M163バルカン:ガトリングの猛威
2016-09-07 18:15
解説
バララララララララララッ! そう、この射撃音の正体がお分かりになる方は、スペシャルな武器の登場に既にお気付きの筈です。
この射撃音の正体は、油圧駆動で6本の砲身、そしてなんと1分間に最大3000発の砲弾を弾き出すあの20mmバルカン砲。
ご紹介致しましょう、M163対空自走砲です!
M163 VADS(バルカン防空システム)とは、M113装甲兵員輸送車をベースにして設計された、アメリカ軍の対空自走砲です。
この車両はスピードも有り、軽装備で水陸両用(ただし水面では前進のみ時速6.4km)、
乗組員を含め最大13名を乗せて戦場へ運ぶ事が可能な優れものです。
M163対空自走砲は1969年に軍務に就き、671両の車両が作られ、
生産こそ既に終了しておりますが、なんと未だに退役しておりません。
この自走砲はゼネラルモーターズ製の53度V6ディーゼルエンジンを搭載しており、最大212馬力まで出す事が可能でした。
また、車体が12.5トンと比較的軽量な為、最高速度は時速40マイル(時速64km)も出す事が出来ました。
この自走砲自体は、4 人の乗組員によって操縦されます。
唯一の主要武器は1分間に最大3000発の発射速度を誇る強力な20mmバルカン砲M61で、
なんと1秒あたり50連射と言う凄まじい攻撃力を持ちます!
この武器には自動装填装置が使用されており、その発射速度によって正確な平射が可能でした。
最大射程距離は3マイル(5km)を僅か上回る程で、標準俯仰角は+80°~-5°でした。
この自走砲には通常、弾薬1,100発入りのドラム型弾倉が2つ標準装備されており、小型の半自動レーダーまで装備されていました。
レーダーが測距を行い、見越し角をコンピューターにより計算し、そのデータを基に砲手が追尾する、と言う仕組みです。
『War Thunder』では、M163 VADS(バルカン防空システム)は近距離戦で大活躍する自走砲のうちの1つだと言えるでしょう。
そこそこの強度を持つこの車両の装甲(最大45mm厚)は小口径の副砲や機関砲からの激しい攻撃にもしっかりと耐え得る事が出来ます。
完全武装した敵車両を迎え撃つ際には、この車両の特性であるスピードを活かし、
形勢を有利にする為に俊敏に動き回り、何度も再配置を繰り返す戦法がオススメです。
バルカン砲M61は並大抵の武器ではありませんが、その威力を最も発揮するのは低空飛行中の戦闘機への攻撃です。
ですが、20mmと言う小口径弾は、最大有効射程に関しては他の大口径の自走砲には敵いません。
とは言え、この毎分3000発の地獄の破壊攻撃がひとたび着弾すれば、敵はひとたまりもありません。
この機関砲の凄まじい攻撃力を前にしたら、チェンソーが子供のオモチャに見えてしまう程です。
この自走砲にはたった1車両でも味方の重戦車数台を空襲から守るだけの充分なパワーが備わっているので、
『War Thunder』においてこのバルカン防空システムは対空迎撃に特化していると言っても過言ではないでしょう。
勿論、地上戦に於いても敵の自走砲や偵察車両にも太刀打ちする事が出来ます。
The War Thunder Team!
Other Devblogs:
・ スホーイ Su-6 独裁者を追いつめろ
この射撃音の正体は、油圧駆動で6本の砲身、そしてなんと1分間に最大3000発の砲弾を弾き出すあの20mmバルカン砲。
ご紹介致しましょう、M163対空自走砲です!
M163 VADS(バルカン防空システム)とは、M113装甲兵員輸送車をベースにして設計された、アメリカ軍の対空自走砲です。
この車両はスピードも有り、軽装備で水陸両用(ただし水面では前進のみ時速6.4km)、
乗組員を含め最大13名を乗せて戦場へ運ぶ事が可能な優れものです。
M163対空自走砲は1969年に軍務に就き、671両の車両が作られ、
生産こそ既に終了しておりますが、なんと未だに退役しておりません。
この自走砲はゼネラルモーターズ製の53度V6ディーゼルエンジンを搭載しており、最大212馬力まで出す事が可能でした。
また、車体が12.5トンと比較的軽量な為、最高速度は時速40マイル(時速64km)も出す事が出来ました。
この自走砲自体は、4 人の乗組員によって操縦されます。
唯一の主要武器は1分間に最大3000発の発射速度を誇る強力な20mmバルカン砲M61で、
なんと1秒あたり50連射と言う凄まじい攻撃力を持ちます!
この武器には自動装填装置が使用されており、その発射速度によって正確な平射が可能でした。
最大射程距離は3マイル(5km)を僅か上回る程で、標準俯仰角は+80°~-5°でした。
この自走砲には通常、弾薬1,100発入りのドラム型弾倉が2つ標準装備されており、小型の半自動レーダーまで装備されていました。
レーダーが測距を行い、見越し角をコンピューターにより計算し、そのデータを基に砲手が追尾する、と言う仕組みです。
『War Thunder』では、M163 VADS(バルカン防空システム)は近距離戦で大活躍する自走砲のうちの1つだと言えるでしょう。
そこそこの強度を持つこの車両の装甲(最大45mm厚)は小口径の副砲や機関砲からの激しい攻撃にもしっかりと耐え得る事が出来ます。
完全武装した敵車両を迎え撃つ際には、この車両の特性であるスピードを活かし、
形勢を有利にする為に俊敏に動き回り、何度も再配置を繰り返す戦法がオススメです。
バルカン砲M61は並大抵の武器ではありませんが、その威力を最も発揮するのは低空飛行中の戦闘機への攻撃です。
ですが、20mmと言う小口径弾は、最大有効射程に関しては他の大口径の自走砲には敵いません。
とは言え、この毎分3000発の地獄の破壊攻撃がひとたび着弾すれば、敵はひとたまりもありません。
この機関砲の凄まじい攻撃力を前にしたら、チェンソーが子供のオモチャに見えてしまう程です。
この自走砲にはたった1車両でも味方の重戦車数台を空襲から守るだけの充分なパワーが備わっているので、
『War Thunder』においてこのバルカン防空システムは対空迎撃に特化していると言っても過言ではないでしょう。
勿論、地上戦に於いても敵の自走砲や偵察車両にも太刀打ちする事が出来ます。
我々もこの勇ましい対空砲がゲームに実装されるのが待ち遠しくてたまりません。
この自走砲特有のプレースタイルと特徴的な武器は、戦場の機関砲愛好家の皆様に大活用される事でしょう。
さあ、いよいよこのマシンがアメリカ軍自走砲ツリーに追加されますよ!
心の準備は出来ましたか!!??
この自走砲特有のプレースタイルと特徴的な武器は、戦場の機関砲愛好家の皆様に大活用される事でしょう。
さあ、いよいよこのマシンがアメリカ軍自走砲ツリーに追加されますよ!
心の準備は出来ましたか!!??
The War Thunder Team!
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