HMSグラフトン（H89）：自己犠牲の精神

2018-10-20 02:32 解説

Download Wallpaper:　　 1280x1024　 1920x1080　 2560x1440　

簡潔に言うと、グラフトンは『War Thunder』にすでに登場している数隻の初期型の駆逐艦と同等の性能を持つ戦間期のイギリス駆逐艦です。

HMSグラフトンは、1934年の8月の戦間期にイギリスの造船所で起工され、9つのG級駆逐艦の第5艦目として建造されました。
それから約2年後の1936年3月に艦は完成しイギリス海軍に加わることとなりました。

HMSグラフトンは地中海で活動している第1駆逐艦小隊の1隻として、初期の軍務を過ごしました。
スペイン内戦の間、HMSグラフトンは、他の国の軍艦と共に非介入政策を実行する支援をしました。

1939年9月の第二次世界大戦が勃発している間、HMSグラフトンはマルタで修理を受けており、翌10月にイギリスの海域に復帰しました。
1940年初頭、グラフトンはノルウェーに向かう護送隊に派遣される前に小規模の整備を受けました。

それと同じ時期に、フランスの戦争状況は、カラー包囲戦の開戦により絶望的状況に陥っていました。
ダンケルクから派遣された軍隊を退却させるために同盟国が尽力したダイナモ作戦がその直後に開始されました。
HMSグラフトンはこの呼びかけに応答し、1940年5月27日から撤退の支援をしました。

しかし2日後に、HMSグラフトンは以前沈没したウェイクフルの生存者達を確認し、救助活動を始めるために停船しました。
停船中のグラフトンは、どんな敵の格好の獲物にいつなっても仕方がない状況でした。
まもなく、HMSグラフトンは、ドイツの潜水艦U-62の十字線にいつのまにか入ってしまっていたことに気が付くのでした。

HMSグラフトンは、魚雷の攻撃によって深刻な損傷を受けましたが、生存者達が駆逐艦HMS アイヴァンホーによって
救助されるまでの十分な時間浮いたままでいることができました。被害の大きさに気づき、アイヴァンホーからの砲撃で
HMSグラフトンを早急に沈没させる決定が下されました。

『War Thunder』では、HMSグラフトンはプレイヤーの皆様が初期ランクをいくつか進行させることにより獲得することができる、初の駆逐艦の
1つとなります。この艦は、146人の船員で構成されており、推進システムは34,000馬力が出力可能で、最高速度は31.5ノット(時速58km)です。

HMSグラフトンの主要武装は、繰り返しますが、同時代に設計された駆逐艦の設計に匹敵します。グラフトンは、4.7インチ（120mm）の
大砲4基を装備しており、艦首と艦尾に1対ずつ搭載されています。グラフトンはかなりの攻撃力を持っており、同等のランクの駆逐艦やより
小さな艦と楽に戦闘することができます。対大型艦のためにグラフトンは、両側に優れた発射角度を得るために、中型艦に搭載された
2基の21インチ（533 mm）四連装魚雷発射管を装備しています。空からの防御は、船橋の後方に設置された、たった2基の
四連ヴィッカース重機関銃から構成されています。そのため、HMSグラフトンの艦長になるプレイヤーの皆様は、空からの攻撃から
安全を守るために、より高い対空能力を持つ味方の艦付近にいることをおすすめします。