アンドレア・ドーリア:地中海の弩級戦艦
2022-09-01 02:00
解説
アンドレア・ドーリアは、1910年代初頭にイタリア王立海軍(Regia Marina)のために建造された2隻の弩級戦艦のうちの1隻であり、前型艦であるコンテ・ディ・カブール級の改良型です。次期大型アップデート「ドローンエイジ(Drone Age)」の登場と共に、『War Thunder』ベテラン艦長の皆さまのもとへ入港する、この強力なアンドレア・ドーリアを指揮する機会が訪れます!
簡潔にいうと、非常に優秀な火力と装甲を有した、第一次世界大戦時代の弩級戦艦です。 |
アンドレア・ドーリア 戦艦 イタリア ランクV
特徴:
『War Thunder』の次期大型アップデート「ドローンエイジ(Drone Age)」の実施に伴い、イタリア海軍ツリーのトップランクに戦艦アンドレア・ドーリアが初登場する予定です。ゲーム内にて、イタリア王立海軍の2隻目の戦艦となるアンドレア・ドーリアは、様々な改良点の中で、先行艦のダンテ・アリギエーリよりもとりわけ火力が格段に向上しており、多くの艦長の皆さまにとって喜ばしいアップグレードだと言えるでしょう。
ダンテ・アリギエーリと同様、アンドレア・ドーリアは305mm(12インチ)砲を主武装とします。ただし、アンドレア・ドーリアは主砲列を一つ追加増設しているだけでなく、その配置もダンテ・アリギエーリとは大きく異なります。つまり、アンドレア・ドーリアの主砲は三連装砲塔3基と連装砲塔2基で構成されており、『War Thunder』の艦艇としてはかなりユニークな主砲配置となっています。しかし、違いはそれだけにはとどまりません。アンドレア・ドーリアは、副砲の配列も大幅に改良されています。ダンテ・アリギエーリと異なり、後継艦では、最大16門の152mm(6インチ)砲で構成され、艦隊両側の主装甲帯の上に設置された砲郭に取り付けられています。
さらに、アンドレア・ドーリアの副武装は、13門の76mm(3インチ)砲と2基の450mm水中魚雷発射管で補完されています。また決定的な点は、アンドレア・ドーリアの対空兵装は、ダンテ・アリギエーリのもの以上に改善されていることです。また、艦には6門の76mm対空砲と2門の40mm対空機関砲が追加装備されています。これにより、アンドレア・ドーリアが単独で攻撃してくる敵機をすべて撃墜できるわけではありませんが、自己防衛能力は飛躍的に向上しています。
装甲防御に関して、アンドレア・ドーリアは先行するダンテ・アリギエーリといくつかの類似点があります。実際、この軍艦には先行艦と同様に250mmの装甲帯が装備されています。ただし、砲塔前面などの装甲は280mmまで増強が施されました。このように装甲面の若干改良に重ね、1,260名もの乗組員が大幅に増員されたことによりアンドレア・ドーリアは、どのような状況であっても倒すのが非常に困難な敵となりました。
しかし、この種の戦艦の多くがそうであるように、アンドレア・ドーリアもその機動性を誇ることはできません。約34,000馬力の推進システムにより、この艦はわずか21ノット(40 km/h)の最高速力にしか到達することができません。そのため、艦長は操舵に気を配り、巡洋艦の場合ほど簡単に回避行動を取れないことに留意する必要があります。
『War Thunder』の次期大型アップデートのリリースに伴い、待望のアンドレア・ドーリアがプレイヤーの皆さまの港にまもなく登場します。それまでは、次期大型アップデートに関する記事や情報を見逃さないよう、水平線の監視を続けましょう!それでは艦長諸君、穏やかな波とよい狩りを!
The War Thunder Team