大和:武士の魂と究極の怪物
2025-05-31 13:00
解説
数々の記録と精神的象徴性をもった伝説中の伝説である戦艦をついに紹介することができ、大変うれしく思います。次期大型アップデート「リヴァイアサンズ(Leviathans)」の実施と共に大日本帝国海軍の大和型戦艦1番艦「大和」が『War Thunder』に登場します!
大和型戦艦「大和」 戦艦 日本 ランクVII
特徴:
大和紹介
最大級の主砲、最厚の重装甲、洗練された射撃指揮装置、さらに針鼠のような対空火器を備えた大和は、史上最強の戦艦と言えるでしょう。それでは、早速詳しく見ていきましょう!
まずは、皆さまが期待している砲について説明していきます!大和は三連装砲塔3基に九四式四十五口径四十六糎砲(46cm)9門が搭載されており、この口径は戦艦の砲における史上最大で、AP弾(徹甲弾)とHE弾(榴弾)を発射することができます。放たれるHE弾(榴弾)は巨大ですが、同時代の406mm砲のHE弾(榴弾)ほど効果的ではありません。約60kgという膨大な量の炸薬が充填されていますが、他の大型の砲と比較すると物足りないと感じるでしょう。
これは結局のところ、大和が対戦艦戦闘を想定しているため、AP弾(徹甲弾)の方に焦点があてられていることが理由です。AP弾(徹甲弾)の最大装甲貫通力は800mmを遥かに超え、通常の戦闘においてこのAP弾(徹甲弾)を防げる装甲はほとんどありません。また、この驚異的な装甲貫通力に加え、約34kgの炸薬が充填されているため、敵戦艦へ正確に命中させることができれば、間違いなく決定的な損傷を与えられるでしょう。
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知っていましたか?:大和の砲塔1基の重量は2,700トン以上もあり、これはほとんどの駆逐艦よりも重たいです。 |
この強力な火力に加え、優れた射撃指揮装置によりこれらの砲の精度も高く、最大射程距離においても許容できる命中率を発揮します。一方で、発射速度に関してはお察しの通り速くはありません。とはいえ、毎分2発で射撃することができるため、致命的なほど遅いというわけではありません。大和は最終時の1945年仕様で登場するため、六十口径三年式十五糎五砲(15.5cm)と四十口径八九式十二糎七高角砲(12.7cm)、154挺もの九六式二十五粍機銃を備えています!
大和は重量が約72,000トンもあるため、全体的な速度は控えめだと言えますが、それでもかなり驚くべき速度を実現しています。最高速力は約27ノット(50km/h)で、旋回半径はかなり大きいです。この機動性の低さは大和の弱点の1つであり、装甲は強力であるものの、決して無敵ではなく、位置取りが重要になります。
興味深い事実:大和は日本の大衆文化によく浸透しており、特にアニメ「宇宙戦艦ヤマト」ではタイトル通り主役艦に深く影響を与え、テレビゲーム「大神」では民間伝承のような形で登場しています。 |
個々の装甲についてはあまりに数が多く、ここでは説明しきれませんが、全体的な防御力は非常に高いです。主装甲帯の厚さは400mm以上で、傾斜もついています。また、甲板装甲は最小でも約200mmの厚さを有しています。そして、最も厚い装甲は砲塔正面にあり、その厚さは650mmと並外れており、これは戦艦に施された装甲の中で最大の厚さを誇ります。
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理論上は驚異的な数値であるものの、通常の射程距離から放たれる敵のAP弾(徹甲弾)を斜めや正面から受けると、大和の装甲を貫通されてしまうため、この巨大な怪物の位置取りは非常に重要になります。大和にとって最も理想的な位置は距離を置いた場所であり、大戦時において最も強力なAP弾(徹甲弾)を搭載するため、敵にとって安全な距離は存在しません。だからこそ、敵艦に近づくことで、不必要に大和の利点を弱める必要はありません。
戦艦における最終ボスを『War Thunder』に実装することができ大変嬉しく思います。次期大型アップデート「リヴァイアサンズ(Leviathans)」で大和が登場した際には、この強力な戦艦を大事に扱ってあげてください!今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。今後も発表される開発記事にご注視ください!
※なお、本兵器の性能は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。
The War Thunder Team