XM246:アメリカのゲパルト!
2025-03-06 09:30
解説
今回は、大型アップデート「ホーネッツスティング(Hornet's Sting)」で登場するM48パットンの車体に2門の35mmエリコンKDA機関砲を搭載した試験的なSPAA(対空自走砲)XM246を紹介します。
XM246 対空自走砲 アメリカ ランクVI
特徴:
XM246紹介
新登場するアメリカの対空車両XM246を紹介します。本車両は、お馴染みの砲とシャーシを備え、M163対空自走砲とM247 サージェント・ヨーク対空自走砲の間のランクVIに配置され、いくつかのラインナップにおいて対空火力を強化してくれます。それでは、詳しく見ていきましょう!
XM246のコンセプトは、多くの皆さまにとって馴染み深いものかもしれません。中戦車のシャーシに35mmエリコン機関砲を搭載した車両といえば、ゲパルトが思い浮かぶでしょう。確かに、XM246とゲパルトは多くの点で共通していますが、異なる点もあります。まず、XM246の2門の砲の配置は離れておらず、砲塔の中央部分に隣接して取り付けられています。次に、大型の追尾レーダーを左前方に、捜索レーダーを砲塔の上部に搭載しています。どちらのレーダーもドームで覆われています。最後は弾薬に関して、XM246はAPDS弾(装弾筒付徹甲弾)の弾帯を備えていません。とはいえ、近距離の軽装甲の戦車を貫通できなくなったわけではなく、別の弾帯を使用すれば可能です!
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機動性については、XM246は「先進レーダー誘導砲防空システム(ARGADS:Advanced Radar-directed Gun Air Defense System)」のコンペの相手となったM247と同様、M48パットン戦車のシャーシを使用しています。このシャーシは、48km/hの最高速度に到達可能なため、舗装された道路では非常に素早く動き回ることができ、オフロードでも良好な速度を発揮します。
XM246をまとめると、射撃速度は速いものの射程距離が短いM163と、射撃速度は遅いものの射程距離が長いM247のちょうど中間と言えます。XM246に搭載されているレーダーは、遠距離の目標を射撃するためのリードポイントを表示し、1門あたり毎分550発の発射速度の砲は、その発射速度の高さのおかげで精度の低さを補うことができます。また、他のSPAA(対空自走砲)と同様、XM246は敵の履帯、砲身、軽装甲の目標などを破壊する支援車両としても非常に有効です。とはいえ、装甲は全体的に非常に薄く、ほとんどの敵戦車の攻撃が貫通してしまうため、自らの装甲防御に頼ることは控えましょう。
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今回は以上です。大型アップデート「ホーネッツスティング(Hornet's Sting)」の実施と共にXM246が登場し、いくつかのラインナップにおいてその強力な火力を発揮して、敵機を撃墜します。これからも発表される開発記事にご注視ください!
※なお、本兵器の性能は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。
下記プレミアムパックにより、XM246の研究を大幅に加速することができます:
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The War Thunder Team