BMP-3:救いの手
簡潔に言うと、100mm低圧ライフル砲に30mm機関砲を装備した、ソ連の戦車ラインナップにおけるトップランクの軽装甲車両です! |
1970年代後期、クルガンマシザヴォード工場は、BMP-1の代替車両となる新しい歩兵戦闘車の開発を開始しました。
この車両には、新しい実験用の軽戦車のシャーシが使用され、最初のモデルにはグレネードランチャー、機関砲、
そして対戦車用誘導ミサイルに加えて、主要武器として30mm機関砲が搭載される予定でした。
しかし、軍はこの車両の武装が不十分であり、BMP-1に勝る利点は望めないと考えました。
この状況を打開すべく、トゥーラを本拠地とするエンジニアたちは、100mm半自動式ライフル機関砲、
対戦車用誘導ミサイル、30mm機関砲、そしてPKT機関銃と新しい砲塔の搭載を提案しました。
この武装で試験を通過したこの車両は、1987年、BMP-3の名称の下、ソ連軍で運用されることとなりました。
それ以来、この戦闘車両はロシア軍とその他10ヶ国以上で使用されています。特にアラブ首長国連邦は、
ブラッドレーやウォーリアではなくBMP-3を選択し、膨大な数の車両を購入しました。
BMP-3は絶えず改良が施されており、現在でも世界中にあるこのクラスにおいて、非常に優れた戦闘車両の1つと考えられています。
BMP-3 軽戦車 ソ連 ランクVII
長所
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短所
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『War Thunder』でBMP-3は、ソ連/ロシアにおける装甲車両研究ラインのランクVIIでプレイヤーの皆さまが利用可能となります。
水辺にある障害物を乗り越え、また、水陸両用で水面を移動しながら砲撃が可能なため、『War Thunder』では活動的な
偵察車両という役割を担うことができます。BMP-3の乗組員数は5名となり、この車両の装甲は砲弾や爆弾の破片に強く、
30mm口径の徹甲曳光弾による正面攻撃にも耐えることができます。
そして、この車両は非常に機動性が高く、1トンあたり25馬力の出力重量比を持ち、最高時速72㎞まで到達可能です。
主砲である100mm低圧ライフル砲は破砕榴弾を発射することができ、『War Thunder』ではより貴重な、
通常の衝撃で最大750mmの装甲貫通特性を持つレーザー誘導対戦車ミサイルを発射することもできます。
また、この主砲には砲弾の弾道が複雑であり、対戦車用誘導ミサイルの飛行速度が遅いという懸念点もあります。
言い換えると、運動エネルギー弾や対戦車榴弾を装備していませんが、遮蔽物の背後から砲撃することができ、
対戦車用誘導ミサイルをより容易に制御できるということです。
主砲と組み合わせた30mm機関砲には、敵のヘリコプターや軽戦車を撃破することができる硬芯徹甲弾に加え、
焼夷榴弾、曳光弾、徹甲弾を装備することができます。
BMP-3が、『War Thunder』のソ連軽戦車のトップランクに登場します。このクラスの車両は、
生存性において他の戦車には太刀打ちできませんが、スポーンポイントの消費が少なく、より機動性に優れています。
BMP-3は、アーケードモードや協同戦において活躍する兵器の最高ランクに追加された素晴らしい車両です。
この車両の最後の切り札は、水陸両用の特性に加え、対戦車用誘導ミサイルを装備可能な高口径砲と
優れた発射速度を持つ30mm機関砲の素晴らしい組み合わせです。
ソ連の戦車指揮官の皆さまは、トップランクの戦闘において、長い間BMP-3のような車両を必要としてきました。
アップデート1.93のリリースに伴い、ソ連の地上車両の高ランク帯がより多様な兵器を持つこととなるでしょう。
私たちはアップデート1.93のリリースを心待ちにしており、
『War Thunder』のアップデート1.93において素晴らしい新兵器を発表するため、現在準備を進めています。
いつも『War Thunder』をプレイしていただきありがとうございます!
The War Thunder Team