オブイェークト 906:川のモスキート

次回のWar Thunderアップデートでは、ソ連の水陸両用戦車であるPT-76をさらに改造し、
立派な85mm機関砲を搭載した実験用のオブイェークト 906を公開する予定です。



合理的なPT-76水陸両用戦車が開発された数年後、この車両はすぐに時代遅れになることが明白になりました。
スターリングラード・トラクター工場の技術者は、当時の戦闘教義にさらに適した戦車を作成するためにPT-76の改良に取りかかりました。
新しい車両のプロジェクトは、オブイェークト 906と任命され、PT-76を全ての点において凌ぐことを目標としていましたが、
技術者の主要な任務は戦車の兵器を向上させることでした。






戦車の主砲として口径85mm D-58ライフル銃が選ばれました。
徹甲弾、榴弾、翼安定対戦車榴弾はこの銃のために生産されました。
エンジニアは、オブイェークト 906で60年代初めの軍隊革新を実現し、戦車の外装はアルミニウム合金により溶接され、
銃には自動装填装置と2面のスタビライザーが装備されていました。
小型ではありましたが、頼もしい300馬力のディーゼルエンジンが75 km/hをもたらしました。
そしてもちろん戦車は水陸両用で、外装の形と2つの水中用プロベラにより「船のような」特性を手にしました。
1961年から1962年において、この型のテスト車両が6両製造され、
そのうちの2両は1963年1月から8月にかけて実験されましたが、一度も実戦で使用されることはありませんでした。
唯一残っているオブイェークト 906は、現在パトリオットパークにあり、
私たちはWar ThunderにおいてUTDエンジンを装備する水陸両用戦車を再現することに決めました。

War Thunderにおいてオブイェークト 906戦車はソ連の軽戦車においてランクVとなり、ASU-85のすぐ後の車両となります。
この水陸両用戦車は可動性に優れています。
陸地において75 km/h、水上では12-15 km/hとなります。
85mm機関砲には、約200mmの貫通力を持つ徹甲弾、榴弾、成形炸薬弾の3種類の砲弾があり、
さらに翼安定対戦車榴弾の貫通力は装甲の300mmに達することもあります。






この車両には防弾の装甲が装備され、この戦車の外装は当時において進んでいたABT-101のアルミニウム合金から製造されていました。
オブイェークト 906の前部の装甲は至近距離からの大口径のMG銃による攻撃、
傾斜の角度による一部の機関砲の弾薬の跳ね返りからも守ってくれますが、徹甲弾の一斉射撃からは守ることはできません。
砲塔の装甲は、昔ながらの鍛造された同質のもので、前面に15mm、側面と後部に8mmとなっています。
一方では、一部の徹甲弾は爆発しない可能性もありますが、砲塔の居住部分を頑丈な砲弾が貫通すると致命傷を受ける可能性があります。
それは、司令官と射撃手は砲塔に座ることとなり、装填機の弾薬も同じ場所に格納されているためです。






敵の視界に入らないのが一番です。
その代わり、陸地や水上では敵の側面にパワー全開で向かいましょう。
この戦車に装備されている優れた貫通能力を持つ正確な機関銃は、側面や後部を攻撃することを可能とするため、どんな敵でも対応できます。
また、正面からの攻撃は敵を格納庫に送り返してしまうでしょう。

The War Thunder Team!

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