「Sタンク(S-Tank)」としても知られるStrv 103は、回転砲塔を持たない設計と調節可能なサスペンションを持つ、非常に独特で革新的なスウェーデンの主力戦車です。
まもなくやってくる大型アップデート1.95「ノーザンウィンド(Northern Wind)」と共に登場するこの有名な「Sタンク」が、ゲーム内で初のスウェーデン地上車両として利用可能になります!
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簡潔に言うと、小型で、回転砲塔を持たず、車両のサスペンション装置を使用して制御する固定式の主砲を特徴とした、 冷戦期の独特なスウェーデン主力戦車です。
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Strv 103-0 主力戦車 プレミアム スウェーデン ランクV 長所 良好な機動性を有する点低車高である点素晴らしい火力を持つ点 | | 短所 回転砲塔を持たない点固定式で安定しない主砲を搭載している点 |
プレオーダー STRV 103-0 パック
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本パックの内容: - Strv 103-0(スウェーデン、ランクV)アップデート1.95より利用可能 - 2000ゴールデンイーグル - 15日間のプレミアムアカウント - プレオーダーボーナス:ユニークデカール「Thor」 - プレオーダーボーナス:ユニークタイトル「God of Thunder」 - まもなくやってくる大型アップデートの地上車両CBTアクセス権
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スウェーデンは、戦後すぐに軍で運用するためのセンチュリオン戦車の後任車両を探し始めました。
最も簡単な解決策は、輸出市場にもう一度着目し、潜在的な候補車両を見つけることでしたが、スウェーデンの技術者たちは既に国内での戦車の設計に取り組んでいました。それがKranvagnです。
そして、この取り組みの進行中、スヴェン・ベルジェと言う名の技術者が根本的に新しい戦車の設計を1956年に発案しました。
この新しい戦車は、車体に固定された砲を備えており、回転砲塔を持たない設計を特徴としています。
これには調節可能なサスペンションシステムを正確に使用し、照準を定める訓練が必要となります。
また、この設計は戦車の高さと砲弾の命中率の相互関係を示す、第二次世界大戦と朝鮮戦争における戦車乗組員の犠牲者に関する研究に基づいています。
そのため、車体が非常に小さく収められ、低車高の設計を持つSタンクには、ディーゼルエンジンとガスタービンで構成される混合動力装置などの、革新的で新しいいくつかのエンジニアリング解も利用されています。
1959年、スウェーデン政府は二種類の試作車両の製造と試験を認可し、1960年には10両の「0シリーズ」の試作車両が野外試験のために注文されました。
試験は1960年代半ばまで続きましたが、優秀な試験結果を残すことに成功し、正式に製造が開始されたこの車両は「Stridsvagn 103」として軍に配備されました。
当初の目的はスウェーデン軍のセンチュリオン戦車の後任車両を見つけることでしたが、Strv 103は1990年代後半に退役するまでの数十年間センチュリオン戦車と共に運用されました。
また、それまでに290両のStrv 103が製造され五種類の派生型が生まれました。
『War Thunder』では、この伝説的なStrv 103が次期大型アップデート1.95「ノーザンウィンド(Northern Wind)」の実施に伴い、スウェーデン初の地上車両の一つとしてゲーム内に登場します!パイロットの皆さまが新しいスウェーデンの航空ツリーで数多くの新機体を入手している間に、パックに含まれるStrv 103の試作車両Strv 103-0をGaijin.Netストアで購入すると決めた戦車指揮官の皆さまは、次期大型アップデートで登場するスウェーデン陸軍の技術を最初に体験することができます。
この車両の指揮官を志願する皆さまがStrv 103を一目見れば、この車両が『War Thunder』の他の地上車両とは異なる経験を与えてくれることは一目瞭然でしょう。
独自の回転砲塔の設計に加えて、調節可能なサスペンションを使用して照準を合わせる固定砲、そして全体的に優れた機動性から、『War Thunder』の戦車指揮官の皆さまは、今までとは全く異なる観点の装甲戦闘を体験することができます。
Strv 103の最も象徴的な機能である砲と砲の制御システムをご紹介します。
Strv 103-0は、非常に有名なL7砲に類似したボフォース105mmL74砲で武装し、さらに自動装填装置で補強されているため、4秒毎の発射が可能です。
また、弾薬の選択肢は幅広く、縮射口径弾からNATO兵器庫の105mm砲には典型的な化学弾まで装填することができます。
ここからは、Strv 103と西部の戦車設計との異なる部分についてお話しします。
多くの戦闘車両とは異なり、Strv 103の主砲は車体に固定されているため、主砲を単独で動かすことはできません。
そこで、より実用的に照準するため、この回転砲塔を持たない車両の「車体照準モード(Hull aiming mode)」は、初期設定から有効になっています。
Strv 103-0は、他の車両と同様に、非常に独特な推進システムを搭載しています。
多くの「従来」の戦車とは異なり、Sタンクには一基ではなく二基のエンジンが搭載されています。
具体的に説明すると、Strv 103には240馬力出力可能なディーゼルエンジンと、300馬力出力可能なガスタービンが搭載されており、それぞれが異なる状況で車両に動力を供給します。
その結果、Strv 103は、事実上全地形対応とも言える良好な機動性を提供し、理想的な環境下では最高速度時速50kmに到達し、後退ではゲーム内で最高速度の一つである時速44kmに達することが可能です。
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興味深い事実:Strv 103はガスタービンを動力にした世界初の戦闘車両です。
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Strv 103の防御性と生存性の二つの分野に関しては、状況次第でその結果が大きく変わります。
理想は、ハルダウンで敵の方角を向いている状態です。
この場合、Sタンクの貫通は非常に困難となります。
それは、比較的薄くはあるものの非常に鋭く傾斜した上部の傾斜装甲によるもので、通常の徹甲弾を高確率で難なく跳ね返すことが可能です。
さらに、Strv 103には操縦士兼砲手と車長のそれぞれが扱える非常に独特な制御装置が搭載されています。
操縦士兼砲手が気絶すると、戦車は操縦と砲撃の両方の能力を失いますが、それは一時的なものに過ぎず、車長は実際に座席を変更する必要がないため、他の戦車よりも迅速に操縦を再開可能です。
しかし、何と言ってもStrv 103の最大の強みは、少なくとも一人の乗組員が生存していれば操縦と砲撃が行える『War Thunder』初にして唯一の戦車だということです!
Strv 103-0は、Gaijin.Netで特別なパックを購入すると獲得でき、次期大型アップデート1.95の実施によりすべての所有者の皆さまが利用できるようになります。
それまでは、次期大型アップデートに関する情報を最新の記事で忘れずに確認しましょう。
それでは戦車兵諸君、よい狩りを!
プレオーダーパックを所有している皆さまは、大型アップデート1.95の実施後に、スウェーデン地上車両の技術ツリーを研究するためのアクセス権を獲得することができます。
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