
『War Thunder』アップデート1.77「Advancing Storm」で、待望のイタリアのレジアーネ社の戦闘機初期型モデル、
Re.2000シリーズ1が登場します!
星型エンジンや大口径の武器を装備した新しい戦闘機を設計するために、イタリア空軍が開催したコンテストに参加することは、
レジアーネ社にとっては初めての試みでした。このイタリアの技術会社は大きな爆撃機のみを以前は製造していましたが、
技術者のロベルト・ロンギとアントニオ・アレッシオは、新たなものを生み出すことができるということを確信していました。
彼らがコンテストに提出するために設計を行った単葉戦闘機はアルミニウム合金製で、アメリカのセバスキー社が開発したP-35から
着想を得て作られました。この戦闘機は製造者たちによって「Re.2000」と呼ばれ、1939年の夏の終わりに広範囲に及ぶ試験が
行われました。この戦闘機は、コンテストに参加していた他のどの戦闘機よりも、飛行特性やスピードが優れているということを
証明しました。その当時ドイツの象徴的な戦闘機であったBf 109 Eと競っても、Re.2000はより優れた操縦性があったのです。
驚くべきことに、試験では金属製単葉機はフィアットCR.42複葉機よりも飛行速度が優れていたのです!
しかし、燃料タンクの漏出の問題が明らかになったためRe.2000は最終的にコンテストで破れ、イタリア空軍のために連続生産が
行われることはありませんでした。他の海外諸国はこの航空機に強い関心を示し、イギリス空軍は、イタリアが戦争に加わった後に
もちろん注文は取り消しましたが、300機のRe.2000の製造依頼を出しました。また、フィンランドやユーゴスラビア、スイス、
ポルトガルもこの航空機に関心を示していました。スウェーデンは60機、ハンガリーは70機及び生産免許を購入し、ハンガリーが
製造した航空機は「ヘイヤ(Héja)」と名付けられました。初期型のRe.2000戦闘機シリーズはその後レジアーネ社によって
開発された航空機の基盤となりましたが、これらの航空機は不運な前任機よりもさらに優れた航空機となりました。
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『War Thunder』では、Re.2000シリーズ1戦闘機はイタリア空軍技術ツリーのランク1に登場し、初めてのレジアーネ社の戦闘機となります。
このランクやバトルレーティングにおいて、Re.2000は誰もが認めるゲーム内のリーダー的な存在である航空機の1つであると言っても
過言ではありません。水平飛行で時速530 kmに達することができ、単葉機としては操縦性がかなり優れていて、金属製であるため非常に
頑丈なのです。この戦闘機は弾薬を600弾装備した大口径のブレダSAFAT機関銃を2挺搭載しています。この武器は大きな爆撃機を破壊するのに
十分でないように思えるかもしれませんが、小さなトロフィーを獲得するには十分です。
『War Thunder』アップデート1.77「Advancing Storm」で、素晴らしく機敏なこの航空機を是非試してみてください!
今後のアップデートで、さらに多くのレジアーネ社の航空機を実装していきます。戦場でお会いしましょう!
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