キ67 飛龍:日本のドラゴン
2017-03-06 20:46
解説
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「キ67 飛龍」は大日本帝国軍の中爆撃機です。
同種の航空機のなかでは、日本最高クラスであったと言えるでしょう。
太平洋戦争の最終局面では、この先進的な高速爆撃機のおかげで、日本は戦闘の終結を大幅に遅らせることができました。
そして、アメリカ軍のパイロットや船員の生存率を著しく下げることに成功したのです。
「キ67 飛龍」は、大日本帝国軍が1944年から1945年にかけて運用していた中爆撃機(日本の分類によると重爆撃機)です。
太平洋戦争の終戦直前まで運用が続きました。
最初の試作機が製造されたのは1942年12月のことでした。
この航空機は最終的に、第二次世界大戦時代の日本における最高の中爆撃機となります。
大きな成果を挙げたキ67は、生産も安価で、様々な役割を担っていました。
その役割は爆撃機、雷撃機、迎撃機、攻撃機と多岐に渡り、特攻という不運な職務までをも務めました。
大日本帝国は、破滅的な空襲を行う重爆撃機「B-29スーパーフォートレス」が定期的に飛び立つ、
アメリカ軍の占領するサイパン島の飛行場に対する予防攻撃の際、キ67で最大の成功を収めました。
1942年から1945年のあいだに、計760機のキ67とその派生型が生産されました。
キ67は、『War Thunder』でも、多くのプレイヤーにとって魅力的な航空機となるに違いありません。
最大速度は、高度6000メートルで時速527km(時速327マイル)となかなかのもので、最大800kgの爆弾を搭載することができます。
そして、爆弾の選択肢が50、100、250、500kgと複数存在するだけではなく、爆弾槽に魚雷を1基収容することも可能です。
生粋の「水兵」たちは、この魚雷を高く評価することでしょう。
加えて、キ67は本格的な防衛兵器も備えています。
複数の大口径機関銃 ホ104(砲塔はホ103型)と強力な20mm機関砲 ホ5を1丁です。
ゲーム内では、日本の戦闘機の大部分がこの兵器を装備しています。
大口径機関銃は航空機の外周全体に沿って、程よい射角を確保できる位置に設置されています。
20mm砲は胴体上部にある回転式の後部コックピット内に搭載され、後ろ側の上方全体を射撃することができます。
また、日本の伝統的な構造設計に反して、キ67は密閉燃料タンクを搭載し、敵の攻撃から搭乗員を守ることのできる装甲板も有しています!
『War Thunder』では、キ67のなかでも最も広く運用された2つの型が使用できるようになります。キ67甲とキ67乙です。
乙型はキ67の最後を飾る最新型で、対艦レーダーシステムが加えられただけでなく、尾部砲塔に2組の大口径機関砲を備えているという点で、甲型とは異なります。
キ67は”日出づる国”の空軍のファン全員の人気を集める機体となるでしょう。
この機体が導入された暁には、ある種の偏見を持って日本の機体を見ていた人はみな、すぐに自分の間違いに気付くはずです。
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