「キングスオブバトル(Kings of Battle)」 Devサーバーの質疑応答


どうも皆さま!私たちは、さまざまなプラットフォームに寄せられた皆さまからのDevサーバーにおける質問を収集し、その中から特に多かった内容を質疑応答としてまとめました。前回のDevサーバー開放中にコメントや提案などフィードバックを残していただきありがとうございます。

航空機


Q. 非常に高度な赤外線誘導式の対空ミサイルを搭載した81式短距離地対空誘導弾(C)(短SAM改)の追加に加え、その他の赤外線誘導式ミサイルの改良や、このようなミサイルの車両が追加されていますが、以前から指摘されているミストラル/スティンガーの重力耐性の問題について教えてください。

A. 私たちは現在、この問題に関するレポートに記載されたソースを調査し、独自の情報収集を行っているところです。しかし、これらのレポートに記載されている20G~22Gの制限は、操舵翼面における動作した瞬間の重力耐性のピークではないかと考えています。このようなミサイルの平均過負荷である20Gは、基本的に不可能です。何故なら、空気力学的に面積が小さいことに加え、このタイプのミサイルは一本のラダーで単一のチャンネルの信号から誘導を行うため、ミサイルのピッチとヨーの制御トルクが交互に発生するからです。また、ミサイルが半回転する間しか期待する方向に制御トルクを発生させないため、これはミサイルの操縦能力に制限を課すことになります。半回転と言ったのは少し大げさではありますが、これはミサイルが1回転する間に4回行われるラダーの変更の時間を計算から除外しているためです。
なんにせよ、自動操縦とミサイルのダイナミクス設定の変更は予定していますが、その時期を明言するのはまだ時期早々です。

Q. 現在、F-111にはAIM-9Bが搭載されていますが、AIM-9E/J/Pも搭載可能のようです。この航空機に搭載するミサイルを改善する検討はしていますか?

A. 他のタイプのミサイルを搭載することにより、この航空機のバトルレーティング(BR)を増加させたくないため、まずはAIM-9Bミサイル搭載時の現時点での有効性を調査したいと考えています。しかし、今後この問題を再検討し、必要に応じて兵装を見直す可能性はあります。

Q. 現在、MiG-29SMTには追加武装としてR-73を搭載可能ですが、MiG-29GにはR-60MKの選択肢しか用意されていません。MiGのG系列にもR-73を追加武装の選択肢として追加する予定はありますか?

A. はい、MiG-29GからR-60MKを削除し、追加武装の選択肢としてR-73を2発搭載する予定です。

Q. F-16CとバラクIIに、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使用してレーダーの目標を指定する機能を導入する予定はありますか?

A. はい、F-16CとバラクII、さらにはミラージュ 2000-5Fにもそのような機能を追加する予定です。

Q. 最近行われたバトルレーティング(BR)の変更やその他の追加により、BR11.3の一部の航空機がAIM-9Lおよび/またはパイソン3を搭載できるようになりました。イギリスのファントムにもAIM-9Lを搭載させることを再検討していただけましたか?

A. 私たちは、皆さまからのフィードバックに基づいて本件を検討しましたが、イギリスのファントムにおける現時点での兵装を考慮すると、現在のバトルレーティング(BR)は全体的な効率という点で、すでにバランスが取れています。これらの航空機にAIM-9Lを追加すると、必然的にその効果性は高まるため、BRを11.7まで増加させる必要が生まれます。ただし、BRが11.7に上がれば、当然ながらランクを上げなければなりません。しかし、イギリスにはランクVIIの航空機がすでに合計4機あります。 そのため、考慮すべき点が数多く生じるため、現時点ではより高度な兵器を追加することは適さないとの結論に至りました。

Q. 大型アップデート「キングスオブバトル(Kings of Battle)」では、さらに多数のドロップタンク(Drop Tank:落下型増槽)の追加を期待できますか?

A. 現在のところ、大型アップデートの他の多くの分野に集中しているため、今回はドロップタンク(Drop Tank:落下型増槽)を追加することはありません。しかし、今後もドロップタンクの開発を続け、将来的に大型アップデートで必ず追加する予定です。

Q. 少し前に徹甲爆弾が削除された一部の日本の航空機に、徹甲爆弾を再度追加することは考えていますか?

A. 私たちはこの質問を検討し、必要であれば徹甲爆弾をそれらの航空機に追加します。

ヘリコプター


Q. 今回のアップデートでは、AH-129DティーガーHAD Block 2にスパイクが搭載できるようになりましたが、サラフにも搭載する計画はありましたか?

A. 本件については、断言する前にもう少し検討する必要があります。

Q. Devサーバーでは、AH-129Dの3Dモデルに機能していないMAW(ミサイル警報装置)が表示されていますが、この機能を実装する予定はありますか?

A. はい、Devサーバーの開始時には完成していませんでしたが、MAW(ミサイル警報装置)の機能を実装する予定です。

Q. AH-64のコックピットやIHADSS (Integrated Helmet and Display Sighting System:統合ヘルメット・ディスプレイ照準システム)をHMD(ヘッドマウントディスプレイ)に追加する予定はありますか?

A. はい、ヘリコプターのコックピットや新しい機能を徐々に追加する予定です。ただし、日程は未定です。

Q. ティーガーローイファルクAH-1Z、TopOwl HMSD(Helmet Mounted Sight and Display:ヘルメットマウントサイト・ディスプレイ)の表示と機能を追加する予定はありますか?

A. 上記の回答と同様、コックピットにも面白い新機能を追加したいと考えており、そのような計画を立てています。

地上車両


Q. フランスにM26を追加することにより、その改良型のM26A1が登場する可能性はありますか?

A: 現時点では、フランスのツリーへ追加するのは原型のM26のみです。しかし、将来的にはパーシングファミリーからの他のメンバー、さらにはパットンファミリーのメンバーがフランスツリーに加わる可能性も否定しません。

Q. AMX-10PにAP弾(徹甲弾)追加する予定はありますか?あるいは、ミラン対戦車ミサイルはどうでしょうか?現在、AMX-10Pはバトルレーティング(BR)がSUB-I-IIと同じで、DM63や優れた仰角も持っているランク帯です。この点を改善する予定はありますか?

A. AMX-10PにもDM63を追加する予定ですが、ミラン対戦車ミサイルを導入するとバトルレーティング(BR) を増加する必要があるため、その計画はありません。仰角は、例えばヴィーゼル 1A4と同様であるため、BR7.3であることを考慮すれば非常に効率的だと言えるでしょう。

Q. Devサーバーにおいて、ハンガリーのレオパルト 2A4は新しいモデルを受け取ったようですが、既知の問題がいくつか残っています。主に、発煙弾発射機とルーフラックに誤りが見られます。これを修正する予定はありますか?

A. 今回は、ハンガリーのレオパルト 2A4のモデル改良の第一段階を実行したに過ぎません。残りの問題も解決する予定です。

Q. レパード 40/70には第二次世界大戦の乗員が搭乗しているようですが、これは意図されたものですか?

A. 現時点では、この車両に関連した時代に適した乗員モデルがありません。将来的に可能になれば、置き換える予定です。

Q. レパード 40/70は、そのシャーシの割にバトルレーティング(BR)が低いように感じられます。HE-VT弾(近接信管付き榴弾)を追加してバトルレーティング(BR)を上げることは検討していますか?

A. レパード 40/70の進歩における差を縮めたいため、新しい砲弾を追加することは検討していません。ただし、バトルレーティング(BR)を5.0に上げ、ランクIVに移動させる予定です。

Q. 新たに実装された機関砲における装弾筒の分離部は、それだけでかなりのダメージが与えられるようです。これを変更する予定はありますか?

A. はい、必要以上のダメージが与えられていました。さらに調査を行った結果、小口径の装弾筒の分離部はプラスチック製であることが多く、軽すぎて危険であることが判明しました。その結果、機関砲からはこの新メカニクスを完全に削除することにしました。大口径の砲については、装弾筒の分離部がかなりのダメージを与えていた可能性がありますが、それらは残したまま、Devサーバーよりもダメージを少なく、貫通力も低くする予定です。
さらに、大口径砲においては、装弾筒の貫通力を大幅に減少させます。例としては、125mm砲の最も大きな装弾筒は、最大80mm厚さの装甲を貫通していましたが、現在では最大貫通力をわずか30mmに変更しました。

Q. アメリカ以外のさまざまな国家にもM109を追加しましたが、アメリカ製の自走砲を、同様に他の国家にも追加する予定はありますか?

A. もちろんです。とても興味深い試みのため、いずれゲームに導入したいと思っています。



The War Thunder Team