定はありますか?

  詳細が充分に判明し、戦闘能力に応じて再現することができれば、どの現代戦車もいつか実装される可能性を除外はしません。

 

熱映像照準装置や暗視装置は実装されますか?

  それらの装置の試作機をいくつか作成し、夜間戦闘で試した後に決定します。

 

今年のエイプリルフールのイベントで登場したような、ヘリコプターを追加する予定はありますか?

  はい、協同戦においてゲームプレイを面白くするヘリコプターは、ランク6航空機の代表となる可能性があります。
必要な内部テストを全て完了していないため、現時点で最終的な回答やリストはありません。

 

現代の軍用機を導入する予定はありますか?

 

戦車とは違い、現代の航空戦はより徹底されており、あまり華々しくなく、初期の航空戦と同じくらい搭乗員の技術を披露し難くなっています。
これは、『War Thunder』の初期から登場している朝鮮戦争期のジェット機でも明らかとなっています。
しかし、戦術にとりわけ強く影響してくるものに、自動誘導ミサイルがあります。
これは発射後に操作を必要としないため、ゲームプレイの面では視界外における戦闘を面白くするかもしれませんが、
100%操作パネルに依存するもので、とても徹底されています。
(求められるのは特定の知識であり、何のフィードバックも得られないまま、「己の想像」でゲームプレイに打ち込むことを意味します)
そのため、現代の空中戦を面白く、理解しやすく、同時に現実的にするのは、(もし可能であっても)本当に難しいことなのです。
これは、『War Thunder』の空中戦と地上戦には、ゲーム内に登場する兵器の時代の点で大きな違いがあることを意味します。
 
しかし私達は、最初に自動誘導ミサイルが使用されたベトナム戦争時代のジェット軍用機の内部テストを行いました。
ミサイルの発射には多くの制限があり(最大及び最小距離や角度など)、ミサイルの操縦性能は現代のミサイルほど高くはありませんでした。
この航空機の開発についてははいつか『War Thunder』に実装されるかもしれません。

 

ランク6の車両が追加された後、バトルレーティングを変更する予定はありますか?

  はい、変更される予定です。
例えば対戦車ミサイル搭載の戦車などのランク5のほとんどの装甲車には新しいバトルレーティングが適用され、
既存の戦車のうち何両かはランク6へと移動することになります。
アップデート1.71のリリース初日には行われませんが、十分な統計データが集められて、しばらく経ってから実施されることになります。

 

既存の兵器に、新しい機能(反応装甲など)が実装されることを期待してもいいですか?

  成形炸薬弾防御装甲板(T-62M)や反応装甲といった防御装甲の実装により、
戦車の性能が向上されると共に、もちろんバランスにも影響が出てきます。
そのため、改修の導入によるバランスの見直しやバトルレーティングの増加が行われます。

 

ランク6の車両が追加されたら、ランク5のプレミアム車両を期待してもいいですか?

また、ランク4のプレミアム車両の開発効率はどうなるのでしょうか?ランク6の車両の開発進捗にはどのような影響を及ぼしますか?

  ランク5のプレミアム車両は追加されるでしょう。
ランク6を研究しながら行うランク4の車両の研究は、現在ある他のプレミアム兵器と同じルールが適用されます。
ランクが2つ以上高い兵器を研究すると、ペナルティが課せられます。

 

「ニュー・エラ(New E.R.A.:新時代)」の車両はどのように導入されますか?通常通りCBTもあるのですか?

  CBTはありません。「ニュー・エラ(New E.R.A.:新時代)」の車両は通常通り導入され、全てのプレイヤーが同時に使用可能となります。

 

他の国家のランク6の戦車も追加されますか?

  全ての国家にランク6の地上車両を追加しようとずっと計画しています。
新しい車両も登場するでしょうし、ランク5からランク6へ変更になる車両もあるでしょう。

 


 

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The War Thunder Team