ロケーション:「フォークランド諸島」&「ベルリン」「クバン」リニューアル


今回は、次期大型アップデート「リヴァイアサンズ(Leviathans)」で登場する新たな航空戦用のロケーション「フォークランド諸島(アルゼンチン名はマルビナス諸島)」を公開できることを嬉しく思います!南大西洋に位置するこの島はイギリスの海外領土で、1980年代の特にフォークランド紛争期を舞台にしています。

また、今回は視覚的に改良されたベルリンやクバンのマップも紹介しますので、早速見ていきましょう!

フォークランド諸島(The Falkland Islands)



このロケーションを開発する際、私たちはこの島にどのようなバイオームが広がっているか理解するために地形の衛星画像を確認しました。この島の地形のほとんどは、湿潤で起伏が激しく、草原や小さな丘が多く存在します。住宅に関しては、多くが急造された1階から2階建ての家で構成されています。この島には大きい町がいくつかあるだけで、残りの住民は農場で暮らしていて、岩だらけの地形に点在しています。


このマップの大きさは130km x 130kmで、ゲーム内の航空戦マップの中では最も大きいマップの一つです。そのため、この島全体を遊覧飛行することができ、この島の首都であるスタンリー、フォックス・ベイ、グース・グリーンなど、その他多くの観光名所をご覧いただくことができます。このロケーションはトップランクのジェット戦闘を想定して設計されているため、これに該当するBR(バトルレーティング)で利用可能になる予定です。

ベルリン(Berlin)



1945年5月、赤軍は有名な国会議事堂(ライヒスターク)に達し、第三帝国の終焉が近付いていました。ご存じない方のために補足しますと、『War Thunder』のベルリンは、第二次世界大戦中における実際の場所を基に再現しながら作成されています。私たちは、このロケーションのグラフィックスやモデルを置き換えながらも、現実に近いレイアウトを維持することに努めました。すべての建物や構造物は可能な限り高品質で本物らしく見えるように一から作り直しています。草や木々が増え、マップ全体が緑豊かになっていることにお気づきかもしれません。これは、1945年の歴史的写真を調査し、爆弾によって出来たくぼみ(クレーター)や破壊された場所の中にも多くの植生が残っていたことを確認したためです。







爆弾痕、火災、泥濘などのモデルとテクスチャを全て刷新しています。

クバン(Kuban)



次に、ベルリンの中心部から南ロシアへと移動します。クバンは、元のレイアウトを残しながら、アップグレードされました。これらの更新作業を行うにあたり、この地域の写真や建造物の種類を参考にし、新たなビジュアルがどうあるべきかの着想を得ました。岩や地面のテクスチャ、木々、橋のような小さな建造物、兵舎、製材所、植生などすべて、可能な限り美しく本物のように見えるよう全てリビルドしています。また、丸太を運ぶソ連製GAZトラックも追加しています!


今回は以上となります!フォークランド諸島の追加とベルリンとクバンへのリニューアルは、次期大型アップデート「リヴァイアサンズ(Leviathans)」で実装されます。これらの変更や、これらから発表される開発記事にもご注目ください!



The War Thunder Team