チャレンジャー3（P）：豊満な滑腔砲

2023-12-08 16:00 解説

今回は、『War Thunder』に初登場となるランクVIIIの主力戦車の一つ、チャレンジャー3（プロトタイプ）を紹介します！有能かつ強力で、挑戦に意欲的な最新鋭のチャレンジャー3（P）が、ゲームへのどのような追加要素となるのかについて詳しくお話しします。

チャレンジャー3（P）　主力戦車　イギリス　ランクVIII

特徴：

強力なL/55 A1滑腔砲を装備している点！

改良型のエンジンを搭載している点

第3世代熱線映像装置を搭載している点

レーザー警報受信機を備えている点

歴史（ここをクリックで展開されます。）

2014年、イギリス国防省が寿命延長計画（LEP：Life Extension Program）を通じ、既存のチャレンジャー2戦車を新しい規格にアップグレードするための要件を定めました。さまざまな要件が提示されたものの、その核となるアイデアは、より優れた電子機器と2035年までの運用に十分な最新技術で、チャレンジャー2の砲塔をアップグレードすることでした。

BAEシステムズ（BAE Systems）社とラインメタル（Rheinmetall）社に対して、評価を行うためのプロトタイプを設計および提示する契約が締結されました。BAEシステムズ（BAE Systems）社は後にチャレンジャー 2「ブラックナイト」として知られる、APS（Active Protection System：アクティブ防護システム）を搭載した設計案、ラインメタル（Rheinmetall）社は、2019年初期にL/55滑腔砲を装備した改良型の砲塔を備えた設計案を各々に提案しました。

しかし、設計案が提示された後の2019年後半、ラインメタル（Rheinmetall）社とBAEシステムズ（BAE Systems）社は事業を合併し、イギリスに本社を置くラインメタル・BAEシステムズ・ランド（RBSL：Rheinmetall BAE Systems Land）社と名付けられた合同事業を設立することを決定しました。この新しく設立されたラインメタル・BAEシステムズ・ランド（RBSL：Rheinmetall BAE Systems Land）社は、ラインメタル（Rheinmetall）社の当初の設計案を採用し、防衛・セキュリティ総合展示会のDSEI 2019で公開した後、最終的に寿命延長計画（LEP：Life Extension Program）を施すことにしました。

2021年、ラインメタル・BAEシステムズ・ランド（RBSL：Rheinmetall BAE Systems Land）社は、イギリス国防省から既存のチャレンジャー2戦車148両について、採用した設計にアップグレードする契約を獲得し、チャレンジャー3と命名する予定です。このチャレンジャー3の本格的な生産は2024年頃に開始され、最初の戦車が2027年から2030年の間にイギリス陸軍へ納入される見込みです。

チャレンジャー3（P）紹介

『War Thunder』では、2019年にイギリス国防省に提示されたプロトタイプのチャレンジャー3が登場し、次期大型アップデート「エアスペリオリティー（Air Superiority）」の実施とともにイギリス陸軍ツリーに到着する予定です！全く新しい地上車両用のランクVIIIに登場するこの戦車は、L/55 A1滑腔砲を装備し、向上したエンジン馬力と優れた熱線映像装置、さらには豊富な砲弾の選択肢を備えた究極のチャレンジャーです。それでは、この戦車の詳細を見ていきましょう。

興味深い事実：チャレンジャー3（P）はチャレンジャー戦車における3番目の派生型で、このシリーズの歴史は40年以上前まで遡ります。チャレンジャー1は1983年、チャレンジャー2は1998年、チャレンジャー3は本格的な生産を経た後、2027年に配備予定です。

チャレンジャー3（P）には、チャレンジャー2と比較すると戦闘能力を大幅に向上させた特に顕著な追加要素が一つ存在します。それは、L/55 A1滑腔砲です！この素晴らしい砲は改良されたチャレンジャー2の砲塔に搭載され、破壊的なDM53 APFSDS（装弾筒付翼安定徹甲弾）、HEAT-FS弾（翼安定式対戦車榴弾）、HE-TF弾（時限信管付榴弾）を使用可能です。この砲は喜ばしき追加点であるものの、従来のHESH弾（粘着榴弾）と発煙弾が使用できなくなることを意味します。改良された砲塔は、砲塔上部に機関銃を装備していませんが、最新の車長用光学照準装置、砲手および車長用の第3世代熱線映像装置、LWS/LR（レーザー警報装置/レーザー測遠機）を含む優れた電子機器を備えています。

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車体と装甲について話を移すと、チャレンジャー2とほとんど変わりません。具体的には、前面周辺の複合装甲や、前面下部に施された大型の装甲板、および操縦手の視界ポートの弱点が挙げられます。また、先行車両のチャレンジャー2でお馴染みの追加装甲パッケージが、ゲーム内ではチャレンジャー3（P）に装備できないことも注意すべき点です。より大型のL/55 A1滑腔砲を装備するために砲塔が改良されたにもかかわらず、この戦車の砲塔側面は先行車両の装甲と変わりませんが、基本的には十分だと言えるでしょう。

知っていましたか？：チャレンジャー3（P）は、ライフル砲の代わりに滑腔砲を装備したイギリス初の主力戦車であり、HESH弾（粘着榴弾）が使用できないイギリスの主力戦車の最初の例です。

機動性は向上したのかという点について、皆さまは大きな疑問を抱いていることでしょう。僅かですが、改善されています！チャレンジャー3（P）には、標準的な1,200馬力エンジンの代わりに1,500馬力のエンジンが搭載されていますが、最高速度は59km/hに留まっています。そのため、他の主力戦車と比較すると、その速度は低いままです。ただし、馬力が追加されたおかげで、チャレンジャー3（P）は全般的によりうまく立ち回ることができ、最高速度にはより速く到達可能です。この戦車の重量は66トンで、通常のチャレンジャー 2（62.5 トン）とチャレンジャー2 TES（74.8 トン）の重量の中間にあることも留意しておく価値があるでしょう。

コミュニティマネジメントチームのリーダーであるTomによるバトルで使用する際のアドバイス：「CR3が提供してくれるものは非常に重要です。より優れた機動性、高度な熱線映像装置、非常に強力な砲弾、より高い火力を用いて効果的に狙いを定め、いち速く敵を攻撃することができます。プレイ中には可能な限りこの利点を活用しましょう。トップランクの戦車は非常に汎用性が高いため、厳格なプレイスタイルは存在しないものの、優位性を発揮するために至近距離で戦う必要は必ずしもないということを覚えておきましょう。」

総括すると、優れた電子機器やより改善された馬力、良好な装甲に滑腔砲を組み合わせたことで、イギリスのトップランクのラインナップでプレイする際に、チャレンジャー3（P）が新たな風を吹き込んでくれるでしょう。先日発表したランクVIIのプレミアム戦車チャレンジャー2（OES）（※販売予定）が、チャレンジャー3（P）のいち早い研究に役立つこともお忘れなく。それでは、またお会いしましょう！

下記スターターパックで、イギリス陸軍ツリーの研究を開始しましょう：

下記パックにより、チャレンジャー3（P）の研究を大幅に加速することができます：

イギリススターターパック