KV-1 m1942 “Klimi”:復活した巨人
2024-08-28 09:00
解説
今回は、新塗装が施された真のクラシック戦車で、フィンランドに鹵獲されたKV-1 1942年型を紹介します!KV-1 m1942は、KV-1の量産された最終派生型の一つで、約1トン増量したことにより改良された装甲防御が特徴です。この新しいプレミアム戦車が次期大型アップデート「ダンスオブドラゴンズ(Dance of Dragons)」で登場します!
KV-1 m1942 “Klimi” 重戦車 スウェーデン ランクIII プレミアム
特徴:
KV-1 m1942紹介
KV-1 m1942は、KV-1Sおよびより高度な重戦車に置き換えられ前のKV-1初期モデル設計を基にした最終的な改良型の一つです。フィンランドは2両のKV-1モデルを鹵獲し、本バージョンは2両目となり、砲および装甲を改良したことで、最も強力なKV-1となります。それでは、早速詳細を見ていきましょう!
総合的には、KV-1 m1942は機能性の観点からは先行車両とほぼ同等の利点と弱点を共有しています。しかし、今回の改良型では砲塔が改善されています。以前のモデルで採用されていた角張った設計とは異なり、丸みを帯びた円形砲塔が採用され、前面装甲は100mm、側面装甲は82mm~90mmの厚さを有するため、そのランク帯では一般的な砲に対しては十分な防御を提供します。敵に対して砲塔に角度を付けることにより、砲塔の装甲厚を増加しながら、全体的に輪郭を不確かな形状に見せるため、射撃が命中しづらく、弱点部位を狙い撃たれる可能性が低くなります。
火力に関しては、皆さまには馴染み深い76mm ZiS-5砲を搭載し、幅広い弾薬の選択肢の中には大量の爆発物を有したAPHE(Armor Piercing High Explosive:徹甲榴弾)も含まれています。一見すると貫通力はあまり期待できないように見えますが、角張った装甲に対しては非常に効果的であるため、この砲の有効性は依然高いままです。
知っていましたか?:フィンランド語でのKV-1の愛称である「Klimi(クリム)」は、軍人であり政治家でもあるクリメント・ヴォロシーロフ(Kliment Voroshilov)に因んで命名されています。 |
この戦車を装甲および火力の観点から評価した場合は非常に強力な戦車と言えます!しかし、最高速度が34km/hにしか到達できないため、機動性に期待することはできません。速度が劣るものの、KV-1が行うべき行動はすべて達成可能なため、競争で1位を獲得できずとも、効果的であるのに優勝する必要はありません。また、KV-1の前面および側面装甲が厚く、実用的な装甲を備えているため、敵に対して角度を付けた場合には、非常に効果的に敵と対峙することが可能です。
KV-1を最大限活かすためには、常に移動することが重要です。なにせ、停止している場合には簡単な目標となるため、移動し続ける(理想的には敵に対して角度を付ける)ことで、装甲の輪郭が常に変化するため、敵が狙いを定めたい個所が変化し続け、致命的な一撃を叩き込まれる可能性が低くなります。KV-1はこのような攻撃的なプレイスタイルに適しており、敵にプレッシャーを与えながら、敵に弱点部位に狙いを定める隙を与えない立ち回りを得意とします。
この典型的な重戦車は、次期大型アップデート「ダンスオブドラゴンズ(Dance of Dragons)」でスウェーデンのランク帯に、ゴールデンイーグルで購入可能なプレミアム戦車として追加されます!いつも最後まで読んでくださりありがとうございます。次回発表される兵器や新機能に関する開発記事でお会いしましょう。それでは戦車兵の皆さま、よい狩りを!
※なお、本車両の性能は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。
The War Thunder Team