ダンケルク:切っ先



今回は、近隣諸国の脅威に対抗するためにフランス海軍主力艦隊の近代化にあたり1930年代初頭に建造された2隻の戦艦のうちの1番艦ダンケルクを見ていきましょう。

ダンケルク 戦艦 フランス ランクVI


特徴:


  • 最高速力が非常に高い点!
  • 強力な主砲を有する点
  • 型破りな兵装レイアウトを有する点
  • 平均的な対空防御を有する点




  • ダンケルク紹介


    『War Thunder』のフランス「大型艦:外洋海軍(Blue-Water)」ツリーに、第一次世界大戦以前の弩級戦艦からは著しく変化し、より近代的な設計を有した戦艦であるダンケルクが登場します。先進的な対空砲システムと特殊な兵装レイアウト、さらに優秀な速力を発揮するダンケルクは、やがて海戦では驚異的な敵として立ちはだかり、新しいフランスの「大型艦:外洋海軍(Blue-Water)」のトップランク艦としての正当な地位を獲得することになります。それでは、早速見ていきましょう!

    『War Thunder』に登場している他の戦艦とは違い、ダンケルクは非常に特殊な設計をしています。艦体を通して満遍なく武器を配置するのではなく、ダンケルクの技術者は型破りな兵装レイアウトに踏み切り、13インチ(330mm)主砲8門を艦首付近の前面部に取り付けています。 その結果、このレイアウトは常に艦の主砲が単一の目標に射撃できることを意味し、また前方の投射に対して優れた射撃角度を提供します。


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    ダンケルクの副武装を形成するのは、後部に配置された16門の5.1インチ(130mm)砲で、四連装砲が3基、連装砲が2基に分散配置されています。これらの砲は、駆逐艦や魚雷艇などのより小型な艦艇を近距離で撃退するためには特に有用です。また、対空兵装を形成するのが、自動化されていない37mm口径の連装砲5基、および大口径の機関銃のみと、少し物足りない対空兵装を有しています。


    興味深い事実:メルス・エル・ケビール港での運命的な戦いでダンケルクを航行不能にした艦であるHMS フッドは、第二次世界大戦勃発時にダンケルクが枢軸国の艦艇に対して幾度も哨戒活動を行った戦艦でもあります。



    装甲に関して、フランス海軍の技術者は、この艦の装甲に対して妥協することなく、傾斜した装甲を取り入れることで重量を抑えることに成功しました。そのため、ダンケルクは集中防御方式が適用されていて、主装甲帯には225mmの装甲が施されており、砲塔は330mm、バーベットは310mmの鋼の装甲板で覆われています。その結果、ダンケルクは重巡洋艦の主力艦と対峙する場合には十分な装甲を有していることになります。しかし、より高火力で重装甲の戦艦と直接対決することはできません。







    戦艦との直接対決に陥ってしまった場合、ダンケルクには機動力という切り札があります!戦艦としては少ない排水量を有し、そしてその強力な機関により、ダンケルクは最高速力の30ノット(時速54.6km)に到達することができます。これにより、より素早い敵などを追跡することが可能でありながら、直接対決できない敵に対しては、機動性で敵を出し抜くことが可能です。

    ダンケルクの航路は『War Thunder』の海戦へと向けられており、次期大型アップデートの実施と共に、プレイヤーの皆さまの港へ入港します。それまでは、次期大型アップデートに関する記事や情報を見逃さないよう、水平線の監視を続けましょう!それでは艦長諸君、穏やかな波とよい狩りを!

    ※なお、本兵器の性能は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。



    The War Thunder Team