War Thunderでは、ドイツとアメリカのツリーにハーフトラック車台の自走式対空砲があります。
車輪のあるトラックと装軌式戦車の車台の良い特徴を合わせたものです。
半装軌車にソ連の対空砲が装備された装甲車両ZiS-43をご紹介しましょう。
東部戦線の戦場では、航空機が陸軍の支援に優先的に使用され、攻撃機と前線爆撃機は何百回、何千回の飛行を行ないました。
このような攻撃から装甲車両と歩兵隊の列を守る為、対空砲と弾薬がトラックと装甲車両に搭載されるようになりました。
第二次世界大戦においては、半装軌車の多くの実験が行なわれました。
普通の車両の積載量や山野を横断する能力を上回り、戦車よりも安価で、軽い車両でした。
これらの能力に基づいて、ドイツは戦争間においても様々な種類の自走式対空砲のベースとなる半装軌車の開発を続け、
4連装の20mm対空砲や88mm高射砲を造り上げました。
また自走式対空砲の生産の土台として使用されたアメリカの半装軌車も忘れてはなりません。
山野を横断する高い能力を持つ車両の需要が高かったにもかかわらず、
ソ連にはこのタイプの車両に関しては、あまりいい車両がありませんでした。
ようやく半装軌車型のZiS-42Mトラックの生産が始められたのは、1942年のことでした。
この車両は、消防車、砲兵用トラクター、山野を横断するトラックなどの多様な役割に使用されました。
ZiS-42の土台は試験的な自走砲や自走式対空砲の製造にも使用されていました。
1942年11月、ZiSは試験用の半装軌車型のZiS-43自走式対空砲を用意しました。
ZiS-43は、ZiS-42Mを土台にしており、装甲されたキャビンと装甲が施された61-K 37mm対空砲を装備していました。
1942年11月から12月において、ZiS-43は試験されましたが、シリーズの生産に追加されることはありませんでした。
原型はZiS-43として製造された唯一のものとなってしまいました。
ゲーム内では、ZiS-43はプレイヤーの皆さまを喜ばせるものになると確信しています。
360度回転する61-K 37mm対空砲は航空機を撃ち落とすだけではなく、軽装甲車なら簡単に穴を開けることができます。
戦争初期には、61-Kは対戦車兵器として使用されていました。
高い連射速度と良好な垂直方向への照準により重宝される銃となっています。
銃は、前方に発射しても、操縦士の運転室が発射を邪魔をしないように設置されていました。
初期の通常のトラックの自走式対空砲と比べると、防御力が強化されています。
キャビンは、角が10mmの装甲板で守られており、兵器も15mmの防盾でカバーされています。
乗員はライフル銃の弾丸から守られており、戦車は、7mmの機関銃が前部に搭載されたZiS-43を簡単に破壊することはできないでしょう。
ZiS-43は、航空機にとっても破壊の難しい車両となります。
もうすぐ、ZiS-43はゲーム内に登場します。Sd.Kfz. 6/2とZSU-37で競い合いましょう!
The War Thunder Team!
Previous Development Blogs: