ミハイル・クトゥーゾフ:大艦巨砲主義の碑
2022-08-23 20:00
解説
軽巡洋艦ミハイル・クトゥーゾフは、大口径砲を装備したソ連最後の艦です。次期アップデートに伴い、発射速度の高い対ミサイル用の機関砲を搭載した最終改修型が『War Thunder』に登場します。
ミハイル・クトゥーゾフ 軽巡洋艦 ソ連 ランクV
特徴:
『War Thunder』では、最も有名な68bis号計画型軽巡洋艦であるミハイル・クトゥーゾフが、次期大型アップデートの一部として最終改修型の姿で登場します。プレミアム兵器のジェレズニャコフ及び研究可能なスヴェルドロフ巡洋艦と共に、この新しい艦はソ連「外洋海軍:大型艦(Blue-Water)」の全研究ツリーの中におけるベストな軽巡洋艦となるでしょう。
ベテラン艦長の皆さまは、スヴェルドロフ級巡洋艦(68bis号計画型軽巡洋艦)が適度な火力や優れた防空能力、そして素晴らしい機動性などを有することをご存知だと思いますが、ミハイル・クトゥーゾフはそれらの姉妹艦とは少し異なります。では早速、その詳細をご紹介しましょう!
1970年に開始された大規模な近代化改修計画(68A号計画)では、ソ連巡洋艦の防空能力をさらに向上させることが目的とされていました。艦首上部の構造周辺のプラットフォームには、スヴェルドロフやジェレズニャコフでお馴染みの37mm機関砲に加え、高速連射可能な30mmリボルバーカノンのAK-230連装機関砲8基が搭載されています。新しい砲は口径こそ劣るものの、遠隔操作により近距離及び中距離から驚異的な火力を発揮し、各砲身から毎分1,000発の弾丸を発射します!100mm汎用砲は従来通り有効で、HEF弾(破砕榴弾)は小型艦艇及び舟艇の破壊に威力を発揮し、遠隔式信管付きの砲弾は遠距離の航空機を撃墜するのに適しています。
この巡洋艦の1057人の乗組員は、スヴェルドロフ巡洋艦の1270人と比較するとやや減少しており、ゲーム内の世界では短所として捉えることができます。また、姉妹艦に劣る点として、近代化改修の過程で魚雷発射管が撤去されたことを挙げることができます。しかし、私たちが68bis号計画型の艦を愛してやまない他すべての要素は、ゲーム内でも健在です!主砲は4つの砲塔に12門の152mm砲が搭載されており、駆逐艦や他の巡洋艦に対して完璧に対応することが可能です。砲弾に関しては、巡洋艦や戦艦に効果的にダメージを与える破壊力には欠けますが、砲弾の高い初期速度と滑らかな弾道のおかげで、長距離に位置するより軽装甲の目標を容易に狙い撃つことができます。ミハイル・クトゥーゾフは、他の68bis号計画型軽巡洋艦と同様に、巡洋艦口径の砲弾に対する生存性を高める特殊な装甲が施された甲板を備えています。
次期大型アップデートにて、ソ連海軍研究ツリーでおそらく最強の軽巡洋艦であるミハイル・クトゥーゾフが登場します。次期アップデートで予定されている素晴らしい新機能については、開発ブログをお見逃しなく!艦長諸君、またお会いしましょう!