部隊兵器(Squadron vehicles):T-90 ビーシュマ
2023-08-29 20:00
解説
『War Thunder』の次期大型アップデートに伴い、新しい部隊兵器(Squadron vehicles)として、T-90 ビーシュマが登場します!T-90主力戦車の特別なバリエーションで、インド軍で運用されています。
T-90 ビーシュマ 主力戦車 イギリス ランクVII
特徴:
インドのT-90 ビーシュマは、ロシアのT-90戦車をインド軍の要望に合わせて改良した特別なバージョンです。T-90 ビーシュマは、『War Thunder』の次期大型アップデートで、新しい部隊兵器(Squadron vehicles)としてゲームに登場します。ERA(Explosive Reactive Armour:爆発反応装甲)、誘導ミサイル、近代的な射撃統制システムにより、この戦車はイギリス陸軍のトップクラスのラインナップに対する、異国情緒あふれる待望の追加となります!
何よりもまず、この兵器をイギリスのツリーに追加する理由をお話ししたいと思います。イギリスのトップクラスの主力戦車は、一般的に特定分野のものに限られ、通常は体系的な戦闘を行うことを目的としています。そのため、一部のイギリス連邦と繋がりのある輸出型の主力戦車やその他の車両を追加することで、イギリスのゲームプレイにより多くの選択肢と新しいアプローチを可能することができます。今後の将来的な計画として、私たちはさまざまな装甲車両、歩兵戦闘車、軽戦車などでイギリスの陸軍ツリーを埋める作業を継続していくことをご理解ください。 |
インドのT-90 ビーシュマの主な特徴的な違いを確認していきましょう。まず、T-90 ビーシュマには、不気味な赤い目の外観を有することでお馴染みのソフトキル型APS(Active Protection System:アクティブ防護システム)「シュトーラ-1(Shtora-1)」と、ロシアの3BM60 APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)を有しません。インド陸軍は、アクティブ防護システムの赤外線エミッタが設置される位置に、ERA(Explosive Reactive Armour:爆発反応装甲)を追加する要求を出し、これによって前面の攻撃に対する砲塔全体の防御力が向上しています。さらに、車長用ハッチのキングピンに取り付けられた赤外線サーチライトは、暗闇の中で目標を照らすのに役立ちます。その他の相違点としては、発煙弾発射器の異なる角度での配置やドーザーブレード(排土板)の新しい設計、そして対放射線装甲が施されたことを挙げることができ、戦車の防御をわずかに向上しています。
近代的な戦車であるT-90 ビーシュマには、ERA(Explosive Reactive Armour:爆発反応装甲)「コンタークト5(Kontakt-5)」による優れた防御力を備えているだけでなく、先進的な射撃統制システムにより、良好な戦闘力も約束されています。また、大容量の自動装填装置を備えており、主砲から優れたタンデム弾頭の対戦車ミサイルを発射可能です。
ただし、T-90 ビーシュマには、いくつかの問題点があります。先述した通り、APS(Active Protection System:アクティブ防護システム)を搭載していないことに加えて、その後進速度は速くありません。これはT-90ファンの皆さまにとっては残念な一面ですが、T-72シリーズから続く避けられない宿命です。これによりT-72およびT-90愛好家の皆さまなら既にご存知かもしれませんが、砲撃後または被弾後に遮蔽物の後ろに身を隠したい時に、不便に感じることがあるでしょう。また、T-90 ビーシュマは制限された主砲の俯角と砲塔の旋回速度が劣ることも、問題点として挙げることができます。
他の部隊兵器(Squadron vehicles)と同様、T-90 ビーシュマは部隊のアクティビティポイント、またはゴールデンイーグルで獲得することができます。『War Thunder』の部隊にまだ参加していない場合は、今回のT-90 ビーシュマが部隊に参加する、または自身の部隊を作成する良い機会となるでしょう。それでは、次回の開発ブログで会いましょう!
The War Thunder Team