ティーガーII Sla.16:ディーゼルエンジン搭載型「キングタイガー」

『War Thunder』の大型アップデート1.57「バトルマーチ(Battle March)」にて登場した最も恐ろしい戦車の一つをご紹介します。プレミアム車両のディーゼルエンジン搭載型「キングタイガー」です!


 




基本の戦車モデルであるPz.Kpfw.VI Ausf.B "Tiger II"(VI号戦車B型ティーガーII)にディーゼルエンジンを搭載する近代化計画は、1945年春に始まりました。ガソリン駆動のMaybach(マイバッハ)社製エンジンを搭載していましたが、この車両の重量に対する出力が明らかに不足しており、エンジンは頻繁に過熱していました。また、燃費は許容できないほど高く、燃料補給までに数十キロしか走行することができませんでした。

その後、フェルディナント・ポルシェ設計のVK.4502ティーガー用に開発されたSGP(Simmering-Graz-Pauker:シメリンク・グラーツ・パウカー)社製 Sla.16ディーゼルエンジンが、さらなる開発を経て「キングタイガー」に搭載されました。16気筒の新しいターボディーゼルエンジンは過熱や燃費に関する問題を解消しただけでなく、エンジン出力を大幅に向上させました。これにより、ティーガーIIは合計750馬力という驚異的な出力を実現しました。


 




『War Thunder』で利用可能なディーゼルエンジン搭載型「キングタイガー」は、砲塔の側面全体に履帯を取り付けて防御力を高めました。砲塔の両側に30mmの鋼鉄が追加されたことにより、さらに強力な戦車となっています。


 

 




ティーガーII Sla.16は、ランクIVに登場するプレミアム戦車です。『War Thunder』で人気の先行車両である「キングタイガー」の愛称を持つティーガーII(H)とは異なり、より強力なエンジンと防御性に優れた砲塔を備え、さらにリサーチポイントとシルバーライオンの獲得量も増加しています。搭載されたエンジンにより、遮蔽物から離れて迅速に攻撃を行い、その後すぐに隠れていた場所に戻ることができます。

また、障害物や妨害者の克服が一段と容易になりました。砲塔の脆弱な側面に取り付けられた履帯は優れた追加の防御となり、強力な88mm KwK.43戦車砲は、一連の「キングタイガー」シリーズと同様にAPCBC弾(低抵抗被帽付徹甲弾)、APCR弾(硬芯徹甲弾)、HEAT弾(対戦車榴弾)、HE弾(榴弾)を利用可能です。




ドイツ陸軍研究ツリーの「キングタイガー」は、ランクIV~ランクVのバトルにおいて非常に強力な戦車となっています。戦場でお会いしましょう!