MSC:道を切り開く者
2025-06-03 10:00
解説
今回は、新しいシステムの試験・評価を行うために開発された最初のルクレールであるMSCを紹介します。本車両が、次期大型アップデート「リヴァイアサンズ(Leviathans)」の実施と共に『War Thunder』に登場します!
MSC 主力戦車(中戦車) フランス ランクVII
特徴:
MSC紹介
MSCは、最初に生産されたルクレールであり、電子機器や砲安定装置といった将来のルクレールで使用されることになる重要な機能の試験を行うために製造され、1986年から1989年までテストベッドとなりました。最終的に1992年に初めて生産され、今日の私たちが良く知る量産型のルクレールへの道を切り開きました。今回は、すでにゲームに登場しているルクレールの派生型と比較していきたいと思います。それでは、詳しく見ていきましょう!
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すでに『War Thunder』でルクレール戦車をプレイしたことがある方であれば、ルクレールの特徴がその素晴らしい火力であることはご存知でしょう。これらと比較すると、MSCは120mm滑腔砲を搭載し、AMX-40と同じくOCC 120 G1 HEAT-FS(翼安定式対戦車榴弾)とOFL 120 G1 APFSDS(装弾筒付翼安定徹甲弾)の2種類を発射可能です。乗員が4名ではなく3名という欠点はあるものの、これらはすべて自動装填装置による補助を受けられます。そして、FCSの仕上げとして、砲手用のレーザー測遠機と熱線映像装置が備えられています。
興味深い事実:「MSC」は「Mulet Système Complet」の略であり、これは「フルシステムテストベッド(full system testbed)」を意味します。 |
火力はAMX-40と同等であることは分かりましたが、装甲はどうでしょうか?量産型のルクレールと比較して、MSCの装甲は全体的に簡素化しています。また、鋭い方はお気づきかもしれませんが、発煙弾発射機が砲塔後部ではなく砲塔側面に配置されており、その数も14基ではなく6基となっています。一方、自動装填装置の一次弾薬格納架には24発が格納されており、これは量産型のルクレールの22発よりも多く、役に立つことがあるでしょう!
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MSCは、車体後方から突き出た太い排気パイプを備える素晴らしいエンジンのおかげで、70km/h以上の最高速度に到達可能です。また、この排気パイプにより、排気ガスを車体上方に排出する量産型のルクレールとは異なり、MSCは車体の側面と上方に排気ガスを排出します。
まとめると、MSCは量産型のルクレールに引けを取らない優れた戦車であり、ランクとBR(バトルレーティング)が低いため、より適したラインナップに組み込むことができます。お読みいただきありがとうございました!今後も発表される開発記事にご注視ください!
※なお、本兵器の性能は、ゲームへの実装前に変更される可能性があることを予めご了承ください。
下記パックにより、研究を大幅に加速することができます:
下記スターターパックで、フランス兵器の研究を開始しましょう: | 下記パックにより、MSCの研究を大幅に加速することができます: |
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The War Thunder Team