大型アップデート「キングスオブバトル(Kings of Battle)」の新機能&メカニクス


大型アップデート「キングスオブバトル(Kings of Battle)」がインストールされるのを待っている間、皆さまが見逃したかもしれない本アップデートにより追加導入した新機能やメカニクスについて紹介します!

徹甲爆弾


一部の航空機へ新たなタイプの爆弾「徹甲爆弾」を追加しました!歴史上、この爆弾は艦艇、掩蔽壕、沿岸防衛のための構造物といった堅牢な目標を破壊するために特別に設計されました。徹甲爆弾は設計と信管の作動原理が通常と異なるため、一定の装甲厚を貫通した後に爆発します。ゲーム内にて、これらの爆弾は装甲甲板で防御された弾薬庫や燃料タンク、機関室など大型艦船の区画を破壊するのに有効となります。


分離後の装弾筒ダメージ


装弾筒(サボ)は、必要な運動エネルギーを弾体に伝達するため、APFSDS弾(装弾筒付翼安定徹甲弾)やAPDS弾(装弾筒付徹甲弾)において重要な一部であり、多くの場合は超硬合金で作られています。そこで、今回のアップデートでは、分離する装弾筒を完全にモデル化しました!つまり、APFSDS弾(装弾筒付翼安定徹甲弾)やAPDS弾(装弾筒付徹甲弾)を発射した際、分離した装弾筒は散弾銃の散弾のように最大1kmまで飛翔し、薄い装甲を貫通することができるようになります。これは、弾体が軽戦車の空の部分を貫通するような軽装甲の目標へ射撃する際に便利です。分離した装弾筒の破片が貫通すれば、重要なモジュールに命中したり、乗員に当たって気絶させたりすることもできます。この新しいメカニックについては、下記ビデオをご覧ください!



「ファイア・アンド・フォーゲット(撃ち放し能力)」ミサイルの誘導改良



これまで「ファイア・アンド・フォーゲット(撃ち放し能力)」の原理を備えたATGM(対戦車誘導ミサイル)は、戦車のシルエットの中心を目標にしていました。そのため、重要な区画に命中しないことがよくありました。大型アップデート「キングスオブバトル(Kings of Battle)」では、照準に僅かな誤差を組み込み、これらのミサイルが地上車両の中心付近に位置した他の重要な内部区画に命中する可能性が高まります。

F-16ジェット戦闘機用の多機能HMD


皆さまから寄せられたフィードバックにより、JHMCS(Joint Helmet Mounted Cueing System:ヘルメット装着式統合目標指定システム)と呼ばれる高度で詳細な多機能ヘルメットマウントディスプレイ(HMD)システムを導入し、F-16C Block 50とF-16D Block 40(バラク II)に装備しました。

現在はミサイル発射時に自動的に起動するのではなく、専用ボタンを押すとヘルメットマウントディスプレイ(HMD)を起動可能で、ヘルメットシステムには、レーダー目標指定の機能を追加しました。ヘルメットマウントディスプレイ(HMD)は、現在の重力加速度、指示対気速度、視線方向、照準線(十字線)、捕捉中の地上目標、高度(フィート)、空対空ミサイルの赤外線誘導の方向(インジケーターに打ち消し線が表示されている場合、赤外線シーカーはHMDの範囲から外れている)などの情報を表示します。

ヘルメットマウントディスプレイ(HMD)では、放射線源の名称、ひし形で示された放射線源への方向、途切れた円で示される航空機に対する照準線など搭載されたレーダー警報システムからの情報も表示されます。これに加え、地上目標に照準を向けて、キーを押すだけで照準システムを安定させることが可能になりました。F-16を愛する人にとっては最高の電子機器であるため、ご堪能いただけると幸いです!



1:レーダー警報システム信号源:
  • 兵器名
  • 信号の方向:ひし形
  • 視線の位置:途切れた円

  • 2:現在の重力加速度
    3:指示対気速度(kn.)
    4:視線の方向
    5:十字線
    6:捕捉中の目標(打ち消し線の場合:目標はHMDの範囲外)
    7:高度(ft.)
    8:シーカーの方向(打ち消し線の場合:シーカーはHMDの範囲外)



    The War Thunder Team