次期大型アップデート「シーク&デストロイ(Seek & Destroy)」:改善点・改良点

通常、大型アップデートを実施する際、新たに追加される兵器に注目が集まります。しかし、今回は次期大型アップデート「シーク&デストロイ(Seek & Destroy)」で導入される興味深い機能、改善および改良点の一部を紹介します!

リモデル








次期大型アップデート「シーク&デストロイ(Seek & Destroy)」では、第二次世界大戦時代におけるドイツのオープントップ車両と戦後におけるソ連のオープントップ車両に、地上車両用の新たな乗員モデルを導入します!大型アップデート実施後、これらの国家の自走砲やSPAA(対空自走砲)を見て、その雄姿を確認しましょう。

また、現代的な航空機を操縦するパイロットにも焦点を当てました。これにより、次の航空機で更新されたパイロットモデルを見ることができます!:A-10、F-14、F-16、F-15、J-11、MiG-29、Su-27、Yak-141

地上車両のモジュール詳細化



コミュニティにおける投票で、新しい内部モジュールの導入が選ばれて以来、私たちは多数の地上車両に対する内部モジュールの追加に取り組んできました。バトルでこれらの新しいモジュールが損傷または破壊された場合、その内部モジュールの機能が停止となります。

これらの新しいモジュールは、修理によってその機能を復旧させることができますが、そのために「改良された部品(Improved Parts)」の改造を開発しておく必要はないため、ご安心ください!新しいモジュールは、地上車両用のデフォルトの修理キットを使用して修理することが可能です。

新しいモジュールの全リストと、それらが損傷または破壊された場合に何が起こるかは、下記の通りです:

  • 自動装填装置:このモジュールが損傷した場合、戦車砲に新たな砲弾を装填できなくなります。ただし、すでに砲尾へ装填済みの砲弾は発射可能です。
  • 射撃統制システム(FCS):このモジュールが損傷した場合、車両によって、関蓮したシステムが機能しなくなります。例えば、砲安定装置、LWS/LR(レーザー警報装置/レーザー測遠機)、NVD(暗視装置)などです。 X線ビューで射撃統制システムのモジュール上にカーソルを合わせるとポップアップ表示される格納庫のツールチップから、パーツのリストを確認できます。無人砲塔を有する車両やコントロールパネルで武器を制御する車両(例:2S38、PUMA)の場合、このモジュールが破壊されると誘導および射撃も不能となります。
  • 電力供給システム:電力系統に異常が発生した場合、このモジュールの火災、射撃統制システム、砲安定装置、レーダーなどの関連システムの故障につながる可能性があります。
  • 駆動制御:このモジュールが損傷した場合、移動や旋回ができなくなります。
  • 電子機器:このモジュールが損傷した場合、IRST(赤外線捜索追尾システム)、LWR(レーザー警報受信機)、レーダーが機能しなくなります。

  • ホイール分離



    エイプリルフールイベントで荒れ果てた怒りの道から舞い上がった埃が収まった後、私たちは全ての装輪式車両が被弾した際に、その車輪が物理的に吹き飛ばされるようにしました。これにより、砲弾が直撃する、または爆弾が付近で爆発した場合、装輪式車両のシャーシが損傷し、一つまたは複数の車輪が吹き飛ばされるアニメーションが表示されるようになります。

    海戦の改善



    砲の弾薬庫における火災に関する警報を追加します。これにより、特別なサイレンと音声コマンドが再生され、時間内に消火するために、割り当てられたキーに消火器のアイコンがインターフェースで強調表示されるようになります。

    また、海戦のダメージカメラも改善しました。ダメージカメラの画面におけるレイヤーを変更し、視界を妨げていた要素を背景に移動しました。その結果、ダメージカメラがより詳細になり、破壊されたモジュールの輪郭が強調表示され、ダメージそのものがはっきりと確認できるようになりました。さらに、ダメージカメラに燃料タンク、石炭庫、対魚雷バルジが表示されなくなりました。敵艦が損傷し、その被弾によって火災が発生した場合、火災が発生している場所に炎のアイコンでマークされるようになったため、視認しやすくなりました。

    艦艇の防護分析モードに、乗艦している乗組員の分布を表示するオプションを追加しました。格納庫で確認するには、「防護分析」ボタンをクリックし、「乗組員の分布を表示(Show crew distribution)」をクリックしてください。すると、緑、黄、橙、赤でハイライトされたさまざまなエリアが表示されます。緑色のエリアは乗組員が少なく、赤色のエリアはより多くの乗組員がいることを示しています。

    ヘリコプターコックピット更新



    『War Thunder』のアートチームは、航空機のコックピットやモデルの改善に力を注いできました。そのおかげで、多数のヘリコプターに精巧なコックピットを導入します。まもなく実施予定の次期大型アップデート「シーク&デストロイ(Seek & Destroy)」のチェンジログ上で、詳細なリストで確認することができます。

    レーダーインジケーター



    高ランク帯の航空機のレーダーインジケーターを改善します!これにより、アクティブ・レーダーシーカーおよび慣性誘導(IOG:Inertial Observer Guidance)方式のインジケーター上に、ミサイルの現在位置が表示されるようになります。また、ミサイルと目標を繋ぐ線上に、目標攻撃インジケーターが表示されるようになります。実線はミサイルシーカーによる目標捕捉可能範囲を示し、点線は慣性航法装置による飛翔を示します。ミサイルが慣性誘導の制御下にある場合、目標は円として表示され、ミサイルが目標を捕捉して追尾を開始すると、この円は消失します。

    さらに、レーダーインジケーターがグラウンドクラッター(地表から反射される信号)を異なる方法で表示するようになります。索敵モードでは、発射方位および高度の両方で、索敵ビームの後方に段階的に表示されます。追尾モードでは、この反射は発射方位から目標に繋がる細い線で表示されます。

    今回は以上になります。次期大型アップデート「シーク&デストロイ(Seek & Destroy)」トのより詳細な内容紹介を楽しんでいただけたら幸いです。それでは、また会いましょう!



    The War Thunder Team