アップデート 2.37.0.63


航空機


  • 主翼は最大過負荷に達すると同時に破損するのではなく、最大過負荷を超過してから一定時間が経過してから破損するようになりました。通常の過負荷に戻った際、翼へのダメージはリセットされ、飛行中の過負荷によるダメージは蓄積しません。
  • 「レーダーアンテナの仰角を一定にする(Constant elevation of radar antenna)」を無効に設定していた場合、航空機の機首が上昇/下降した際にレーダーのジンバル制限を超過するとアンテナの必要仰角が変更されていた不具合を修正しました。これにより、プレイヤー自身がアンテナの仰角を変更しない限り、航空機の方位が安定すると同時に、水平線に対してアンテナは以前の必要位置に戻るようになりました(報告)。
  • TWSモードの目標マーカーまたは単一目標追尾モードにおいて、レーダーアンテナの(メモリートラッキングモードにある)ジンバル制限に影響されなくなりました。そのため、データリンクを有したミサイルは、目標が範囲外の位置にいた場合でも、正しい推定目標の位置を中間軌道で更新します。同時に、ジンバル制限外にいる5km以上離れている中距離または長距離に位置する目標を照射することは以前として不可能です。
  • TWSモードにおいて、「視界の安定化(Sight Stabilization)」および「目標地点を有効にする(Activate target point)」機能を有効にした場合、レーダーによる目標追尾が阻害されていた不具合を修正しました。
  • レーダー画面から目標が消失した場合、TWSモードのレーダーが自発的に目標を変更していた不具合を修正しました(報告)。
  • 三人称視点に変更した場合、航空機の光学目標追跡の作動範囲が縮小しないようになりました(報告)。
  • シミュレーターバトル(Simulator Battle:SB)において、RWR(Radar Warning Receiver:レーダー警報受信機)は信号の種類とは関係なく、重なる周波数帯域にあるすべてのレーダーおよびARH(Active Radar Homing:アクティブ・レーダー・ホーミング)を、リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)のように感知するようになりました。例えば、SPO-10は以前までPDモードでは照射を感知できませんでしたが、これが可能になりました。また、特定の種類のレーダーを感知可能なRWRの場合、IFF(Friend or Foe:敵味方識別)機能が作用するため、これらのRWRのインジケーター上に感知した味方の照射は表示されなくなります。
  • Su-25SM3:Kh-38MLミサイルのシーカージンバル制限を表示するフレームが回転した場合にのみ表示されていた不具合を修正しました(報告)。
  • Su-25T、Su-39:「マーキュリー」照準ポッドの重量がポンドで表示されていた不具合を修正しました(報告)。
  • F-16A(フランス):PIDSパイロンの表示が誤っていた不具合を修正しました(報告)。ミサイルおよび爆弾の弾道コンピューターを追加しました。
  • F-16AM(フランス):AIM-120ミサイルが左内部のパイロンを通過してしまっていた不具合を修正しました(報告1)。500ポンド爆弾が右側の翼に表示されていなかった不具合を修正しました(報告2)。。ミサイルおよび爆弾の弾道コンピューターを追加しました。
  • AV-8B プラス:コックピット内の左側のMFD(多機能ディスプレイ)にRWR(Radar Warning Receiver:レーダー警報受信機)の情報を表示する機能を追加しました(報告)。
  • F-5E:X線ビューでドロップタンクが常時表示されてしまっていた不具合を修正しました(報告)。
  • ハンター F.6(フランス):ドロップタンクとAIM-9Bミサイルを組み合わせた武器プリセットを作成することができなかった不具合を修正しました(報告)。
  • Bf 109 F-4:4 x SC50爆弾を使用した場合、翼にある追加のMG 151機関砲がX線ビューで表示されてしまっていた不具合を修正しました(報告)。
  • ミラージュ F1CT:翼下のポッドにある対抗手段の数を増加しました(報告)。
  • MiG-29SMT:ラダーの下にあるポッドの対抗手段が大口径としてカウントされていなかった不具合を修正しました(報告)。
  • ネシェル、クフィル カナード、シャハク:ドロップタンクが一瞬で地上に落下していた不具合を修正しました (報告)。
  • トーネード IDS ASSTA1、トーネード IDS MFG、トーネード GR.1、トーネード IDS WTD61、トーネード IDS (1995)、AJ37、AJS37:BOZ対抗手段ポッドに追加のチャフを追加しました。
  • Tu-2(全派生型):カスタムカモフラージュを作成することができなかった不具合を修正しました(報告)。

  • 地上車両


  • パーンツィリ-S1、Tor-M1:追尾モードのレーダーが自発的に選択していた目標を変更してしまっていた不具合を修正しました。例えば、レーダーの表示範囲から目標が外れた場合、または目標がミサイルまたは爆弾を使用した場合に発生していました(報告)。
  • パーンツィリ-S1:追尾レーダーが、追加目標を目標の周りの細いセクターでのみ捜索を行っていた不具合を修正しました。これにより、追加目標は追尾レーダー上すべての可動セクターから捜索されるようになりました(報告)。
  • パーンツィリ-S1:レーダー追尾フレームが目標から遠ざかっていた不具合を修正しました(報告)。
  • リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)モードにおいて、テストドライブでエンジンを切り、バッテリーを使い果たした状態を維持した場合、アーケードバトル(Arcade Battle:AB)において、バッテリーが消費された状態がすべての兵器上で表示されていた不具合を修正しました。
  • ZSU-23-4M4:アーケードバトル(Arcade Battle:AB)でミサイルを補充することができなかった不具合を修正しました(報告)。
  • ティーガー II (P):誤っていた弾の装填される順番および装填数を修正しました(報告)。
  • 機関銃を選択した場合、操縦手の暗視スコープが機能しなくなっていた不具合を修正しました(報告)。
  • スナイパー照準器のバッテリーを使い果たした場合、統制システムが壊れていて、修理する必要があると表示されていた不具合を修正しました。

  • 艦艇


  • ボートゥール:75mm OPF Mle 1917 SAP弾の信管感度を変更し、発動までの遅延を追加しました(報告)。
  • HMS クイーン・メリー:X線ビュー上の魚雷の説明が誤っていた不具合を修正しました(報告)。
  • レオパルト、Luchs:X線ビュー上の対空砲武器の説明が誤っていた不具合を修正しました(報告)。
  • 昭南:X線ビューで表示される120mm砲の弾薬数を修正しました(報告)。
  • 球磨:この艦の最大速力を61km/hから62km/hに増加しました(報告1)。排水量を6,970トンから7,104トンに増加しました(報告2)。

  • グラフィックス


  • チャフを使用した場合のパフォーマンス低下を修正しました。
  • 一つのセッションで射出座席を2回以上使用した場合、2回目以降から座席が浮遊し続けていた不具合を修正しました。

  • ゲームメカニクス


  • 分隊員のために目標指定マーカーを設定できる最大範囲を増加しました。艦船、ヘリコプター、偵察UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)および偵察水上機では距離が30kmまで増加し、航空機および攻撃UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)は50kmに増加しました。地上車両は以前と変わらず10kmとなります。
  • 戦車リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)において、空対空ミサイルのスポーンポイントコストはシーカーの種類にのみ関連し、ミサイルの合計重量を考慮しなくなりました。ARH(Active Radar Homing:アクティブ・レーダー・ホーミング)は搭載機の37%分のコストになり、その他の空対空ミサイルは搭載機の10%分のコストになりました。
  • 戦車リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)において、誘導爆弾は無誘導の爆弾とは個別の方法でスポーンポイントコストが計算されるようになりました。スポーンポイントコストの僅かな増加は、装備された誘導爆弾の合計重量に関連するようになりました:500kg以下の重量の場合、搭載機の20%分のコストに増加し、2,000kgの重量の場合は40%に増加します。重量が500kgから2,000kgに上昇する場合、増加率は20%から40%へと直線的に計算されています。

  • インターフェース


  • デイリー報酬画面のバックグラウンド画像が更新されました。
  • 格納庫内の搭乗員の順番をカーソルでドラッグして変更する機能を追加しました。これは、搭乗員の情報ブロック周りの搭乗員スロットをドラッグするだけで行うことができます。
  • 兵器を搭乗員スロットに配置する画面を変更しました:
  • 搭乗員スロットの下に存在する搭乗員の情報が含まれたブロックのサイズを拡大しました。この情報がこの画面上で最も重要であるため、この変更を行いました。
  • 現在の国家の国旗を削除しました。
  • 兵器の上部に存在したバックアップのブロックを削除しました。
  • 搭乗員スロットを目立たせるため、スロットの後ろあるバックグラウンドの色をより暗くしました。
  • レジェンドブロック(兵器名および資格ステータス)を搭乗員スロットバーの上部に移動しました。
  • ドラッグ&ドロップで搭乗員スロットに兵器を配置するためのコストをスロットバーの下に配置しました。これは通常の場合、兵器をスロットに追加するためのボタンが配置されている場所です。

  • 搭乗員スキルをアップグレード可能であることをプレイヤーに通知するロジックを変更しました。これにより、アップグレード可能な最も高いスキルを、バーの半分までアップグレード可能な場合にのみ通知が表示されるようになりました。
  • スポーン画面内のマップにクリックした際、選択していたスポーンポイントのリセットを削除しました。
  • バトル中のスポーン画面において、リスポーンする場合にバックアップを使用する兵器の「戦闘」ボタンのスタイルを変更しました。
  • プレイヤーが使用する地上車両の破壊リプレイは、着弾および砲弾の軌道をすべて表示しなくなりました。これにより、プレイヤーが兵器を失った場合、破壊された兵器と、その破壊に繋がったヒットのみを表示するようになりました。
  • プレイヤーの兵器破壊リプレイカメラは、プレイヤーが失った兵器の方向に向けられるようになりました。
  • スポーン画面において、搭乗員情報(搭乗員の位置番号および搭乗員レベル)の色の可読性を改善し、明度を減少させました。
  • 兵器が既に搭乗員スロットに追加されていた場合でも、研究画面から兵器を搭乗員スロットにドラッグすることが可能になりました。これを行う場合、この兵器が既に搭乗員スロットに追加されており、移動または取り除くことが可能であるメッセージが表示されるようになりました。
  • 兵器を空いている搭乗員スロットに配置するための画面に、搭乗員インデックスが表示されていなかった不具合を修正しました。
  • プレイヤーが一般的なバックアップを有効にしてからリスポーンをキャンセルした場合、スポーン画面内のバトルボタン上にバックアップアイコンが表示されなかった不具合を修正しました。
  • スロットバーのアクションが副武装の視覚武器セレクターのみだった場合、航空機の戦闘中にアクションパネルを折りたたむボタンが表示されなかった不具合を修正しました。
  • 副武装メニューでプリセットを作成する場合、副武装のリストが画面のサイズを超過していた不具合を修正しました。
  • 航空機またはヘリコプターで最後の兵器として破壊された場合、観戦している間、カメラを動かすことができなかった不具合を修正しました。
  • コントローラーで搭乗員スロットから兵器を取り除くボタンを押すことができなかった不具合を修正しました。
  • リプレイのセンサービューモードにおいて、マーカーが表示される範囲が100kmに増加しました。マーカーの詳細が表示される範囲も増加しました。
  • 航空機で、発射範囲外からATGM(対戦車用誘導ミサイル)または空対地ミサイルを発射しようとした場合のヒントを追加しました。

  • ロケーション


  • カルパティア山脈:一部の茂みが倒れた後も再度現れていた不具合を修正しました(報告)。
  • 航空制圧ミッションにおいて、ミッションの地形を考慮し、航空機のスポーン高度を上昇しました。

  • 外観と実績


  • 現代的なドイツ車両の茶色迷彩は、都市部のロケーションでのみ自動的に選択されるようになりました。砂漠用三色迷彩のみ、引き続き砂漠のロケーションに結びついたままです。



  • このチェンジログでは、今回のアップデートで行われたゲーム内の主な変更を記載しています。
    一部のアップデートされた項目や追加、修正などが記載されていない場合があります。
    『War Thunder』は定期的に改善を行っており、細かい修正等はアップデート時以外にも実装される場合があります。