エコノミーアップデート計画(7月)

アワード乗数、修理コスト、関連する経済指標のパラメータを変更しました。


全リストはこちら(※リンク先は英語表記)


シミュレーターバトル(Simulator Battle: SB)における航空機の修理コストは、バトルでの有益な行動に対する報酬システムが考慮されているためご注意ください(下記参照)。


研究ラインの変更:


  • M8 HMC:M3 GMCの前のランクIに移動しました。
  • JPz 4-5とヤークトパンター:配置を入れ替えました。
  • M48 SuperとKPz-70:配置を入れ替えました。
  • M4 748(a)(ドイツ):ランクIIIに移動しました。
  • ヴァレンタイン(全系列):一つのグループにまとめ、マチルダ IIIの前に移動しました。
  • アキリーズ:ランクIIに移動しました。
  • ガンキャリアー(3インチ):アキレスの前に移動しました。
  • チャリオティア Mk.VII:FV4202の前に移動しました。
  • チェンタウロ I 105:ランクVIに移動しました。
  • アリエテ PSO、アリエテ:配置を入れ替えました。
  • AMX-30 DCA:ランクVIに移動しました。
  • La-15、La-200:配置を入れ替えました。
  • MiG-17:ランクVに移動しました。

  • 一部のプレミアム兵器における変更


    ゲームでは、常にさまざまな方法で兵器に影響を与える変更が行われており、それが兵器の有効性の変化とその変化に対する私たちの対応へと繋がっています。意図的ではない稀な変更は除き、より良い対応とより論理的な進捗のためには、兵器の経済指標パラメータ(研究ツリーでの位置やランクなど)をこのような変更に応じて調整する必要があります。しかし、プレミアム兵器の場合、多くのプレイヤーが特定のランクや報酬乗数による特定の価格で購入を行っているため、このような変更に応じることは非常に困難です。残念ながら、一部のプレミアム兵器の価格や研究乗数は、時間の経過と共にゲーム効率やBR(バトルレーティング)の範囲に対応しなくなりました。そのため、今回のエコノミーアップデートでは、これらの兵器の一部を僅かながら調整することにしました。
    プレミアム兵器のメインパラメータにおける変更リストはこちら(※リンク先は英語表記)


    アクティビティの新しい計算式


    現在のアクティビティの計算式は、獲得したポイント数と兵器の生存時間という2つの指標に基づいています。この場合、ポイントはプレイヤーのアクティビティを直接的な指標として使用し、兵器の生存時間を短縮することで、異なるゲームモードにおけるさまざまプレイヤー間の差を平準化することができます。しかし、ここで使用される時間によるポイント増減という指標は非線形であり、ポイントの獲得率が一定であったとしても、結果として生存時間が長くなると得られるアクティビティが減少するように設定されています。つまり、スコア率の低い短時間のマッチが、スコア率の高い長時間のマッチよりも収益性が高くなる場合があるということです。


    そのため、同じバトルでより長くプレイし、マッチ全体を通してスキルレベルを維持したプレイヤーにより多くの報酬が付与されるように、このアルゴリズムを変更することにしました。現在、80%のアクティビティを達成するには、時間の中央値まで生存し、その間のポイント獲得率が中央値に到達している必要があります(各中央値はゲームモードにより異なります)。そして、80%以上のアクティビティを達成するには、時間の中央値より長くプレイし、それまでに中央値よりも高いポイント獲得率に到達するという、両方の条件を満たしている必要があります。


    これにより、多数の短時間マッチにおける収益性が低下し、兵器を多く使用するほど最終的なアクティビティが高くなり、結果として研究ポイントの収益率も上昇します。


    この変更に伴い、「Activist(活動家)」のバトルタスクの条件も変更され、全ゲームモードで必要なアクティビティが、イージーミッションの場合は80%、ミディアムまたは特別なミッションの場合85%となります。


    シミュレーターバトル(Simulator Battle:SB)での有益な行動に対する報酬


    以前、このゲームモードの問題とそれらを解決する計画について簡潔にお伝えしました。今回は、エコノミーアップデートとほぼ同時に導入予定の変更点について詳しくお話ししたいと思います。


    バトルでの有益な行動に対する報酬システムは、有益な行動を取った特定の航空機に対して15分ごとにスコアリングが行われ、航空機の損失後またはミッションの終了後も継続されます。これらは、プレイヤーが分類される戦闘の統計ウィンドウに表示されるポイントと同じです。獲得したポイント数はスコアリングの期間に応じて減少し、バトル内におけるプレイヤーのアクティビティは、新しいアクティビティの計算式で一定時間計算されます。その結果、アクティビティは一定期間にとった有益な行動(詳細は兵器カードをご確認ください)に対する最大報酬で乗算されます。


    例えば、有益な行動に対する最大報酬が1分辺り816シルバーライオンであるLa-9戦闘機の場合、15分間のアクティビティ90%に対する合計報酬は、816(シルバーライオン)×15(分間)×0.9(90%のアクティビティ)=11.016シルバーライオンとなります。同じアクティビティレベルで10分後に撃墜された場合は、816(シルバーライオン)×10(分間)×0.9(90%のアクティビティ)=7.344シルバーライオンの計算式になります。シルバーライオンの乗数は、有益な行動の結果に対する報酬には影響しないということです。


    したがって、最大報酬を獲得するには、最大レベルの収益率を維持しながら可能な限り長くプレイする必要があります。なお、この報酬システムでは、敵の近くにいるだけではポイントは加算されません。


    また、これらの変更は、飛行場に着陸した際に発生していた報酬の遅延におけるメカニクスにも僅かに影響し、飛行場へ無事に帰還した際に獲得する報酬の内の延期される割合は、50%から20%に減少されます。


    今後のエコノミーアップデートにおける航空機の修理コストは、この報酬システムを考慮して事前に再計算されます。同時に、このモードでの修理から復活した場合のコストは50%減少し、最終的なシルバーライオンの報酬は30%増加するようになります。


    新しい報酬システムの理解を深めるために、7月16日0:00(JST)から7月19日21:00(JST)まで開催されている特別イベント(格納庫内の「イベント&トーナメント」から)に参加することができます。問題が見つかった場合は、お問い合わせページからご連絡をお願いいたします。
    技術的な理由により、テスト期間は予定より早く終了する場合があります。


    航空機の研究コスト削減


    原則として、私たちは新兵器の導入から一定期間後に中及び高ランクのこの種の兵器における研究コストを調整の上、削減します。ランクVIIの導入に伴う航空機の研究コストの削減は、8月下旬から9月上旬に予定されている次回のエコノミーアップデートで実施する予定です。