J32 ランセン：飛ぶ槍
2019-12-13 04:30
解説
『War Thunder』の大型アップデート1.95「ノーザンウィンド（Northern Wind）」がまもなく実装されます。
つまり、スウェーデンのトップランクの航空機を手に入れる時が来たということです。サーブJ32Bランセンジェット戦闘機に挨拶をしましょう。
この航空機の派生型である攻撃機と迎撃機がゲーム内に登場します。
J32B ランセン ジェット戦闘機 スウェーデン ランクVI
長所
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短所
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主要となる全軍需産業国がピストン機に対するジェット機の絶対的な優位性を実現化したと同時に、常にその時代の軍用航空の傾向を把握し続けてきたスウェーデンも新型のエンジンを搭載した独自の航空機の開発に着手し始めました。
この新しい戦闘機の計画は、第二次世界大戦期に運用されていた軽爆撃機と地上攻撃機の代替機を開発する目的で考案されたため、攻撃機の開発として計画は始まりました。
しかし、スウェーデン独自のエンジン開発における生産技術が当時必要とされていた程速く発展しなかったため、32型の計画における最初の航空機には、イギリス製エンジンの複製型であるエイヴォンエンジンにスウェーデン製のアフターバーナーを装備して搭載されました。
このジェット攻撃機は、A32 Aの名称の下、1955年から1958年までにスウェーデンで大量生産されました。
そのクラスにおいて完全に近代化された戦闘機で、機体前部に装備された20mm機関銃4門により素早い集中砲火が可能でした。
また、A32 A ランセンは地上攻撃機としての役割も担うため、翼下にある12点の懸架ポイントに点在する豊富な機外兵装を特徴としていました。
この機外兵装には、豊富な種類の爆弾（それぞれ最大600kg）に加えて、12発の対艦徹甲ミサイルまたはアクティブ・レーダー・ホーミング方式を有する2発の対艦Rb04誘導ミサイルを含めた、最大で24発の様々な口径を持つ無誘導ロケットを装備可能でした。
これと同時にランセンの迎撃戦闘機版が開発され、その最初の機体は1957年1月に初飛行しました。
J32B戦闘機はその姉妹戦闘機とは非常に異なり、その違いは主により強力なエンジンと特定の武装を有している点にあります。
この航空機の動力にも、スウェーデン製のアフターバーナーと共にスウェーデンが認可されたイギリス製エンジンの複製型であるエイボンMk.47Aエンジンが搭載されており、A32 Aのエンジンと比較して2000Kg以上の推力を発揮することが可能でした。
また、新しいエンジンも吸気口とジェットノズルの形状と設計を変更する必要がありました。この迎撃機は、A32 Aより強力な武装を有しており、イギリスのAdenの複製型である30mm機関砲4門を搭載していました。さらなる武装のための懸架ポイントは4点しかありませんが、アメリカ製の空対空ミサイルAIM-9Bサイドワンダーを装備することができ、地上目標との戦闘にはロケットを用いることも可能です。スウェーデン空軍は120機のJ32Bを注文し、この型はより近代化された超音速戦闘機と共に1973年まで運用されました。
『War Thunder』では、J32Bは次期大型アップデート1.95「ノーザンウィンド（Northern Wind）」の実施に伴い、スウェーデン航空機ツリーのトップクラスの戦闘機としてランクVIに登場します。
迎撃機としては、火力の観点から言うとこの機体は同じバトルレーティングを持つ他の大半の機体を凌ぎますが、速度ではほんのわずかに劣っています（一部の航空機にのみです）。
確かに、J32Bは音速の壁を超えることはできませんが、最高速度1145 km/hで音速に近づくことが可能です。
同時に、良好な操縦性、急な機動飛行を可能にするエアブレーキ、そしてもちろん素晴らしい武器を有しています。
30mm機関砲4門は、明瞭でシンプルな弾道を持つ適切に制御された高密度の爆発をもたらすことができます。
さらに、機内には「サイドワインダー」を搭載しています。これはランクVIに追加された航空機では非常に珍しく素晴らしいボーナスとなり、
いかなる速度において全ての空中目標を撃墜できる可能性をもたらします！
重武装のA32Aは混戦において間違いなく素晴らしい選択肢ですが、J32Bは真のエアハンターとして、シリーズ内の巨匠となります！
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『War Thunder』最高の亜音速戦闘機は、大型アップデート1.95「ノーザンウィンド（Northern Wind）」に共に近日中にゲーム内に登場します。お見逃しなく！
スウェーデンの航空機に関連する早期アクセスパックを既に購入しているプレイヤーの皆さまは、まもなく実施される大型アップデート1.95「ノーザンウィンド（Northern Wind）」にて、スウェーデン航空機の技術ツリーを研究することが可能になります。
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