コミュニティアップデートNo.7:近日発表内容に関する紹介
コミュニティアップデートの時がやってきました!夏も佳境に入り、現在私たちは9月に予定されている次期大型アップデートに着手しております。いつものように、今後追加されるコンテンツについてお話していきます。また、無料デカール2種類と購入可能な特別なパックも用意しました。それでは、お気に入りのお菓子を片手に記事を読み進めていただけると幸いです!
免責事項:開発ブログ、Devサーバー、正式リリースなどに先んじて、開発中の情報を共有できることを嬉しく思っていますが、本記事内の新機能、新兵器、新マップについては、変更、延期、または中止される場合があることにご留意ください。『War Thunder』では、常に開発が行われており、他のゲーム開発と同様に、予期しない遅延や予想外の状況が発生することがあります。ゲーム情報に関心をお寄せいただきありがとうございます! |
コミュニティアップデートボーナスを手に入れましょう!
無料のボーナスとクールなパックの提供です!2024年に配布したデカール「機密情報はもう懲り懲りだよ(No Sekrit Dokuments, Please)」を復刻しますので、手に入れ損ねた皆さまに関しては(と言っても8万人以上が有効化してくださいました!)、今回新たに獲得できるチャンスを得ます。 また、新たにデカール「機密情報(Sekrit Dokuments)」を作成しました。両方のデカールを獲得するには、こちらでコード「NOSEKRITSINSIDE」を有効化してください!以前のデカールを既に保有している場合、新しいものだけを獲得します。 | ![]() デカール「機密情報はもう懲り懲りだよ(No Sekrit Dokuments, Please)」 | ![]() デカール「機密情報(Sekrit Dokuments)」 |
ゲームにアクセスした後、このデカールはカスタマイズ画面の「スペシャル(Special)」→ 「カタツムリ(Snails)」および「その他(Other)」で見つけることができます。
注意:上記WEBサイトで有効化した後に必ずゲームにアクセスをお願いいたします。『War Thunder』へ期限までにアクセスしなかった場合、このデカールはアカウントへ配布されません。 |
デカールのコードは、8月15日(金)(JST)から9月1日(月)19:00(JST)まで有効です。
最後に、皆さまのプロフィールを装飾できる非常にトップシークレットなパックをご用意しました!このパックには、トップシークレットなアバターフレーム、トップシークレットなデカール、トップシークレットな称号、さらにあまりシークレットではないが、便利な300ゴールデンイーグルが含まれています。
コミュニティアップデートパック ![]() |
本パックの内容: - アバターフレーム「トップシークレット(TOP SECRET)」 - デカール「トップシークレット(TOP SECRET)」 - 称号「トップシークレット(TOP SECRET)」 - 300ゴールデンイーグル |
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次期大型アップデート
次期大型アップデートで実装予定のものを見ていきましょう。
新たな戦車モジュール
私たちは、まだ組み込まれていない車両に対して、完全新規または改良された内部モジュールを追加し、更新作業などに継続して取り組んでいきます。T-64およびT-80シリーズでは、自動装填装置モジュールが改良され、砲塔リング上部のコンベア機構を模した要素を追加します。この新たな要素は、すでに実装されている自動装填装置モジュールの機能を保持し、自動装填システムをより簡単に無力化することが可能になります。垂直方向および水平方向のドライブモデルも改良されたことで、より正確になり、一般的には戦車内のスペースを僅かに多く占めるようになります。
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これと合わせて、すべてのT-72、T-90、ZTZ96、ZTZ99、VT4A1、WZ1001には新たに詳細な戦車モジュールが追加されます。
近々これらの詳細を公開し、将来的により多くの戦車に対して追加する予定です!
新たな海戦機能の導入予定
海戦において、私たちは主口径砲のみを発射するか、主口径砲と副口径砲を同時に発射するかを選択できる新しい操作の追加に取り組んでいます。現在、これはコントロールメニュー内の切り替えでしか行えませんが、独立した操作を追加することで、戦闘の最中でも操作がより便利になり、艦艇の性能を最大限に引き出すことが可能になります。
燃料投棄の更なる追加
航空機においては、より多くの機体に燃料投棄のメカニクスを追加します!今回は、グリペン、F-15、F-16、F/A-18、ユーロファイター、ラファール、Su-27/30ファミリー、トーネードなどに追加する予定です。
F-16 AMRAAM
皆さまからいただいた、イタリアのF-16A ADFの兵装に関するフィードバックを確認した後、私たちはその兵装に、イタリア空軍で運用されていた際、使用していたAIM-120 AMRAAM(Advanced Medium-Range Air-to-Air Missile:先進中距離空対空ミサイル)を追加することを決定しました。これにより、このプラットフォームのBR(バトルレーティング)が上昇することになりますが、より高度な最新の兵装で戦うことができるようになります。イタリアのF-16A ADF、アメリカのF-16A ADF、中国のF-16A MLUにも新たなAIM-120モジュールが追加され、BRが上昇することになります。これらの航空機に対するフィードバックを寄せていただきありがとうございます。これらのリフレッシュされた兵装を気に入っていただけると幸いです!
特殊爆弾搭載機
私たちは戦車戦について、最も高いBR(バトルレーティング)範囲に新たな特殊爆弾攻撃機を追加する予定です。BR11.3以上では、 F-111F、トーネード IDS ASSTA、Su-24Mが戦場に最後の花を咲かせるプラットフォームとして使用できるようになります。これらの航空機は、現在のトップランクの特殊爆弾搭載ジェット機よりも最新のRWR(Radar Warning Receiver:レーダー警報受信機)や対抗手段システムを搭載しています。そのため、ゲームで最も高いキルストリークを達成した猛者の皆さまに対して、より快適に爆弾を投下できる体験を提供してくれます。
レーダーのUI改善
私たちは、航空機のレーダーシステムのより便利なビジュアルと操作方法に着手しています。現在、パイロットの皆さまは多数のキーのコンビネーションを使いこなすことで、ようやくレーダーの真価を発揮していますが、戦闘中に行う操作としては非常に不便です。これを簡略化するため、地上の対空システムでも実装したように、レーダーの操作ロジックに手を加えました。
レーダー画面とインタラクト可能になり、カーソル(「カーソルを表示する」ボタンが有効になっている場合)を使用して操作可能です。ここでは、目標をクリックして選択し、ダブルクリックで瞬時にターゲットをロックオンし、マウスボタンを押し続けることでレーダーの表示領域を移動させることができます。さらに、レーダー画面の周囲に独立したコントロール要素を追加し、そこから他のレーダー機能(モード変更、大きさ調整など)を有効にできます。
アクションパネル内の独立したボタンで、この機能を有効にするとレーダー画面の周囲に表示されるすべての追加要素が表示されます。デフォルトでは、各要素の上部に割り当てられたショートカットが表示されます。この機能を繰り返し有効にすると、ヒントが非表示になり、不要だと感じる場合は、ヒントを完全に削除することも可能です。
新しいコントロール機能により、初心者の方がこの複雑なシステムを迅速に習得できるようになり、経験豊富なプレイヤーがレーダーを最大限に活用できるようになることを期待しています。また、これによりホットキーの数をいくらか軽減できるかもしれません。上記は、動作している最終インターフェースのプロトタイプです。
ヘリコプターコックピット詳細化
私たちは、RAH-66、Mi-8、Ka29のコックピットの完全な詳細化に取り組んでおり、次期大型アップデートにて実装する予定です。航空機モデル/美術設計チームから直接提供された開発段階のスクリーンショットをいくつかお見せします(テクスチャなしが2機種、テクスチャありが1機種)。
RAH-66
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Mi-8
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Ka-29
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兵器
大型アップデートでは、これまでと同様に多くの兵器をゲームに実装する予定です。いつも通り、ここで述べる内容は、事前に予期しない問題が発生しない限り追加される予定となっています。
地上車両に関しては、前回の大型アップデートでマルチ兵器のSAMシステムを受け取らなかったイギリス、ソ連、イタリア、フランスにSAM車両を追加する予定です。これにより、すべての国家がSAM車両を有することになります。
日本の地上車両ツリーは、ツリー内の一部の領域において国産車両の選択肢がなかったため、タイの戦車によって補強されます。タイの戦車によってツリーが整えられ、多様になり、一部のラインナップにおいて選択肢が追加されます。
では、日本に何が追加されるのでしょうか?私たちは、コマンド・スティングレイ軽戦車(アメリカにも追加予定)、M60A3 TTS中戦車、M163対空自走砲に加え、さらにもう1両も予定しています。こちらもぜひご注目ください。
もちろん、追加予定の兵器は他にもあり、針で刺してくる航空機や、戦車、ヘリコプター、艦艇などを用意しています。しかし、ここで全て明かすのはやめておきましょう!今後発表されるトレイラー映像や開発記事などで、何が追加されるのかご注目ください。
その他の計画
次回イベント兵器
現在の空イベントのメイン報酬はF-106A “シックスシューター”ですが、ここで次回予定されている兵器のヒントをお伝えしたいと思います。
次のイベントでは、ドイツの巡洋戦艦をテーマにした海イベントで外洋へと回帰します。このイベントが終了すると、今度はアメリカの水陸両用戦車で水中へ飛び込みます(いや、浮かびます!)。
今後の数か月で開催されるイベントに関する情報については、公式サイトをご注視ください。
戦車リアリスティックバトル、艦艇アーケード、リアリスティックバトルにおける追加航空機のスポーンポイントのコスト変更
将来的に(最新情報をお待ちください!)、戦車リアリスティックバトル(Realistic Battles:RB)、艦艇アーケードバトル(Arcade Battle:AB)、艦艇リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)における航空機のスポーンポイントの仕様ついて変更を加える予定です。
現在はどのような仕様でしょうか?一度おさらいしましょう:同じクラスの航空機で2度スポーンする場合、2度目のスポーンに必要なSP(スポーンポイント)が増加します(例えば、AD-2でスポーンした後にAM-1でスポーンする場合など)。しかし、違うクラスの航空機でスポーンする場合は増加しません。つまり、戦闘機、攻撃機、爆撃機といった順にスポーンする場合は、デフォルトのコストでスポーンが可能です。
では、どのように変わるのでしょうか?戦車リアリスティックバトル(Realistic Battles:RB)、艦艇リアリスティックバトル(Realistic Battle:RB)、艦艇アーケードバトル(Arcade Battle:AB)において、2機目以降の航空機のスポーンにかかるコストは、それまでにスポーンした航空機の兵装によって決定されるようになり、航空機のクラスは関係なくなります。例えば、爆弾を搭載した航空機でスポーンする場合、再び爆弾を搭載した航空機でスポーンしようとすると、たとえクラスが違っていてもスポーンにかかるコストが増加します。
SP(スポーンポイント)の観点から見れば、戦闘機(空対空ミサイルを搭載するか、追加兵装を何も搭載していない任意のクラスの航空機)と、「攻撃用兵装」(爆弾、ロケット弾、空対地ミサイル、魚雷、機雷、AP弾(徹甲弾)の弾帯)を搭載した航空機という2種類のスポーンが存在することになります。
2つの具体例:
これにより、航空機の追加スポーンにかかるコストがクラス基準のシステムから兵装基準のシステムに変更されることで、より合理的になり、メカニクスの意図に沿ってより効果的に機能するようになります。航空機のクラスはほとんど任意に決められるもので、実際に影響を与えるのは兵装です。この変更は、スポーンコストの分配を全体的に公平にするだけでなく、対地攻撃能力を有する航空機で複数回スポーンするのを難しくするため、戦車戦においてそういった航空機が減ることにもなります。
偵察型UAVによる偵察
現在の戦車戦では、偵察型UAV(Unmanned Aerial Vehicle:無人航空機)を通して敵目標を「偵察報告」することは不可能です。しかし、多くのプレイヤーは偵察型UAVに切り替えてマークを残し、戦車に戻った後にそのマークを使用して目標を偵察するという手法で、「偵察報告」を行っています。私たちは、これをゲームプレイの中核の一部にすることで、この方法を正常でバランスの取れたゲームメカニクスにしたいと考えており、この仕様にいくつか変更を加える予定です。
私たちは、偵察型UAVから直接敵プレイヤーを「偵察報告」できるようにするつもりです。また、クールダウン時間についても変更を加える予定です。偵察型UAVを空中に展開している場合、偵察成功後のクールダウン時間が3倍になり、航空機のスポーンポイントの減少が半分になりますが、RP(リサーチポイント)、SL(シルバーライオン)、ミッションポイントの報酬には変更はありません。
この変更により、プレイヤーは偵察型UAVから「偵察報告」することが可能になり、マークを付けた後に戦車に戻って偵察を試みる必要がなくなります(ただし、こちらを好むプレイヤーの皆さまために、この方法は引き続き使用可能です)。それと同時に、バランスをとるために、偵察型UAVを空中に展開している場合は偵察のクールダウン時間が長くなり、航空機のスポーンに必要なポイントの減算が少なくなります。しかし、報酬に変更はありません。
第5世代ジェット戦闘機について
この話題については、いつも多くのご質問をいただいているため、今回は第5世代ジェット戦闘機に関する私たちの計画の一部を共有したいと思います。以下は『War Thunder』ゲームディレクターのヴィヤチェスラフ・ブラーニコフ(Vyacheslav Bulannikov)氏からのメッセージです:
「このゲームに対する注目や、最新の航空機に対する熱意を目にすることができてうれしく思います。今回は、第4++世代および第5世代ジェット戦闘機に関する私たちの計画について、もう少し踏み込んでお話ししたいと思います。 |
今回は以上です!
お時間を割いて本記事をお読みいただきありがとうございました!内容が長くなりましたが、今後の予定についてご理解いただけたかと思います。無料デカールの有効化をお忘れなく。また、気に入っていただけたのであればパックもぜひ手に取ってください。それでは、また次回お会いしましょう!
コミュニティマネージャーと開発チームより
The War Thunder Team