メカニック!(No.031)

今回のダイジェストでは、ゲームの改善と修正に関する取り組みについてご紹介します。公式サイトの チェンジログにて、これらすべての項目を確認することをお忘れなく。

電波信管付き砲弾のセットアップ



お忘れの方のためにご説明すると、電波信管は目標に直接命中させることなくミサイルや砲弾を起爆させることが可能です。この起爆装置は、目標からの電波反射に基づいて起爆するタイミングを見計らいます。

これまでの『War Thunder』のメカニクスでは、電波信管付きの地上車両及び艦艇の砲弾は、モデルの中心から目標までの距離を特定していました。これはうまく機能していましたが、実際のメカニクスを正確に再現しているとは言えませんでした。

そこで、衝突モデル(ダメージが計算されるモデル)の正確な輪郭に基づいて、目標までの距離が計算されるようになりました。地上車両や艦艇の砲弾を対象としたこの興味深いメカニクスは、兵器の視覚モデルを極めて忠実に再現しているため、現実的な操作を実現することができます。

この新しいメカニクスに合わせて、一部砲弾の標準的な起爆距離を調整しました。実際には、通常の距離か若干近くで起爆しますが、これは顕著に公正で正確になっています。

  • 40mm kulsgr m/90弾:15 m → 4 m
  • 40mm slsgr m/484弾:15 m → 4 m
  • 40mm M822弾:15 m → 4 m
  • 57mm DKY-1弾:15 m → 6 m
  • 57mm HE-VT弾(近接信管付き榴弾):15 m → 6 m
  • 76mm MOM-HE弾(多目的榴弾):15 m → 8 m

  • 掩体掘削装置の高速化


    バケットとドーザーブレード(排土板)の使用状況に関する多くの有用な統計情報を収集し、初めてバランス変更を実施しました。

    掩体掘削装置が作業を開始するまでに掛かる時間が5秒から3秒に短縮されました。また、通過するごとに除去可能な土の高さが20cmから25cmに変更されました。さらに、ブレード(排土板)を下げた状態での後進速度を7km/hから12km/hに増加しました。

    イタリアの機関銃と日本の機銃の弾帯に対する修正



    この非常に大規模な修正は、イタリア及び日本の研究ツリーにおける多数の戦闘機と爆撃機に影響を与え、イタリアの12.7mm ブレダ-SAFAT機関銃及び日本の三式十三粍固定機銃の弾帯にHE弾(榴弾)の爆薬を戻しました。

    以前は、これらの武装におけるHE弾(榴弾)の弾帯が単なる頑丈な帯として機能し、衝撃を受けても爆発しないという問題が発生していました。この問題は修正されたため、ご確認ください!

    継続的な車体照準への取り組み



    車体にしっかりと武装が備わった兵器は誰にとっても素晴らしいものですが、改善すべき課題はまだ残っています。

    今回は、車体照準のメカニクスが機能している際、稀に小刻みに震えることがあった車長用カメラの改良を行いました。Strv 103A及びStrv 103Сのために行われた、小規模ながら素晴らしい改善です。

    「すぐに戻れ!」


    リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)とシミュレーターバトル(Simulator Battle:SB)で撃破された後、2回目以降のリスポーンで15秒待機する必要がなくなりました!5秒でバトルに戻り、全員に敬意を表しましょう。

    皆さまからのご要望にお応えし、この変更はトーナメント戦にも適用されています。

    更なる改善


    今回のダイジェスト用に多数の役立つ修正と改善をご用意しました。別のチェンジログで作成した完全なリストを忘れずにご覧ください。興味深い変更が盛りだくさんです!


    いつも『War Thunder』のフォーラムにて不具合報告を行っていただき、ありがとうございます。